
「復讐者に憐れみを」「オールドボーイ」に続く,
パクヌチャク監督
の復讐三部作、完結篇!!
他に、「JSA」というちょっとお堅い作品もあるけど(あんまりピンとこなかった)
この監督は、やっぱりスゴイ!
三部作といっても、続編でも何でもないのでどれから観てもOKだし、
韓流に馴染みない人でも比較的すんなり観られるんじゃないかな?
ただし、痛さや激しい精神的苦痛を画面上で受けるのに耐えられれば、、、。
意外と今回は痛いシーンをもろに見せないからたいしたことないけど。。。
3つの作品を比較すると、この「クムジャ」さんが一番すんなり観られるはず。
人の親切には要注意!
13年にも及ぶ、クムジャさんの復讐計画とは!?
7(10段階)
「オルドボーイ」8 「復讐者に憐れみを」8寄りの7
なので、三部作ではこの作品が一番下だけど、migの中の7は
結構高いほうで、、。3作品とも、秀逸!!
【監督】パク・チャヌク
【出演】イ・ヨンエ/チェ・ミンシク/クォン・イェヨン/
キム・シフ/ナム・イル/キム・ビョンオク/オ・ダルス ほか
【日本公開】2005 11 12
【製作】韓国 114min
役者たちも、演技派たちの競演。
今回は女の復讐。
「復讐者に憐れみを」では、主人公をヘンな緑の髪にしてたけど、
今度は復讐に燃える悪魔に変身する時、真っ赤なアイシャドウをつける。
これが、けっこう良かった、普通の人がしたら変だけど妙に似合ってるし。
実の娘を人質に取られて、やむなく無実の罪で服役したクムジャさん。
刑務所内では模範生、後輩受刑者からも慕われる、誰にでも親切なクムジャさん。
13年間の刑期中、自分をハメた憎い男への復讐を着々と練ってきた。
出所と同時に"親切"をやめ、復讐の鬼と化す。
まずは娘を取り戻し、親切にして恩をきせた仲間たちに助けを借りる。
ついに男を見つけだし、目の前にして、更なる事実を目の当たりにする。
そして、更なる復讐を実行する!
親切なクムジャさん 公式サイト
ちょっとネタばれ込みでいきます!これから観る人は、要注意 ↓ ↓ ↓
前2作は、そこまでやるってほどの猟奇的な復讐劇だった為、ラストの展開に愕然としたりしたんだけど、
今回はそこまでじゃない。というよりも
ワタシの中では同情、同調、納得。という感じ。
でも直接的でなくても、被害者の家族たちにとっては相当な精神的ダメージ。
普段ニュースで惨い殺人事件を見る度に、
もし、ワタシの身内や愛する人たちを殺されたら、犯人が憎くて憎くて、殺してやりたい!!
と絶対思うはず。というのがあって
その部分で、驚きが無くむしろ当然の酬い、当然の復讐。と感じてしまった、、、。
(我ながらコワイね、、)
確かに、殺したって死んだ愛するひとが戻ってくるわけじゃないけど、
憎い殺人犯が、のうのうとこの世に生きてると思うだけでぞっとすると思う。
とはいっても、あの
共通の人間に恨みを抱いた集団復讐劇には圧倒!
