なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

腹壁瘢痕ヘルニア

2018年09月04日 | Weblog

 昨日は内科の当番で、当直は耳鼻科医だった。救急外来からの内科入院以来はなかったが、外科には2名の患者さんが入院していた。ひとりは58歳男性で、バイクで転倒して肋骨骨折をきたしていた。もうひとりは44歳女性で、腹壁瘢痕ヘルニアだった。

 子宮筋腫の手術歴がある。診察では臍部の左側に圧痛があり、腹壁内の消化管が触れていた。腹部CTで腸管(小腸)が腹壁内に突出したいる。当直医が整復しようとしたができなかった。当番の外科医が呼ばれて、そこはさすがに用手的に整復していた。腹痛も消失した。待機的に手術する方針で入院になった。

 当方の外来にも、腹壁瘢痕ヘルニアの高齢女性が通院している。ヘルニア門が大きいので嵌頓する心配はない。

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