Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

茨城空港再び

2010-12-05 23:56:00 | 交通
茨城空港を再訪しました。

神戸線というおあつらえ向きな路線があるというのになかなか乗る機会が無いのも使い勝手が悪いダイヤのせいですが、スカイマークが2月から新千歳と中部線を開設することが本決まりになり、ダイヤも発表されました。

上海へ4000円で名を上げた春秋航空も好調のようですが、神戸線が例のドタバタで1ヶ月運休し、再開後の10月は搭乗率を大きく落として60.7%となったのが気鰍ゥりです。



なお今回は別件の道すがらに立ち寄っただけで、かしてつバスのBRTなどの見どころはスルーです。


(BRT化で国道のバス停は...)

ちょうど上海線の搭乗手続きの時間帯でしたが、結構な混雑。デッキに出るとこちらもちょうどソウル行きのアシアナ航空機が出発するところでした。



アクセスはかしてつバスの増強の反面、水戸行き、つくば行きリムジンがソウル便対応の便を10月16日から運休しています。神戸便対応の便は残っており、客層の微妙な違いが見て取れます。



そして話題?の東京駅行きリムジンも見てみました。破格の1000円、さらに航空利用者は半額の500円という投げ売り状態での運行ですが、驚いたことに大盛況です。
空港に着いたとき、バス乗り場に行列ができているのを見て驚いたんですが、バスが来た時にはまあこんもんか、という入り。



それが五月雨式に来るわ来るわ。無予約で乗れるか?と尋ねる人も多く、結局補助席まで使っての発車です。
出発もかなり遅れていましたが、どうも上海便からの利用が多いようで、12月7日から1時間あとに1本増発し、ソウル便受けと分離するようですが、7月から上海線が運行しているというのに4ヶ月以上たっての「改善」というのはまさにお役所仕事でしょう。

乗れれば500円、乗れなければ石岡までそれ以上という天国と地獄を地で行くような状況ですが、この盛況を見ると、500円で無いと茨城空港など使わない、ということでもなさそうで、一般1500円、航空利用者1000円でもよかったのでは。



ただ、東京行きバスが盛況で、水戸行きやつくば行きが苦戦というのは茨城という着地の弱さを如実に表しているとも言えるわけです。そういう意味では東京目当ての乗客がまず乗らない神戸線の実績と育成というのは大切なんですが、運行再開後に失速したのは非常に問題です。

利用実態も固まって来たようで、駐車場を見ると栃木県方面のナンバーがめっきり減りました。
これは使ってみたがやっぱり羽田、成田ということでしょうか。これも需要開拓という意味では不安材料です。

県内もつくばナンバーが減っており、水戸、土浦が大半になっています。少数ながらいた関西系ナンバーもさらに減っており、地元の乗りつけが大半という印象ですが、駐車場の利用自体はかなり多く、臨時区画もャcャcいるあたり、クルマで乗り付ける地元の空港に特化して考えた方がいいかもしれませんが、後背地がかなり狭くなった印象です。



「東京の代替」としてLCCを呼び込むのか、北関東の中軸空港を目指すのか。現状はどっちつかずの印象が強いです。




姫路が熱かった件pの秋

2010-12-05 23:15:00 | ノンジャンル
ちょうど今日限りの企画展でしたが...



姫路の県立歴史博物館での企画展。フィギュアの系譜と題してヲタ系サブカルものかと思ったら、サブテーマが「土偶から海洋堂まで」ときました。
そういう括り方ってあり?と思う反面、アイキャッチとしては秀逸とも言えるわけで、なかなか技ありです。
ちなみにこの企画展、「京都国際マンガミュージアム」がメインで、姫路に先立ち開催されていたそうです。

残念だったのは姫路の近くまで行きながら姫路市内に行く機会が無かったこと。さらに悔しいのはこの後年初にかけて行く機会があること(涙)

実はこの秋、姫路が熱かったのですが、結局行けませんでした。姫路文学館で11月28日まで開催されていた「鉄道と旅と文学と」という企画展も非常に興味があったのですが、フィギュアともども未見に終わりました。ちなみに「鉄道と旅と文学と」については「Rail Magazine」編集長の名取氏のブログ「編集長敬白」の11月2日の回で詳しく紹介されています。

フィギュアのほうに戻ると、右下の江口寿史のイラスト、この企画展のキャラクターかと思ったら、なんでも「古代少女ドグちゃん」なる番組のキャラクターとのこと。

なんじゃこりゃ、と京都の本企画展紹介サイトの言を借りると、「毎日放送系の深夜ドラマとして放映され、カルト的人気を博した」「1万年前の世界から目覚めた土偶の神様・ドグちゃんが現代社会の歪みが生みだした妖怪と戦うというホラーコメディ」だそうで、こういった侮れない深夜番組が出てくるのも関西ローカルの面白いところです。(その分タイガースと吉本に頼りきりの日中の独自路線は辟易ですが)