ここまで一途な男もすごい。
ロベルト・ベニーニ監督は今作でも主演/脚本/製作全てこなす。
べらべらべらべらずーっと出ずっぱりで喋りっぱなし!のベニーニはロマンティックで饒舌な詩人。
この作品、そんなミスマッチな印象ながらも、素敵な映像

原題は「トラと雪」

過酷さを増すイラク戦争のさなか、最愛の妻が戦渦に巻き込まれ意識不明に。
最愛の人の命を救うために全てをかけて看病する夫。その甲斐あって、意識は回復するが記憶は戻らない。
そんなある日、妻の姿が夫の前から消えてしまう…。

何と言うか、道化師のような、チャップリンのようなベニーニの愛に溢れた映画で、
かなりベタ。コメディのベタは大好きなんだけど、
恋愛のベタがニガテなわたし。
そりゃありえんでしょー
なんてつっこみたくなりながらも、一生懸命なベニーニ演じるアッティリオの姿に、
これはつっこんじゃいけないのよね。と妙に納得させられながらの鑑賞。

これだけひとりの人をずっと愛するという姿を見せられると、
素直に感動する人は本当に心打たれるんじゃないかな?

ストーカーのような超モーレツアタック(笑)がすごい


愛するあのひとの為なら例え火の中、水の中!を地でいく男
主人公が詩人なだけに、素敵な台詞は随所に出てくる。
「ローマで雪の中にトラを見たら、あなたと暮らすわ」という愛するひと。
子供たちに聞かせる、初めて詩人になろうと決めたエピソードがステキ


ただ、いいなぁと思ったと同時に気になった点もいくつか。。。。
詩人で友人のジャンレノの存在。
中途半端であまり意味がなかったような気がする。
とりたてて、ジャンレノである必要性のない役で、ジェンレノじゃなくてもいいし。
でも、途中にある悲劇は悲しみを煽るようになっていた。
それと、コメディである部分がほとんど笑えなかった、、、

わたしにはどうもわざとらしく感じてしまって、1つも笑えなかった。
笑いのツボが違うのかも、、、、
約2時間の間、途中なかだるみ感あり、ちょっと長いなーと感じちゃった。
あ、ラスト近くになって女性の正体が明らかになるんだけど、気付かなかったなぁ

あれは驚かしどころなのかなー??
"トラと雪"のシーンは美しかった

夢の中のシーンで、
トム・ウェイツがこの作品の為に書き下ろした曲を熱唱するのは見どころのひとつ★







戦争、病気、という陰の部分が裏テーマにあるけれど、
あくまで前向きすぎるほどポジティブに、優しすぎるほど暖かく愛を歌う。
わたしはハマらなかったけど、伝わるひとには伝わるであろう、ベニーニの愛の結晶

ベニーニの喋りっぷりに圧倒されながらも、
"永遠の愛"というものについて考えてみたい人にはおすすめ★
ベニーニが好きじゃないって人にはツライかも。

でもやっぱりこちらよりも、、、



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