goo blog サービス終了のお知らせ 

sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

予想外

2019-10-15 | Weblog
1日ひとりで動いたけど、すごく充実して楽しい1日というのがある。
楽しい1日というだけならよくあるけど、すごく楽しいというのは
何か「予想外の」いいことや、「初めての」いいことがあったときに感じるように思う。
旅は大体初めての場所なのでいつもすごく楽しい。

先日は、久しぶりに行く馴染みのミニシアターで映画館の人と挨拶して
少し近況を尋ねあったりして、そういうのもなんかホーム感があって好き。
そういう場所が少しあると、一人で動いててもちょっとほっとして良いです。

その日はそのあと、暑くてかき氷かビールのことしか考えられない中、
行ってみたかったブックカフェのことを突然奇跡的に思い出し、
乗ってた電車がちょうどその最寄駅に着いたところだったので電車を飛び降りて
初めての道を少し歩き、そこに辿り着いた。
良いスペースで、落ち着いて、冷たいビールをいただき、すごく楽しくなった。
良い日、の大事な要素は予想外のことが何かあることだなぁと、その時思ったんだった。

それから別の日、ジャズミュージシャンのドキュメンタリー映画を観た後
最近できたと聞いていた隣町のジャズバーに初めて行ってみて、
見てきた映画の話をして、ビル・エヴァンスのレコードをかけてもらったりしたんだけど
はじめての店に良いタイミングで行けて、これも「予想外」で
すごく楽しい日だった。

アートを見る時にいつも、自分は驚かされたいんだなぁと思ってたけど
日常の生活でも、ちょっとした予想外がこんなに好きなんだなわたし。
(人からのサプライズは好きではありません。好みのうるさい人間なので
嬉しくないのに嬉しいふりをするのがしんどいので、サプライズはしないで。笑)


人見知り

2019-10-14 | Weblog
なんでわたしは自分が人見知りしたりコミュニケーションに問題があったりなどの
自分の自信のなさを、わざわざ、ことさらに人に言うのだろう?とふと考える。
人知れずエネルギー使うし疲れるし、というダメさに対して同情されたいのかわたし?
あるいは理解?
誤解されるのがいや?

自分を人見知りだと思ってる人でも、人から見たら社交的だったりすることってよくある。
それで、全然人見知りじゃないよと言われると、いや違う!と言いたくなるけど、
改めてよく考えたら、別に人にどう思われてても困りはしないんだよね。
理解されなくても、誤解されても、特に何も困らない。
でも、困りはしないというのになぜ、わたしはつい主張してしまうのか。
なぜわたしは人見知りだということを人に認めて欲しいのか?

人見知り自体は、恐怖感に近いかもしれない、大体の人が怖いから。
でもそれをわざわざ言うのは、
その怖さをわかってほしいのかなんだろうか?と自分で自分に思ったんだけど、
よく考えたらそれも別に共有しなくてもいいんだった。
長く生きてきて、今頃気づいた。別に困らない。

そういえば、
わたしって中身男だから、中身おっさんだからという女性が時々いるけど
そういう人に限ってすごい女っぽい中身だったりするし、
わたしって人見知りだからという人に限って、普通以上に社交的だったりもする。
本人の主張と人の見るその人は、どっちにしても違うし、
どっちが正しいということじゃないしなぁ、と自分を見ても思います。

9月のつぶやき:後半

2019-10-13 | つぶやき
今年のボローニャ国際絵本原画展は、台湾の作家が多かったと思う。
そして今年の日本の作家は他に比べてアナログの手法で描いてる人が多いような。
ほぼみんなデジタルという年もあったと思うけど。
印象なので実際は違うかもです。


韓国ってあかんとこたくさんあるけど(うんりするほどある)、
政治に本気で怒って立ち上がり、大統領まで投獄してしまう市民たちであるというのは、
日本から見ると驚くべき違いよね。
20パーセントくらいでいいからその成分日本にもほしいわ。


ベッドでうつ伏せで本を読んでると猫が横に来る。
パソコンの邪魔はするけど読書の邪魔はしない。


この夏は、スイカをあまり食べなかった。一個丸ごと買わなかった。あかんなー


桜木紫乃の新しい本はカルーセル麻紀がモデルの話なのかぁ。


恋愛などは個人の問題なので不倫でもなんでも外野がとやかくいうことではないけど、
その人が誠実な人か嘘のつける人か弱い人か判断する助けにはなるなと思う。


高校生の頃に村上春樹を読んだときは面白くて、
その頃は新しいのが出るとすぐに読んでたんだけど、
ノルウェイの森のあとは、海辺のカフカとねじまき鳥、それから騎士団長殺しくらい。
騎士団長殺しでは、ああ飽きてるってことかなぁと思ったけど、
海辺のカフカはわりと面白く読んだ記憶がある。
今度村上春樹の読書会があるけど、どうしようかなぁ。
飽きてると思うのはわたしの読みが足りないせいで、
いろんな人の話を聞くとまた楽しめるかもしれない、と思うと気持ちが揺れる。


四捨五入したら還暦、まであと半年くらいと
昨夜、四捨五入したら還暦の人たちと飲んでて気づく。


今朝は本当に、洗顔しただけのどすっぴんでダンスのクラスに行ったけど、
「どすっぴん」と「素顔風」との間には結構隔たりがあります。


「ならでは」に弱いけど、それってどうなのか、ふと。
写真ならではの写真が好きだと思ってたけど、
日本画ならではの日本画が好きか?日本画らしい日本画が好きなわけではないしな。
女性ならでは、大人ならでは・・・うーん。


喉が痛い。たくさん飲んだ翌日に喉が痛くなるのは、しゃべりすぎなのか、
アルコールで胃腸だけでなく喉も疲れるのか?