考えつきそうで考えつかなかった。「そうきたか」という感じがさすが
そしてシリアスな状況下にあってもブラックユーモアが効いてて、
ところどころでいい感じに気を抜かせる。
吉幾三な伝道師が差し出した豆腐の皿を、片手で払いのけ「余計なお世話です」
刑務所で石鹸片手ににっこりクムジャさん
刑務所内の憎たらしい魔女を殺すため、親切な人を装って漂白剤を入れて本人の前で、「早く死んでね」
皆で共犯の罪を、犯行後、証拠のために全員で記念撮影したり
殺す前に、用意した凶器のオノが、取り外し可能の付け替え式になってたり
慕ってきたケーキ屋の若い男のこと、「こいつはもしかしたらバカかもしれない」とこっそりつぶやく。(ココ、おもしろい)
「何でも、美しいものじゃなきゃ」とクムジャさんが言ってるだけあって、
映像と美術&小道具もなかなか洗練されてて
移植手術の時の、ふたリにかけてある毛布
ハート柄の色違いで可愛いし
タトゥーの男の腕から手にかけての模様(デザイン)銃をもつ手に銃のタトゥ。
銃に施された模様
全編通してBGMのバイオリンクラッシック。
クムジャさんの顔に後光?がさしてあるところ。(ここは、ちょっと笑可しくもあり★)
細部にもこだわり見せて美意識高め
前2作品と、リンクさせた部分もあって全部観てればなお楽しめる仕掛け。
カメオ出演で、過去のパクヌチャク作品に出演したことのある俳優たちが。
オ・ルダス/キム・ビョンオク/ソン・ガンホ/イ・スンシン/ユ・ジテ(一瞬だけど存在感アリアリ)など。
特に、「復讐者には憐れみを」チームにはもっと出て欲しかった~。すぐ死んじゃうのはもったいなかった
「誘拐には、いい誘拐と悪い誘拐がある」というセリフも「復讐者に憐れみを」の中でのセリフと全く同じ。
でも、疑問や?もある。
1.あの伝道師、吉幾三は結局金もらって雇われてて、その後全く出てこないのもただのそれだけの役割??最後まで出そうよ。
2.前半が、人間関係と過去の説明だから仕方ないのかもだけど結構ダラダラ。
3.クムジャの子供を誘拐する=自分の子なはずだけど、一瞬、自分の子を誘拐するってこと??と疑問に。ちょっとややこしい。
4.ケーキ屋の若い男は、クムジャが若い男をも誘惑する悪い女のイメージを入れたかったのかもだけど、ラストシーンにもいたけどあんまり必要ないんじゃないか~?
5.頭がおかしい犯人、チェ・ミンシクはもちろん凄ーく巧い人だけど、
イメージがなかったせいか、どうもギリギリまで悪人だとは信じられなかった。
それとも、凶悪犯って意外と見た目普通で、それとは見えず、「あんな人が」というカンジを狙ったのか。
6.ラスト、真っ白なケーキに顔を突っ込むクムジャさん。
やっと心も清めました、、、、。なんだろうけど
ちょーーーっとあっさりしすぎた気がする、、、
え。終わり??ってちょっと思ってしまった
7.出所してからも、クムジャさんに助けてもらったお礼に、
一番器量がよいからといって
あんな男と、愛もない(あったかも?)結婚生活をするハメになった
あの子は相当かわいそう。
8. 自分を罪人に陥れて、
子供と引き離され、人生をめちゃめちゃにされた事を考えれば、
生きてる時に足に二発食らわせて、最終的に皆の復讐が終わったあとで
最終的に死体に撃つ、ということで
本当に報われたのか???
ワタシなら、「覚悟」または、「観念!!」「地獄へ堕ちろ!!」(こわっ)
と生き地獄にして殺すでしょう。
怖いね、恨みって。オンナって。いやワタシって。
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いつも読んでくれて&応援してくれてありがとう~
もう一度見直さないとぜんぜん覚えてないわ 笑
復讐者、傑作だよー
昔レビューしたけどまたみたい。
結構、評価高いね!
私も、面白かったんだけど、やっぱり疑問に思うところが結構あったわ。
ケーキ屋の男の子、いらないし・・・と。
今回2作品しか見て無いけど、「復讐者~」はどうだろう?
TBありがとです~
古い記事でもぜんぜんいいですよ、
そうですね、わたしもまた観直したいの。
あ、ガンホこれにも出たんでしたっけ?
チェミンシクも良かったなぁ。最近みないけどどうしてるのかな。
あとでお邪魔します☆
古い記事にTBさせてもらいました。
いやあこの作品、かなり凄いです。
「渇き」よりインパクトありました。
イ・ヨンエさん演じるクムジャさんの
天使と悪魔の二面性、何とも不気味でした。
もっと早く鑑賞すれば良かったなあなんて
思いました。ソ・ガンホはちょっとだけの
出演でしたね。
はじめまして。
記事を褒めてくださってありがとうございます
このレビューあらためて振り返ったら
あの頃は時間があったんだなーって思いました(笑)
感想細か過ぎ!
