銚子電鉄のぬれ煎餅を巡るフィーバーから4年が経とうとしています。
危機を脱してさらには伊予鉄道から中古の中古とはいえ「新車」を導入できるまでに立ち直ったのがぬれ煎餅の売上というのもある意味すごいですが、この騒動のおかげでしょうか、銚子電鉄のぬれ煎餅が従前に増して定着した感があります。
さてこのぬれ煎餅、「銚電のぬれ煎餅」と書かれた電車のイラスト入りビニールパックで販売されているわけですが、ここにきてボール紙ですが化粧箱入りのセットを目にしました。
前からあるんでしょうが、濃口、薄口、甘口のセットで、各2枚ずつ6枚セットのパッケージが2組入っているのですが、電車のイラストもカラーになり、「皆様の温かい心が廃線の危機を救った奇跡のぬれ煎餅」と題されています。
普段使いからお土産好適品とグレードアップしようとしている感じで、実際お値段も1枚当たりでみれば普及品が82~86円なのにこちらは105円と割高ですが、レシピも添えられており、従前の素朴な感じも捨てがたい反面、少しは飾り気も欲しかっただけに、これは歓迎したいラインナップの追加です。
ところで、このセットには「奇跡の物語」が入っていますと題され、A4両面の文章が同封されています。
内容は例の騒動の経緯と、今後もがんばります、というものですが、改めて読み返すと当時の危機感が伝わって来ます。
そういう意味でもこのセットはお買い得なんですが、ちょっと気になるのはその文章です。
通常こういう文章を添える場合は、会社名や代表者名なんですが、この文章は総務課長さん名なんですね。(実際には「ホームページに『ぬれ煎餅を買って下さい』とお願いした」との肩書です)
ちょっと違和感を覚えましたが、それもまた銚子電鉄の良さということでしょうね。
余談ですが、久しぶりに銚子電鉄のサイトを見ました。
会社概要を見たんですが、決算情報が出ているんですね。直近の状況は全体で5億程度の売上で、鉄道:その他が1:3の割合。鉄道で1億の営業損失、その他で1億の営業利益を出して全体で1千万の営業利益となっており、やはりどう見ても煎餅屋さんですね、「本業」は。
ちなみに決算の公開は立派ですが、B/SとP/Lのリンクが入れ違ってますね。これも銚子電鉄の良さと言ったら怒られるかな(苦笑)
危機を脱してさらには伊予鉄道から中古の中古とはいえ「新車」を導入できるまでに立ち直ったのがぬれ煎餅の売上というのもある意味すごいですが、この騒動のおかげでしょうか、銚子電鉄のぬれ煎餅が従前に増して定着した感があります。
さてこのぬれ煎餅、「銚電のぬれ煎餅」と書かれた電車のイラスト入りビニールパックで販売されているわけですが、ここにきてボール紙ですが化粧箱入りのセットを目にしました。
前からあるんでしょうが、濃口、薄口、甘口のセットで、各2枚ずつ6枚セットのパッケージが2組入っているのですが、電車のイラストもカラーになり、「皆様の温かい心が廃線の危機を救った奇跡のぬれ煎餅」と題されています。
普段使いからお土産好適品とグレードアップしようとしている感じで、実際お値段も1枚当たりでみれば普及品が82~86円なのにこちらは105円と割高ですが、レシピも添えられており、従前の素朴な感じも捨てがたい反面、少しは飾り気も欲しかっただけに、これは歓迎したいラインナップの追加です。
ところで、このセットには「奇跡の物語」が入っていますと題され、A4両面の文章が同封されています。
内容は例の騒動の経緯と、今後もがんばります、というものですが、改めて読み返すと当時の危機感が伝わって来ます。
そういう意味でもこのセットはお買い得なんですが、ちょっと気になるのはその文章です。
通常こういう文章を添える場合は、会社名や代表者名なんですが、この文章は総務課長さん名なんですね。(実際には「ホームページに『ぬれ煎餅を買って下さい』とお願いした」との肩書です)
ちょっと違和感を覚えましたが、それもまた銚子電鉄の良さということでしょうね。
余談ですが、久しぶりに銚子電鉄のサイトを見ました。
会社概要を見たんですが、決算情報が出ているんですね。直近の状況は全体で5億程度の売上で、鉄道:その他が1:3の割合。鉄道で1億の営業損失、その他で1億の営業利益を出して全体で1千万の営業利益となっており、やはりどう見ても煎餅屋さんですね、「本業」は。
ちなみに決算の公開は立派ですが、B/SとP/Lのリンクが入れ違ってますね。これも銚子電鉄の良さと言ったら怒られるかな(苦笑)