心に刺さった小さい棘的なものがあるけど、毎日忙しいしそれどころじゃない。
わたしは自分が機嫌よく過ごすために忙しいんだよ。


負の感情、嫉妬や怒り、ハングリー精神みたいなものを原動力にして何かを頑張るのって、
疲れるからやりたくないのよねぇ。
見返してやる、みたいなのってエネルギーいる。


朝からグリルで手羽肉を焼く。東南アジア思い出すわ。めっちゃ美味い。
けどすごいにんにく臭いです。すみません。


猫はパソコンの邪魔は激しくしつこくするけど読書の邪魔はしない。
だから、とりあえずソファに寝転んで本を読んでると、猫もお腹のあたりで寝るか、
どこか別の場所で寝るかするので、それからパソコンを開くというワザをこの頃は使う。
でも本読みながら寝落ちしてしまうことが多いけどな。


短編を一個、猫付きベットに寝転んで読んでから出かける用意。

海辺の家。部屋がどんどん増える海に突き出したドアの部屋がある家で、
先祖が両生類になった人の話だった。


モテる写真家のトークに行って、モテない写真家のトークには不義理したけど、
モテるモテないはこの不義理には関係ない。


少しわかってきたので、もう口をとじよう。じっと。
無駄な推測は意味がないと思うけど、仮説は大事か。


「サタンタンゴ」7時間以上とか異常に長い映画なのですが、
今サイトいたら半分席埋まってるみたいで、みんなすごい。
わたしはみる決心つかない。


宝塚シネピピアの5枚4800円の前売り映画券、あまりに気前がいいので
もうなくなるんじゃないかと心配してたけどまだあった。
安っ!期限もなくて、いつでも使えるの最高。


自分のインスタを振り返ると、何この楽しそうに毎日出歩いてる人は?と思う。
誰?

関西は東京に比べると文化イベント全然少ないんだろうけど、
これ以上あっても消化できないので関西住みくらいがわたしにはちょうどいいわ。
大阪神戸京都普通に行けるくらいの今の場所がいい。


「バカにするな」男。
女もいるけど。どんだけこういう人に悩まされてきたか。
何も馬鹿になどしてないのに、すぐ馬鹿にされたとキレる。
とにかくもっともっと大事にされることを要求する。
コンプレックスとプライドのかたまりは本当に厄介。

自分は自尊感情か低すぎて、馬鹿にされてる方が安心するくらいだから(それも問題だけど)
「バカにするな」人種にはならずに済んでるけど、
すぐに、バカにされた侮辱された傷つけられたと怒る人たちは
どれだけ大事にされたら満足するんだろうなぁ。



最近出かけすぎて、お出かけ耐性がついてきた気がする。
前は1日出かけたら2日休みたかったけど、
今は3連休出かけて平日の夜も出かけてふらふらになりながら次の週末もまた出かけてる。
仕事中に休んでるけど・・・。


冬にたくさん編んだ小さい猫のおもちゃ。
夏頃には飽きたのか遊ばなくなってたんだけど、久しぶりに出したらよく遊んでくれた。
人間が投げると追いかけてじゃれて遊んでくわえて持って帰ってくるので、また投げる。
でも子猫時代みたいにえんえんとはやらず、少し遊ぶとすぐ飽きるみたい。笑


この前、保護猫たちの触れ合いバスみたいのがいて、順番に中に入って猫さんと接触できて、
気に入った子がいたら引き取れるみたいな感じで窓から覗くとかわいい子が何匹かいて、
うちの甘えたの寂しがりにはもう一匹猫がいる方がいいのかといつも悩んでるので
随分立ち止まって見てた。
うちの子、1歳すぎてもう大人だけど、半年くらいで避妊手術もして、
なんだか中身は甘えたのやんちゃ少女のままなのよねぇ。
10代前半くらいの少女の感じ。
ここに、5歳とか8歳とかの大人の保護猫ちゃんがきてうまくやれるのかなぁと。
まあゆっくり考えよう。


ワインのアプリなんだけど、いろんな国の人がそれぞれ書き込んでて知らない言語も多いけど、
結構推測できて楽しい。何語かもよくわからないまま推測する。
フレスコほフレッシュ?シトリコやシトリーノはレモンとか柑橘よね?
クリスピーノはクリスピー。アルファベットで書いてある言語は推測楽しい。
フリサンテ エ デリカーノ、はフレッシュでデリケート、ってことよね?


続けてポルトガルワインのんだけど、
白やロゼのヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)と呼ばれるやつ、好みだなー。
安くて軽やかで善意だけの明るい感じ。


ワインのコルク栓開けるの結構好きで、その辺の手慣れてない男子より上手いと思うけど、
なんしか開ける時はいつも3日くらいで飲もうと思ってるのですよ。
なのに、なぜ一瞬で1本あけてしまう。。。

いい映画を見た時は仕方ない。楽しい時には飲むようにできているのです。
映画は辛い映画だったけど、内容の辛さをこえて、いい映画だったのよ。
あかんわ、あの主役の少年12歳役の子、夢に出てきそうな素晴らしさやもん。
反芻して飲むわそりゃ。。。


時間って足りないか余ってるかのどっちかで、丁度いいことって中々ないよね…というのと同じで、
お財布の中っていらん時にいらんお金が入ってるのに、いる時になぜか入ってない。
今日もなぜか650円しか入ってなかったので野菜を少しだけ買って寄り道せずに真っ直ぐ帰る。


「図書室」のもうひとつの話「給水塔」を昨夜読み終えて寝たら、空き巣に入られた夢を見た。
空き巣に入られた話が競うに残ってたのか。夢の中でも
ごっそりやられて、なぜか息子の写真のアルバムを全部持って行かれててショックだった。
目が覚めてもまだ夢で、もう一度目が覚めてやっと朝。


激甘いシナモンロールを食べてしまった。激甘いシナモンロール美味しいなぁ。
もう一個食べたい(あかん)
あんまり甘くないシナモンロールもあるけど、
シナモンロールは激甘なのが良いとこだと思う。
存分にお砂糖のアイシングがかかってて。あかんけど。


「青いパパイヤの香り」が、プライムに入ってる!
すごく好きでビデオで買って持ってたのよねぇ。VHS時代よ。
久しぶりに見る。


もうぶくぶくに太って、何をどうやってもきれいなフリもできないようになったら、
いろいろとラクなのかもと思うことがたまにある。その方が傷つかないかもしれない。
隠居だから、もうそれでいいのでは。。。
(毎日お腹いっぱい米を食べたいから言うのではなく(食べたいけど