この作品、じかんがあればもう一度みたいくらいです。
この監督の作品、復讐3部作、好きなんですよ~。どれもいいです。
ななさん、こちらこそ今後も宜しくおねがいします☆
またあそびに来て下さいね
わたしものちほど(夜)お邪魔しますね♪
初めてお伺いさせていただきましたが
とても楽しく,また深い感想が盛りだくさんな記事を
堪能させていただきました。
この「クムジャさん」は,凄くよくできた作品だと思います。
それにしても,こんなに多様な疑問点をあげておられて,それも指摘されればいちいち合点の疑問点ばかりで,ひとり爆笑したり,うなずいたりしながら読みました。
あの伝道師が吉幾三ってのは笑いましたよー。
TBもさせていただきました。これからもおじゃまさせてくださいね。
ニガテな人は苦手なジャンルですよね、、、
分かります☆
でも、ちょっとダークなユーモアがあって、引き込まれる
キャラクター&行動でしたよね
人の恨みは恐ろしい、と
この監督の作品はいつも思わせます
最近、姉歯元建築士をみてるとチェ、ミンシクを思い出してしまいます。。。
「私怨」は、法にまかせとか、復讐はループするからダメ、とか言われたりするけど、その必然、契機があれば、殺すことも充分ありうると思います。
「縁」だけの問題で、他人がとやかく言う必要はないでしょう。
コメントありがとうございます。
色々と怖いですよねー、、、パク監督の復讐劇は
容赦ないです。
今後も宜しくおねがいします☆
集団復讐劇…確かにありそでなかったですよね。僕も「おぉ!」って思いました。漂白剤入れられたおばちゃんが怖かったです。夢に出たらどうしよ?
僕の方もTBさせていただきました。これからもよろしくお願いします!
このおじさん、スゴイ俳優ですよねー、
ほんと雰囲気あるし。
「復讐者に憐れみを」はご覧になりましたか??
こっちもスゴいですよね。
3部作で完結しちゃうのが残念!
もっと観たいのに~
あまり韓流モノって見ない私なんですが
(肌に合わないようです~(^~^;))
「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクおじ様の魅力にふらふら~(笑)
と誘われて、鑑賞しました。F^^;
インパクトは「オールド・ボーイ」を超えられなかったものの
人間の業や悲しみの表現は「クムジャさん」の勝ちですね。
全体に、昭和初期の日本映画の香りが漂っていて不思議な雰囲気の作品でした。
こちらからもTRBさせていただきました~ヽ(^o^)丿
コメント、ありがとうございます♪
楽しいと思ってくださって嬉しいです
良かった映画は特に力はいって楽しんで紹介したくなっちゃいます☆
そして他の観た方とこうしてお話するのが楽しいことだとblogを始めてから知りました。
これもご縁ですよね
またお暇があれば見にきてください
それにしても、migさんの記事は楽しいですね。
面白く見させてもらいました。
どうもありがとうございます。
みてくれたのね~。
誕生日お祝い、ありがとう
トロント通信、今回いっぱい書きたかったんだけど、
映画のレビューもやってるから(それがメイン)
追い付かなくって、、、
またみにきてね!
yueまーだ日本に戻る気ないみたいよー。
とりあえず、冬のうちに一度は帰国しそうだから
そしたらまた遊びにおいでね~
YueとTORONTOで出会ってラブラブ
Mayaは日本に帰っちゃったけど、今度はMIGちゃんとYueママがTORONTOに行ってたんだってねー
おとといはSHOHと4ヶ月ぶりくらいに会ってすっごい楽しい時間過ごしたの
YUE ファミリー大好きです
TORONTO通信楽しみにしてます
なるほど、、、興味深いです。
そうかも知れません、
なかなか深いですね、
確かに、全身黒づくめの衣装でしたもんね。
真逆効果ですか、、、、うーむ。
読みも深いです。。。
そうかぁ~
ありがとうございます。
言われてみれば言ってましたね。
うーん。やっぱりややこしい
一言一言、逃せませんね
ペクの子種(お下品)子供達の親への説明の時に「子供が出来ない体だったそうです」とクムジャが言っています。
>4.ケーキ屋の若い男は、クムジャが若い男をも誘惑する悪い女のイメージを入れたかったのかもだけど、ラストシーンにもいたけどあんまり必要ないんじゃないか~?
私なりに考えてみました。
パク・チャヌクはこの作品で「黒と白」の真逆効果を多用していると思うのですが、彼(そして娘ジェニー)は「白」の存在。誘惑したのは、彼のまぶしい「白」を自分の「黒」に汚したかったから?
ラストの、黒い復讐服をまとったクムジャ以外は、雪、彼、ジェニー、そしてケーキみんな「白」。周りを「白」に囲まれても、どんなにケーキに顔を埋めても、クムジャの「黒」は決して白くはならない=罪を贖えないことを表現したかったのでは?
