サンダンス映画祭はじめ、多数のメディアが絶賛!
秋に行ったトロントで『ブラックダリア』と同日公開だったので、
こっちを観るかちょっとだけ迷ったけど結構すぐに日本上陸でした

でも英語じゃなく、日本語でちゃんと観て正解★
セリフのやりとりが絶妙だし、
言葉の細かなニュアンスがわからないとダメな映画だから。。。
グレッグ・キニアがパパ、トニ・コレットはママなのは知ってたけど、
何が驚いたって
ゲイの叔父が、スティーヴ・カレルだった

ひげもじゃに顔を覆われてて、コレ誰じゃぁ?って思いながら観てたの、
エンドロールでわかってびっくり

全然、気づかなかったよぉー。これだもん。



え?そのままじゃんって?イヤ、何かチガウ
コメディ俳優として、ウィルフェレルと共にあちらではかなり知名度のあるお方。
日本では『40歳の童貞男』でやっと少し知られるようになったくらい?
じいちゃんに頼まれてエロ本を買ってる姿を知人に見つかるシーン、笑えた

ま、この人のことはさて置き。。。
アリゾナ郊外に住むフーヴァー家。

リトル・ミス・サンシャインコンテストに繰り上げ入選した娘オリーヴ。

ニーチェに陶酔する喋らない兄、○○未遂した叔父、"負け組"否定の父親、
わりとフツーのママ、そして老人ホームを追放されたヤク中おじいちゃん。
個性豊かなへんてこりん家族がおんぼろミニバス(でもカワイイ!)でカリフォルニアを目指す~。

クラッチ壊れたリ、ドアまでハズれちゃう


バラバラな家族が織り成す、ほんわかロードムービー

後半のミスコンシーン、ちょっと太めなオリーヴのダンスが最高


他の、子供なのにケバメイクをして大人みたいな顔になった女の子たちと比べ、
全くフツウな感じでとてもミスコンって感じじゃないこのコが
おじいちゃんから学んだ奇妙なダンスを一生懸命披露する姿、可愛い

それまではあんまり笑えなかったんだけど、
このシーンですっかり心持ってかれた

ココ、けっこうツボにきちゃった


一番の見どころ。
パパたち皆までヘンな踊りで娘を応援する姿にもちょっぴりジーン。。。。









この作品、既に日本でも評判がいいみたい。
この映画でよく出てくる "勝ち組""負け組"って言葉、好きじゃないの。
世で言ういわゆる「負け組」に属する人だって、
ヤル気と向上心があればそれは負けなんかじゃないって思う。
この作品では人間は勝ち負けじゃない、人の痛みや気持ちを理解することが大切、
ということをシニカルな笑いの中で訴えてる。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』などのウェスアンダーソン監督作品に系統ちょと似てるかナ。
指名された監督はミュージックビデオなどを手掛けていた映像作家夫婦、
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファレス。

毒舌なエロじいちゃん、アラン・アーキンもかなり良かった~

でも、あんなになっちゃうとは。。。。(笑)

絶賛公開中~


LITTLE MISS SUNSHINE 2006年 アメリカ 101min
第19回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品
ドーヴィル映画祭グランプリ受賞作品
シドニー映画祭、サン・セバスチャン映画祭観客賞受賞作品
















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