暴で悪辣な権力の側が露骨に個人を潰しにかかるみたいな、映画でよく見るやつが、
リアルに今展開されてる。津田さん…
(あいちトリエンナーレのことです)


今月忙しいなーと思ったら映画を9本見てた。土日わりと詰まってるので、
平日に猫に隠れてレイトショー見に出るの大変なのに、結構見たなー。
(先月は二本しか見てません)


ジュンパ・ラヒリのイタリア語で書かれた小説の一作目。
なにこれやっぱり好き。まだ4ページ目だけど。すごい好き。
彼女のこれまでの英語の小説とはかなり違う感じ。


猫の首輪を外してみた。1歳過ぎて、うちはベランダにも出さないし窓も開けないし、
逃げる可能性は限りなく少ないし、鈴ついてなくても大丈夫かなとも思って。
少し様子見る。首輪のない猫は、ほんの少し自由な感じがする。
飼い猫の家猫に自由なんて欺瞞だろうけど。


どこかに何かを見に行く夢。何人かの女子で一人が運転してくれるというので嬉しかった。
行きにくい場所は連れてってくれる人がいるとすごく助かる。
どこ行くのも時間かけて予習しないと行けない真性方向音痴なので。


丸い生き物は皆かわいいのに、人間の女は痩せたがる。だって痩せたいから痩せたい…


人間に関して言い切れることは、みんな生まれてきていつか死ぬということくらいで、
それ以外に「誰でもみんな」なんてない。
子どもを愛せない親だっていくらでもいるわね。


なくし物って、9割は最初に探したところにある。
でも見つかるのは何度も同じところ見た後、と今までの経験でわかっているので、
2週間前から探してたブレスレットもあの鞄の内ポケットかなと思って、そこは10回は見た!のに
なぜ今そこにある?謎。見つかったのは良かったけど。


前髪を下ろしてふわふわした髪型をしてると、
あーなんてチャラチャラした女なんだろうと思う。まあ、そうだけど。


デモとか参加する人がいたら助成金が出ない、と
2年前に文化庁の人に言われたという話を見て、
朝から大変嫌な気分である。こんな社会を作ってきたやつ、責任者出てこいと思う。
有権者のみなさまですよ。いや、今の政権に票を投じた人たちだ。


人権に関することは、最低限どの党も共通認識があって、
その先の政策の違いとかで差異があるのはいいんだけど、
基本的人権に関して大体のところがおかしいってもうねぇ。。。


毎日暑いし、もう今日は女子に化ける気もない。最低限人間に化けて出かけますが。


炊き込みご飯で牛蒡の果たす役割は大きいよね。
あの土くささ、手強さが、なんとなく全部上手くまとめてしまうおだしパワーの中で
ほのかな違和感となって、それこそが味のポイントになるよね!

9月のつぶやき:前半

2019-10-12 | つぶやき
退屈で代わり映えしない日常というものをこよなく愛しているし
それを十分に楽しもうと思っているけど、たまの非日常はやっぱりいいなー。


先日、混んでるバスで腰を痛めている友達と一緒の時、
友達は若くて20代くらいにしか見えないし見た目にどこか悪そうにも見えないので、
優先席に座ることもできず・・・すぐに他の席が空いたのでよかったけど、
見た目でわからない障害や病気もあるのよねぇと痛感した。


爽やかな旅の空から、ツイッターでヘイターをみてはムカつく
いかつい日常に戻ってきました。


想像力も思いやりもない人は、ヘイト親和性も高いんだなー。


入管であんなにひどい扱いを平気で外国人にする国が、
生活保護では外国人にだけ優遇とか、あるはずないでしょ。


映画がすごくよかった時も、なんかまっすぐ帰れなくて
呑んだくれたりしてしまうけど、
楽しい時にしか飲まない自分としては正しいから仕方ない。


差別的な出版社を拒否していったら、
もう日本の作家は書くところがなくなるんじゃないのかと心配する・・・


2年くらい襟足の青々としたすごく短い刈り上げだったのを
普通のボブくらいの長さでパーマをかけたら、元々柔らかい髪がふわふわして
触って楽しい。
ムースつけるとウェーブは出るけど、ふんわりした柔らかさはなくなるので、
特に予定のない日はムースなし。ほわほわぼさぼさしてるけど触り心地は良い。


以前、維新支持の知り合いになんでか聞いたら、だってなんか変えなきゃいけないでしょ?
今のままではダメですよ。変えなきゃ、変わらなきゃ。維新は変えてくれる、
と言ってて頭痛かったのを思い出した。どう変えるかの中身の方が大事なんだけど…


かつて蹂躙した隣国に、蹂躙の象徴だった旗でもって喧嘩腰で
オラオラ言いながら開くオリンピックって、
どんな「美しい国」のやることだろう?また醜いオリンピックになることだなぁ。


たまに見かけるけど、日本がどこと戦争したのかも知らない人たちがいるようなので、
どこと同盟してたかももちろん知らないのだろう。
そして日本がどんな国だったかももちろん知らないのだろう。
義務教育での近代史の軽視は、歴史否定論者たちのいい下地作りになったねぇ。


ほどほどというのは魅力というより安心かな。


帝王切開になった時と、その後卵巣摘出しないといけなくなった時に切ったお腹は、
普段はなんともないけど咳やくしゃみの時にきゅっと鋭く痛むので、
咳き込みそうな時はとにかくエビのように丸くなる。丸くなってると痛くない。
上向きに寝てたりすると痛くて飛び起きる。


映画の後、きらしてた万年筆のインクカートリッジ買っただけで飲まずに帰る。
インクはいつもブルーブラックだけど、今回初めてベージュグレーがかった茶色にした。


自分はわりと健気な人間であるけど、素直じゃないんだなー


「紫のスカートの女」期待を裏切らない筆力。この不穏な気持ちの悪さ、
冷たくねっとりとしてるかと思えばカサカサと乾いて、なんとも言えないこの空気。
相変わらずすごい。今村夏子、ずっとついていきます。あみこの衝撃が忘れられない。