うーん、この三部作で復讐ものが終わりといわず
もっとやってほしいー (笑
そしたら監督っていったい何がそんなに憎いのか!
ってカンジですね。
怖かったです、かなり。
泣きそうになりました。
トラバありがとね♪
復讐・・・じゃなくてお返し致します
そしたらあそびにいきます~。
ワタシは去年はblogやってなかったのでレビューないけど、
去年のベスト4位でした
忘れた頃にまた観たいっておもってたけど、
あの衝撃は簡単には忘れないわ~
原作の漫画の方は未見ですけどね。
この三部作は、好みによって順位が皆さんばらばらみたいですね、
パク監督はこれだけ復讐モノを作っておいて、
復讐自体には意味が無い、みたいな事をいいたいらしいです
復讐者に憐れみを も観てみてください~。
いちばんグロく、そして重いです。。。。
ところで、トイプードルですかぁ~
kazuponさんのワンちゃん、ほんとかわいー
クムジャさんよりいいって聞くんですけどもっと精神的に来るって聞くもので・・・耐えられるかと思って。
怖いですけどそろそろ観てみようかな。
でも怖いです(笑)
「オールド・ボーイ」と本作しか観て無いんですけど、似て非なる映画で力量のある監督だな~って
思ってます。
あの集団復讐劇は面白いですね。人間憎しみの頂点に
立つとむしろ滑稽になってしまう感じでしたし。
ふと日本のこれまでの家族が同じシチュエーションに
置かれたらどうするか?なんて想像してしまいました。実際はもっと理性的な行動に出るのかなぁなんて。
リンクありがとうございます!恐縮です^^
こちらはまだブログリンク設けてないので、
作ることがあれば真っ先にリンク貼らせてくだだいね
~^^
観てないひとにも興味持ってもらいたいと、良かった映画はしっかりオススメしちゃってます
今年も早、ラストスパートですね
思い出せないな~。
だとしたらよけい紛らわしいですよねー
見所満載です。
TBありがとうございました!
ジェニーは先生の子じゃないですよ
先生は子供が出来ない体です
丁寧なんて言ってくれて、
面白かった作品は言いたいことがありすぎです
あれ、「いい復讐」悪い復讐じゃなくって、
いい誘拐、悪い誘拐の間違いですっ
訂正しなきゃ、ごめんなさいっ、
いい復讐、なんてないですよねー
わー。
復讐で何も生み出さなくても、きっと憎くて恨んで、殺したくなるんですよね。。。きっと。
ほんとに殺せるかは別として。。。。
正直、もうちょっと面白いかなと期待してたんですけど。
でもなんだかんだいって
面白かったです
トータル的には「オールドボーイ」の最初から最後まで緊迫したカンジが好きです
DVD出たら、クムジャさん、また観てみようとおもってます
コメントありがとう
この監督作品だいたいがグロかったり、描写がおぞましいので
ダメな人はだめですね。。。。
ワタシは全くOKなんで、今回もうちょっと強烈にしても良かったんじゃ?なんて恐ろしいこと思ってました、
でも映画から影響受け、実際に行動起こす事件も少なくないので、注意必要
JSAはずいぶんまえに観て、実はあんまり覚えていないのです
またみなおしてみようかな。
命にかかわる重大な手助けをしたのに
銃のお礼だけなんて
あの顔に照らされる光もおもしろかったです
この作品に対するアプローチが丁寧で、いろいろ思い出すことが出来ました。
「復讐には良い復讐と悪い復讐が~」のフレーズは、気持ちは分かるんですけれどどうにも賛成しきれないというか・・・。
クムジャの魂は救済されたんでしょうか?
やっぱり復讐は何も産み出さないと思えて仕方ないです。
かといって自分の身内がそういう目に遭ったら復讐を考えると思うし・・・。
難しいですよね~。
丁寧なシーンの紹介。
一つひとつが鮮やかに甦ってきました。
あまりノレなかった私ですが、
だんだんいい映画に見えてきました。
それもこちらを読んだせいかも?(笑)。
イ・ヨンエはクムジャさんを見事に演じたな~と思います。
私は復讐のシーンなど苦手です><
自分的にはJSAの方が好きでした~。
TBさせてくださいね♪
彼女は刑期も短かったし、
そんなに恩義を感じなくてもよさそうなのに。
やはりクムジャさんに後光がさして見えたのでしょうかね。
腎臓を提供されても大したお礼をしなかった人もいますしね・・・