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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

肺線維症の気胸

2016年05月27日 | Weblog

 肺線維症の77歳男性が地域の基幹病院呼吸器科から転院してきた。先月に気胸で入院して、なかなかリークが止まらなかったらしい。紹介状には奇跡的に止まったとある。送られてきた画像を見ると、見事な蜂巣肺でブラの集合と表現した方がしっくりくる。もうどこが破れてもおかしくなかった。左肺が胸腔ドレナージでかろうじて広がった後に、右肺にも気胸が生じた。軽度であり、もうそちらはドレナージはしなかったそうだ。気胸の起こり方(両側同時、片側でも急激な緊張性気胸ということか)によっては急死する可能性があることを、家族に伝えてあるという。

 自宅に帰しようもなく、一昨日当院に転院してきた(いつもの下請け業)。昨日胸部X線・CTを確認すると右の気胸は吸収されていたが、左肺には軽度の気胸があり、一か所は紐状に胸壁と癒着していた。経過をみて治療を決めることにした。今日の午前1時に冷汗と呼吸苦を訴えた。左肺に呼吸音がまったくないと連絡が来た。気胸の悪化だった。間に合わないかもと思いながら病院に来たが、なんとか持ちこたえていた。急いで胸腔ドレナージを行って、症状は軽減した。肺がうまく広がってこないかもしれないと思ったが、案外広がっていた。はたしてこのドレーンは抜けるのだろうか。

 今月末から6月にかけて、製薬会社主催の講演会が続々とある。特に糖尿病の講演会が多くて、4つの案内をもらった(河盛先生など)。最近の治療を聴くのはいいが、どれに出るか迷ってしまう。

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