大学による就職の差がなければ、
みんなシンプルに学びたいことや先生のいる大学を選ぶと思うんですよね。
そうすると教育の質も上がるし無駄な受験なども必要なくなると思うけど。
とりあえず新卒一括採用をやめてみるといいのにといつも思う。
いっそ通信制大学含め、全部の大学を単位制にしてしまえばどうだろう?
移動が遠いと難しいだろうけど複数の大学で取りたい授業を取って、
単位取得して卒業できるとか。


戦争反対、というのは誰でも言うことで、
それを言うからまともな人ということでは全然ないよね。
DV加害者が暴力は大嫌いだけどお前が悪いから、お前のために、お前がさせるから、
つらいけどしかたなく殴るんだ、お前のせいだ、というのと似たものがある人が多そう。
自分は戦争反対で平和主義者なのにあの国が悪いからやるしかないんだ、
自国を守るために仕方ない、ってDV加害者と同じ理屈よね。悪いのは自分なのにね。


この前知り合った人のバーに行きたいし、この前連れてってもらった立ち飲みもまた行きたいし
近所のバーの新しいウィスキー飲みたいし、
土日とお金が足りないと思ってたけど夜も足りない。肝臓も足りない。


とうとうスマホにした!という友だちとやっとLINE交換(今まではメールでした(^_^;)。
旅行と趣味の日々を過ごす、ワカモノに憎まれそうな悠々自適年配者の友だちですが、
21世紀へようこそ!


お風呂の後ちゃんと乾かさずに寝た翌朝の髪のもしゃもしゃがもしゃもしゃ。


一人でいるとき、わたしは醜くて頼りなくて恥ずかしいような生き物なんだけど、
人といて楽しくしている時には、自分は元気できれいで楽しい人間みたいな気がする。
本当の自分はどこにある?ということではなくて、
まあみんなそういうものよね、ということ。


イチヂクと鶏肉とサツマイモのオーブン焼きタイムとバルサミコ風味を作りたい作りたい作りたい。


自分はお人好しだからいつも利用されちゃうのよね、と主張してる人って大体単に無自覚で
一番図々しく周りに迷惑かけまくりの人だったりするよなぁ。


うちの猫は、みゅうみゅういう悲しい声じゃなく、
くぅ〜〜んとか細い声を出して、人間を操る。


膝の上で眠る猫を下ろしてまで行くべきものか、仕事って?


職場で新聞の書評見て、同じフロア徒歩30秒の本屋に行ってすぐ買えるという便利。


日本酒が少し甘かったので、梨を買ってきて日本酒サングリアにした。
あとで少し飲んで、あとは明日の夜の楽しみ。これは本当に引き算の成功した味と思う。


ああ、なんか久しぶりに晩酌じゃないご馳走を作る気がする。
時々ご馳走を作る生活が好きです。簡単晩酌生活も好きだけど。


日本の政治家のように本当に保身だけを考えるなら
文大統領はチョグク氏を今回ひっこめたんじゃないかな。
数年経ってほとぼりが冷めたらテキトーに禊をすませたテイでまた呼び戻すから
しばらくしおらしい様子でのんびりしてて、ってなもんでしょ。
あ、甘利さんの悪口になってた。。。笑
文大統領をまだ信じているわたし自身も、この人事難しいんじゃないの、
あの激しいろうそく革命の国民たちが納得してくれるかな?命取りにならない?
とりあえず引っ込めた方がいいんじゃないの?と最初ちょっと思ったくらいだもんな。
とりあえず、検察との戦いを見守りたい。
それがよその国のことにかまけている余裕なんかないくらい難しいことで、
力を入れているのかもと思うと色々納得がいく。
一方で日本もよその国の話ばかりしてるワイドショーに洗脳されてないで、
政治はもちろん台風被害とか考えること他にあるでしょ。


昨日買った本の一冊が、すでに家にあったので、それを別の本と取り替えてもらった。
また読む本が増えてもた。文庫になるまで待つポリシーだったのがグタグタ。


ほどほどちゃんと仕事して、ちゃんと料理していいお酒飲んで、
あとは寝転んで本読んで猫と遊んで、今どこも痛くなくて、これ以上望むことがないなぁ。
望むものがあるとすれば、ハーゲンダッツのアイスくらいか。
もちろん世界平和は全部に優先するけど。
あ、あと痩せたいのは別。それは最優先。


400円のスカートを買った。


猫がうるさいので寝室に来て寝転んで本を開いたんだけど、住宅街の細い道を、
オペラを歌いながら歩く男の人の声が。
この文化度の低いヤンキーの多いこの街に。涼しいし、今日は良い夕だなー


猫にまた、お布団でおしっこされる夢を見ました。夢でよかった。
今日も出かけるけど、怒らんと留守番しててな。猫。


さて、ちゃんとした?人間の女に化けました。今日はきれいな女のフリをする。
普段はギリギリ人間には化けてる。でもあまりにみすぼらしく化けてるので、
きれいな女のフリをしてる時にしか会ってない人はわたしと気づかんかもしれん。


自分のブログで、たまに古い映画の感想などが検索されててなんでかなと思ってたけど、
例えば渥美清の映画などだと、父子草 映画 ブログ、でググると
自分のブログが一番上に来たので、なるほど。
映画祭などで観たあまり上映されない映画の感想とかはこうやってたまにヒットするのね。

アクセス解析的なことに興味がないので観たことないけど、
読まれた記事が毎日勝手に上がってくるのでそこから自分の古いブログを読み返したりして
すっかり忘れてたものなど読むのは楽しい。


「北朝鮮みたい」と言うのは差別を助長するからやめてと言うのは一定は理解するんだけど
人権蹂躙の独裁政権をわたしは批判せずにいられないし怒らずにいられない。
むしろそこで苦しむ人たちのためにもっと批判するべきではないのかな。
今の日本ではその批判が簡単に差別に転ぶというのはわかるけど。
わたしが脱北者なら大きな声で、表現の自由の弾圧や人権蹂躙を見るたびに、
祖国のようだ、これはいけない!と叫ぶだろう。
それを在日朝鮮人の差別に結びつける人がおかしいのであって、
独裁政権を見ないフリ、なかったことにするのは、誰のためになるんだろう。
とはいえ。うーん。


