あの、ホントに怖いジャパニーズホラー「リング」の原作者+監督
(鈴木光司+中田秀夫)の「仄暗い水の底から」のハリウッド版リメイクがこれ。
本当は夏に公開だったはずだけど、遅れてこの秋日本上陸!!試写にて観てきた~。
11月12日、公開
ダークウォーター公式サイト
数年前に日本版を観た時には、「リング」のコンビだしどれだけ怖いのかワクワクしながら観たんだけど、全然怖くなくてがっかりしたっけ....。
今回監督したのは,意外にも
「モーターサイクルダイアリーズ」や「セントラルステーション」で
人と人の心の絆を上手く描いていたウォルターサレス(ハリウッド進出第一作目!)
オリジナル版では黒木瞳演じた母親役に、 ←日本版
あの不気味映画「フェノミナ」以来、シリアスな演技に定評ある
ジェニファーコネリー
脇もムダに豪華で、
ティムロス(老けた)、ジョンCライリー(いつみても同じ)、
ピートポスルスウェイト(「ブラス」)
「ユージュアルサスペクツ」のコバヤシ...
え~と、本題。
1999「シックスセンス」
2001「アザーズ」
2005....と謳ってるけど、それかなり言い過ぎ。
ホラー好きのワタシから見たらこの映画、ホラーのジャンルにはあまり入れて欲しくない。
全然怖くないんだもん。
ホラーと言うより、心理ドラマ??とか。
日本版の方が、やっぱり雰囲気が怖いから恐怖はやや上。
映像は全体的にダークで、雨が降ってたり水が深く関わるからじっとりした湿度さえ感じるし、
上手く雰囲気はでてるんだけど、
何しろ前半の早いうちに展開が読めるのがキビしいかな。
観ながらドキドキするってシーンもほとんど皆無だし。
それとやっぱり、子供が、見えない何かと話をしている、、、!っていう恐怖はもう何度も映画で使われていて、全く意外性もない。
元々、ストーリーは単純だから、薄~く延ばして引っ張ってるって感じ。
暗~く、淡々と話が進むから退屈と感じる人さえいそう....。
脚本もよく出来てるし日本版よりも、より母親の心情をクローズアップしているのは、やっぱりこの監督の力量かとも思うけど、
わざわざリメイクする必要があったのか?と疑問に思ってしまった。。。。
原作本を読むのが一番怖いかも?!(読んでないけど)
原作本
自分の中のイマジネーションが一番恐怖を生み出す気がするから。
主演のジェニファーコネリーの上手さは勿論、今回娘役の女の子凄くかわいいし上手★
ちょこっとネタばれ込みツッコミ
1.蛇口から髪の毛一房出てきた時点で、そうとう大変な事態だと思うんですけど。
2.自分の子が、存在しない子供の名前を口にしてお友達だと言う。その名前の書かれた"物"を見つけたら、普通はかなりビビるって!
3.上の部屋が全部水浸しだったら、一部の雨漏りじゃすまないんじゃ???
4.近所の若い男ふたりは意味有るようにみせてるケド誰も疑わないと思うから存在の意味なし。
5.え?ラスト、女の子ずいぶんと物わかり良すぎじゃない?
単純明快ストーリー
1.離婚をしたばかりでお金がないので、NYマンハッタンではなく、家賃が格安のルーズベルト島へお引っ越し。
2.引っ越したはいいが、天井にある大きなシミから雨漏りが!!
3.管理人に直すよう、頼む。
4.自分の娘が見知らぬな名前の子供と接触してるらしい?
5.上の階の部屋へ。蛇口がでていて水浸し!!
6.自分は過去のトラウマから、夜毎悪夢にうなされる。
7.娘の後を追い、屋上に行くとそこに子供のキティちゃんのバッグが。
8.管理人に預けるが、後日ゴミ箱で見つける。
9.娘がお風呂に入っている間、「本を読んで」と自分の横に現れたのは。。。。!!
ワタシだったら、こんな気味悪い部屋、すぐ引っ越すけどね
5(10段階)
元々そんなに怖くない話だから、ホラー苦手な人にもOK!
って言っても、オススメするほどではないなぁ~。。。。
雰囲気は日本版よりもこっちの方が好きかな。
製作スタッフは一流を揃えた。
音楽は、mig大好きな「マルホランドドライブ」を手掛けた人!
■staff■
監督: ウォルター・サレス
脚本: ラファエル・イグレシアス
製作: ビル・メカニック / ロイ・リー、ダグ・デイビソン
製作総指揮: アシュリー・クレイマー
音楽: アンジェロ・バダラメンティ
■cast■
ジェニファー・コネリー
アリエル・ゲイド
ジョン・C・ライリー
ティム・ロス
ピート・ポスルスウェイト
ダグレイ・スコット
カムリン・マンハイム
他
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