高校生が罪と罰を読んでいるのを目を細めて嬉しげにそっと見守る人を見て、
満足げに微笑むわたし。


友達にもらったiPodshuffle、最近自分のリストを入れたので楽しい。
スタイルカウンシルかかると歌いながら踊る。その後バッハが来て息を整える。
それから80年代の中島みゆきが来てしんみりする。それから今は風味堂。
そのあと、ホロヴィッツのベートーベン。


お酒を飲むときに同量以上の水を飲めと聞くけど、ワイン1本ならお水を750飲むわけで、
そうすると2、3時間のうちに体重が液体だけで1.5キロ増えるのよね。こわー。


日本で生まれて日本で育って、出て行けと言われても行く場所もないけど、
じゃあ何故日本人にならないと問い詰められれば、、
そういうことを偉そうに言う奴がいる間は日本人になりたくないんだよ!
わたしの国籍なんて書類の上だけの国籍で個人的にはどうでもいいんだけど、
こういう日本人にだけは指図されたくないわ。
わたしが日本人だったらなぁと思うのはこういうときだよ。
なにも知らないで、あるいは知ってても出て行けとか言う日本人に、
同じ日本人として遠慮なくブチれ切ることができるのはいいなぁと思う時よ。
日本人じゃないから冷静に諭さなくてはと思ってしまうのに疲れた時よ。


昨日か一昨日か、うさぎが死んで3年くらいたつのに、
そして猫がうちに来て1年近いのに、
猫のことをまた、はてちゃん、と呼んでしまった。うさぎのはてな。
猫には少し悪いけどわかってないからいいや。
うさこさん、まだ忘れてないよと思う。
丸くてずんぐりしてふわふわだったねぇ。でも猫の半分の体重もなかったのねぇ。
なんか不思議。


酔っ払ってどうでもいいことを延々呟いても、
あんまり申し訳なくならないのがツイッターのいいところよね〜。
フェイスブックでそれやったら、いろいろ肩身が狭い。

写真と造形

2019-10-11 | 芸術、とか
ワカモノばっかりの店でポツンとビール飲んで休んでたんだけど、ワカモノ怖い。
外国にいるより心細いぞ、ワカモノだらけって。ワカモノって怖いものなさそうに見えるし。
地味な人間なので、若くて元気な人やおしゃれな人が怖いのです。
あ、でも友だちは派手な人も多いけど、友だちは怖くないな。だって友達だもんな。
そういえば学生時代の昔から、自分は地味なのに友だちは派手な人が多かった。
なんしか、ぼーっとするにはワカモノたちが怖すぎたので
次の予定までに小一時間、ビール飲みながら本をざざっと勢いよく一冊読んだ。

写真家の本。
ああ、まだ一眼レフも持ってない頃、写真のことを何も知らない頃に読んだ本だなぁ、
こういう気持ちも忘れてたなぁと、自分のその頃の写真への気持ちを思い出す。
そしてそのあと、その人の話を聴きに行ったのです。
知り合いのギャラリーで、その写真家と画家の2人展をしていたのでした。
トークは面白く、その後ギャラリーでのパーティでもたくさんお話伺って、
さらにそのあと飲みに行った店にたまたまいらしたのでまたご一緒させてただいた。
本の印象より、エネルギッシュな人だなあ、モテるだろなぁ。というのが一番大きな印象。
そして写真が本当に好きなんだなぁ、楽しんでいるなぁというのはよくわかる。
そういう人は好きです。非常に魅力的な人であった。
でも本当に弱い者の側のことは、わからない人だろうなぁと、ちょっと思う。
明るいところにいる人だから。まあ、そのほうがモテるし成功もする。

ここ何年か、写真家や小説家、翻訳家のトークは意識的によく行くようにしてるけど、
この日はもう一人の画家というか、造形のアーティストとのトークだったので
その方の話も聞いたのですが、手で実際に物を作るアーティストの話は久しぶりで、
なんだかすごく手がムズムズした。作りたい。描きたいなぁ。体の中からムズムズする。
(ちなみにこちらも大変素敵な方でした。そしてどちらもよく喋る!)
写真は好きだけど、どんないい写真見てもこんな風にムズムズはしない。
でも白い紙にたっぷりの絵の具を一筆するっと塗る動画を見るだけで、全身ムズムズする。
梅干し見て唾液が出るのと同じくらいの、身体反応です。
表現じゃなく、もっとプリミティブな、描くこと、塗ることへの衝動が
自分にはあるんだなぁと、つくづく思った。

ギャラリー風
中西學・菅原一剛 展
Both Sides Now

映画:工作 黒金星と呼ばれた男

2019-10-10 | 映画


心斎橋でしかやってなくて、見逃してた「工作」をやっと宝塚の映画館で見た。
見逃した作品を近くの映画館で少し後でやってくれるのは、本当に助かる。

でもわたし、スパイ映画とかスリルとかサスペンスとか超苦手なので
見始めて途中までハラハラドキドキしんどくて仕方なかった。
あまり前知識なしに、スパイものだからアクションのある
スマートでスタイリッシュでスピードのあるタイプの映画かと思ってたんです。
同じファン・ジョンミンが出てたヤクザ映画の「新しき世界」みたいなのを想像してたのね。
でも全然違って、もっと重苦しい感じで、なんともじっくりと渋い映画でした。
ハラハラドキドキ部分も重苦しくて本当に疲れて、見にきたことを後悔しかけたけど
後半主人公が自分の任務に疑問を持ち始めたところからすごく面白くなって
ラストシーンは男の理想と友情に泣きました。うう。いい男たちだ。
いや、ほんと、ナイーブでもなんでもやっぱり、理想がなくちゃねと改めて思う。

主役のファン・ジョンミンはこれまで5本くらいの映画で見てきました。
上にあげた「新しき世界」ではチャラチャラしてむやみに明るいお調子者のヤクザを。
号泣映画「国際市場で逢いましょう」では時代に翻弄されながら
家族のためにひたすら働く良き息子、良き夫、良き父を、
「ベテラン」ではひょうひょうと大きな悪と戦う刑事を演じていて、
最初は特に気に留めてなかったもののいつのまにかすっかり惚れてしまった俳優さん。
すらりとしてバランスのとれた体格に、ちょっとぼんやりした優しそうな顔。
時々見せる、迷子のようなキョトンとした無垢な目がとても印象的で、好きだわぁ。

しかし、アクションもないし、暴力や拷問のどぎついシーンも一切入れずに
この長さを地味で渋く見せても退屈させなかったのには感心する。
恋愛要素もありません。めっちゃ硬派のかっこよさ。
俳優も脚本もいいけど、興味深かったのは北朝鮮の描写。
映画の中の北朝鮮の光景や金正日の大豪邸はどうやって撮ったのだろう?CG?と思ってたら
セット作ったのね。すごいリアリティ。いや北朝鮮行ったことないけど。メイキング画像↓


お話は、
南北朝鮮の緊張高まる1992年、軍人だった主人公は北朝鮮の核情報を得るための工作員に。
この辺、あっさり一瞬で描かれてて、スパイになるための逡巡や躊躇とか捨てたものとかが
一切描かれてなくて、最初キョトンとしてしまった。すぐにスパイとしての話になります。
コードネームは黒金星(ブラック・ヴィーナス)。香港映画っぽい。
事業家として北京に行き、北朝鮮のものが欲しいとあちこちでいいふらし
とうとう外貨の欲しい北朝鮮と接触できるようになる。
偉い人たちとつながって、とうとう金正日とも会うことに。
ここまでは、多少のドキドキはあるけど淡々と進むんです。主人公も別に苦悩はない。
どんな状況でも冷静に粛々と任務を果たしていく。
でもこのあと1997年の韓国で、野党の台頭で危機に面した政権が選挙に勝つために
密かにたくらんだ作戦に主人公が気づくところから、ぐんと面白くなります。
自分の理想も、そのためのこれまでの努力も、北朝鮮側の交渉相手との友情も
国の平和も、なにもかもを無駄にしてしまうその作戦に対して主人公は・・・

やはり、いい男は苦悩がよく似合う。
そして、軍事独裁政権は敵が必要なんだなぁと思う。
それは決して国民のためなんかじゃなく権力者の保身のためでしかないんだけどね。
嫌韓嫌中をあおる今の日本政権が何をしたいのか、よくわかる気がする。

車を洗わない人種

2019-10-09 | Weblog
この夏、16年乗ってる自転車のブレーキが初めて壊れて、
仕事の昼休みに、近所の自転車屋の、腰が90度曲がったおばあさんのところにいった。
どれどれ、と2、3分あれこれ触って顔を上げ、ニヤッと笑いながら
「ギブアップ」っと言われて、やっぱり寿命か〜とあきらめかけたら
ちょっと今部品がないから30分くらいかかるわ〜と言われ、
え?できるの?とほっとして、夕方取りに来ますと預けて仕事に戻った。
このおばあさんは、ゆっくり動くけど、さくっと修理してくれて、いつもかっこいい。
腰が曲がってるので顔はほとんど見えないけど、300円で直してくれました。
タイヤの空気も入れてくれて、そしてたまには洗ってあげてくださいねと言われた。
う・・・
実はこの自転車16年洗ったことない(^_^;)
東南アジアに住んでて車持ってた時も8年間一度も洗車したことない。
スコールできれいになったりドロドロになったりしてたなー。
車をピカピカに洗う意味が本当にわからない。なんで?
車は大好きで大事に乗ってたし中は掃除して居心地よくしてたけど、
外側洗う気には全然ならんかった。
自転車は、足元が汚れるくらい汚れたら拭くかもしれないけど
近所で少しだけ乗る日常使いの街乗りなので、そんな風には汚れない。
ほんのちょっと汚れたくらいですぐ車を洗う人種はよくわからないわ〜と思うけど
もしかしてわたしの方が少数派なのかな?



壮大な数

2019-10-08 | Weblog
>「360年を12000回繰り返したものを千回繰り返すという
>途方も無い時間を表した漢字があり、それを一万の千倍するという
>更に途方も無い時間を表した熟語がありますが、冷房の効いた部屋から出るのを
>拒否するような『めんどくさい』という意味にしか使われていません。
>『億劫』がそれです」

>「この億劫、もともとは『百千万億劫』なのですが面倒なので百千万を省略されてしまうという
>二重の意味で人間のものぐささを表す語になっています」

というつぶやきを見た。

確認で語源をググってみた。
「億劫」は元々仏教用語で、「非常に長い時間」を表していました。
「劫」はサンスクリット語「kalpa」の音写で、古代インドで最長の時間の単位を示します。
”一劫”の長さは、100年に一度天女が高い岩山に舞い降りてきて羽衣で頂上を撫でて、その摩擦によって岩山が消滅する時間、簡単に言うと「無限に近い時間」を表します。
この”一劫”の一億倍が「億劫」で、考えらないほど長い時間を指しています。
このことから、「億劫」は、「考えられないほどの時間がかかってしまい、容易でない」という意味から「時間がかかるので、面倒に感じる」という意味になりました。

へー!
億劫って、壮大な言葉だなー。
わたしももっと壮大に怠けよう。
わたしの好きな言葉リストの、「迂闊」の横に置くべき言葉となった!

「次はどうされます?」

2019-10-07 | Weblog
わたしは元々たくさん飲む方だし、お店にも気を遣って適度にオーダーする方なんだけど
あまり早いタイミングで店の人から「次どういたしましょう?」と聞かれるとげんなりする。
大体のお客さんよりたくさん飲むけど、ガブガブ飲んで酔っ払いたいわけじゃないし
自分のペースで美味しく飲みたいよね。
その自分のペースを、店に気を使って人よりやや早めにしてるくらいなのに、
このお客はよく飲むぞとどんどん注文させようとする店や、
うまいタイミングを測れない店にはそのうち行かなくなる。

一緒にいる友達があまり飲めない人だと、さらに気を遣ってわたしが倍くらい飲む。
前に知り合いのバーで共通の友達がハーブティ一杯で何時間もいたので、
それお店にはつらいことかもと言ったら、考えたことなったと言われてわたしの方が驚いた。
友達も店の人と仲良しだったし、暇な店だったので、お店の人は気にしてないようだったけど
わたしは自分が店を持ってたことがるし、ひとりで気を遣ってたくさん飲んでしまう。

そんなわたしに、まだグラスが空く前から次は何を?と早め早めに言われるような店では
追い立てられるようで全然落ち着けない。
そんなに急かしても、通じない人には通じないで大丈夫ですーと言われて長居されるし、
通じる人(わたし…)にはイヤな感じを与えて、結局たくさん飲むお客は寄り付かなくなる。

ほどの良いタイミングは大事。

逆にゆったり飲んで、そろそろ次何しようかなーと思ってる時に、
次はどのように?と言われるとうれしい。
次はこんな感じで、と相談したりできるし、ほんとタイミングによって
同じ言葉が良くも悪くもなるよね。

トニ・モリスン:『青い眼がほしい』と『「他者」の起源』

2019-10-06 | 本とか
亡くなりましたね。
日本では一般にはさほど知られてなかった気がするけど
なんか「一般」って一体どういうとこらへんかよくわからないので、
有名だったと言われればそうかなと思うけど、そうなのかな?

30年以上前、大学で英米文学の専攻だったのですが
その頃の先生たちはまだ年配の男性が多かった中、やや若めの女性の先生がいて
そのクラスでは公民権運動に関連した映画や本をいろいろ紹介されました。
アリス・ウォーカー原作の「カラー・パープル」が映画化された頃で
その映画はものすごく泣きながら見たけど、原作もおんおん泣きながら読んだのを覚えてます。
自分自身がもうありえない家父長制の家ですごい抑圧の下にいて
辛くて苦しい毎日だったので、差別の問題、特に女性のつらさに共感したのでした。
その時、一緒に読むよう言われたのがトニ・モリソンの「青い眼がほしい」でした。
登場人物の背景や人生、その親の人生などを淡々と描写していく小説で
途中誰が誰の親だっけ?娘だっけ?と混乱するところもあって読みにくかった。
文章が濃いせいもあるし、全然エンターテイメントでなかったせいもありますね。
でもその後随分経って「ビラブド」を読んで圧倒されてぶっ飛んだので
この作家の本は少しずつでももっと読まないといけないと思ったのでした。
でも何しろ濃くてヘヴィなので一冊読むと疲労困憊で次が読めずそのままだった。

西加奈子さんの追悼記事

そして、この本の読書会があると聞き、何十年かぶりに読みかえして参加してきたけど
すごくいい読書会でした。理解が深まるとはこういうことだなぁと。
自分にはなかった優しい視点を知って反省したり、自分の中の怒りを確認したり、
ひとりひとりの人物に対して、しっかり向き合うことができた気がする。
全く違うな、と最後まで思う意見の人もいたけど、それもまたよしと後で振り返ると思います。
自分の好きなもの感動しているものに対して、他の人の別の考え方や理解の仕方が
全然違う、間違ってると思うことは時々あっても、否定はしないというのがこの読書会で、
そもそもこんな大変な本を、ちゃんと読んできた人たちと喋れるという幸せ。
普通に自分の周りでこの本を読んだ人ほとんどいないもん。ありがたい。

読書会の前に、ああ地球の財産がひとつ亡くなってしまったなぁと悲しく思いながら
読んだのが、最近出た小説じゃない本「他者の起源」でした。ハーバードでの講義録です。

薄い本なので割とさっと読めたけど、結構難しい。
でも後半の、自分の小説を引用しながらの部分は、やはり面白いし、
訳者解説がとても親切でわかりやすかった。

モリスンは黒人差別について語っているのだけど、
この「文学」を「芸術」に置き換えても通じるところはあると、
あいちトリエンナーレの騒ぎを見て思う。なんでも何かに繋がってるよなぁ。
文学はそのようなイデオロギーとは関係なく普遍的でなければならないという批判があるかも知れません。けれどもモリスンはそのような考えは間違いであると断言します。人種に惑わされないアメリカ文学などありえない。人種イデオロギーを無視すれば、それは「文学のロボトミー化」(『暗闇』)であり文学を矮小化することになると批判します。

8月のつぶやき:後半

2019-10-05 | つぶやき
電車の中でお弁当食べたりしたいな。ビールはあってもなくてもいいわ。
(ある方が良い)


長い間インプットしかしてない。ブログ書いてるけどこれはインプットの整理であって
アウトプットじゃないんだよねぇ。


安全な家の中からいつも外を見てる猫には、
台風でゆれまくる木の葉っぱや雲や雨は、面白いかもしれない。


国会議員もリコールできたらいいのに。世襲の妖怪どもは手強いかもしれないけど、
あのどう考えてもおかしい、誰が票入れたんや責任者出てこい!と言いたいN国の人とかは
案外あっさりやめさせられそうなのに、国会議員はリコールできないのね。。。
ま、リコールも何もわたくし選挙権ないですけどね。
おかげでひどい政治の責任も感じないで済んでますけどね。


目の前に猫の顔がある状態で二度寝。平和。


夢のような夢を見たいなー


とりあえず一つ目のミッション、読書会の課題本を買う、を遂行。
近所の紀伊国屋になくて3週間かかりますと言われたけど、
梅田の紀伊国屋にはたくさんあります、って。
なんでそんなたくさんある本一冊に3週間かかるねん!と怒りながら梅田でさくっと買った。
地方の本屋の意義とは・・・?


戦う戦う言ってるけど、戦うというのは人殺しをすることってわかってるのかな。
何か美しいことのように陶酔してはるけど。


手作業のきれいな本をたくさん見て、本が作りたくなったなー。


若い友達がたくさんいる場で、若者の中に1人だけおっさんがおるな、
と思ったそのおっさんは、わたしより10歳くらい若いんやった。。。んー。。


高須院長みたいなどこからどう見てもおかしい人より、
虐げられたひとたちへの繊細で優しい視線のあるあんないい映画を撮りながら
ろくでもない愛国ネトウヨ発言を繰り返す橋口亮輔みたいな人の方が、なんかつらいわ。
人間難しい。


おうちは涼しくて、猫も安心して寝てて、人目もなくていいなぁ。ずっとおうちにいたい。
でもなぜか毎日のように出かける。なんでやろ。


古い映画で、若くて生意気でかわいいマギー・チャンの顔が、見たことあるなぁと思ったら
うちの猫がこんな顔だった・・・



落ち着いてしっかりしよう、と思った先に落ち着いていたんだけどなー


戦争とか特攻とか、なんか攻撃されること、殺され死ぬこととしかとらえてない人が
多いようだけど、戦争って殺されること以上に、殺すこと、だから。特攻も。人殺し。
なんのため?守るため?何を?天皇陛下?
特攻は天皇を守るための人殺しの自殺行為という定義でいい?
天皇を守るための人殺しの自殺行為の上に今の繁栄があるから感謝?


帰り道でマッサージに行こうと思ったら満室だったので、
セールで半額になってた赤いエナメルの靴を買って帰ってきた。


久しぶりに猫とたくさん遊んだ。猫はときどき横になって伸びて、
ハアハア言うて疲れてるのに直ぐ起き上がってまた走り回るので、
そろそろ休ませようとおもちゃを片付けたけど、今度は眠いのに寝ない寝ぐずり。
この猫手がかかるなー


小型や中型の植物図鑑はたぶん20冊くらい持ってるのですが、
大型の美しいやつを見かけてしまって、買う口実を探している。。

今日買った赤い靴より高い。



わざと人の憎しみを掻き立てて憎悪を撒き散らし対立を煽動する人は、本当に許せない。
地獄に落ちれ。
ま、信じる人も、きっと憎悪という娯楽が好きで、信じたい人が多いのでしょうけどね。
それかよっぽど何も考えてない人か。ああ、リテラシー・・・


10年ほど、ずっとニコンのデジイチが恋人で、古い銀塩の一眼レフは妹で、
GRは賢い年下のデキる友達みたいな気持ちで付き合ってきたけど、
いつの間にか恋人は家にじっとしてる空気のような存在になって
GRの方がしっくりくるようになってきたなー。


リアルの知り合いが韓国旅行を延期した話を聞いて、なんだかなぁ。
この人は帰化されてるけど元々在日の女性なんだけど、それはあまり公にしてなくて、
わたしから見ると普段の言動はやや保守寄りではある人。
こうやって、お上の扇動に簡単に左右され、どんどんみんな同じ方へ流れて行く先が、
こわいなぁ。
海外旅行は、安全第一だし、中止にした彼女を責める気持ちはないですけどね。


カレーも翌日の方が美味しいけど、麻婆豆腐も豆腐をあらかた食べた残りに、
茹でたもち麦いれて卵落としてチーズかけて溶けたところを食べる翌日が好きだー


歯が一本痛いだけで世界が全く変わってしまうけど、
小さい靴擦れ一つだけで5分の距離も永遠みたいに遠くなるよね。
ほんの間違ったひとことで、人との距離も遠くなるけど、国の距離はもう少し複雑やな。


隣駅の近所友達と台北で待ち合わせてご飯食べたことあるけど、
同じ友達と今度は北海道で待ち合わせてご飯食べることに。
遠くで待ち合わせてご飯を食べる近所の友達枠。


iTunesが開かなくてあせったけど、
猫が上を通った時になんかして表示が出なくなってたようでした。
でもまあ、猫に罪はないので、スティーブのせいにしましょう。



スマートで趣味のいい人はいいなーと思うけど、
絶対近寄ったらあかんタイプの絶対悪い男の人にも、未だに弱いなぁと思う。
学んだから近寄らないけど。というかそこまで悪そうな人あんまりいないし。


猫疲れ。猫とすこし離れられる旅行の予定はありがたい。
猫かわいいけど、この人間は人よりたくさんプライバシーと一人の時間がいるのよ。
ごめんよ猫。


懐かしい音楽を聴いてたら、なんかちょうどいい感じの寂しさになった。いい感じに寂しいな。

この2年ほど、うさぎが死んで息子が東京に行って完全にひとりになってから
何故か人生で一番寂しくない感じだったんだけど、
やっぱりほどほどに寂しい感じが好きやわ。
ロマンチストではないけど、感傷的な人間なので。
すっかり隠居的に落ち着いて寂しい感じを忘れてたんだけどね。


友達がくれた、iPod shuffle。シャッフルというのはやっぱり面白いな。
いちいち乱される違和感を楽しまないといけない。
それに、KindleとかiPodみたいなシンプルな単機能のガジェットは好きだ。
難しくないし、壊れにくいし、大体がミニマルでシンプル。


地下鉄の週刊誌やヘイト本の広告、ちょっと日本語や漢字のわかる旅行者には
どんなにショックだろう。外国に行って、
自分の国や民族への差別満載の文言や写真が普通に地下鉄にぶら下がってるのを見たら。


ヘッセの敬愛した絵本画家の絵を見て、こころが静かで平らかになりました。
良いものを見た。またギリギリの最終日にいただいたチケット消化。
そして美味いもの(糖質の塊だけど餡子は魔除けと)も買えた。いひひひ。


今日見た映画は、まあ普通に楽しかったですが、
予告編でミュージカルのキャッツCatsの映画化のやつをやってて、
これはものすごい楽しみ。すごいなー。


待ち合わせ、自分でもどうやってたんだろうと思う。
いや、普通に時間と場所を決めて待ち合わせてただけなんだけど、
時には何かあったりすれ違ったりしてたはずで、どう対処しててんだろう。
約束忘れてるんかなとか思いながら喫茶店で2時間待ったりしてたもんな(^_^;)


猫の投稿なんて2割くらいなのにすっかり猫の人と思われてると言ったら、
半分くらいは猫でしょと言われたのでインスタチェックしたけど、やっぱり2割くらい。
人の印象って案外いいかげんというか、猫のインパクトが強いのか。笑


電話が苦手すぎて、美容院までトコトコ行って予約する。。。


>おらイギリスで面と向かって「じゃっぷ」「にっぷ」って言われて、本当に言うんだー、
>映画の中だけで使われる言葉じゃないんだー、ってちょっと感動した。
・・・いや、この人みたいに人ごとのように笑ったり感動したとか言って
面白がれる人もいるかもしれないけど、
差別で日常や生存を脅かされている人もたくさんいる世の中で、
まあなんて呑気で気楽なこと、と少し呆れる。
この人の普段の世界では差別は見えていないだけなんだと思うけど。


死ぬ夢を見た。
死んだけどわたしはまだいて、みんなに自分は死んでいるということを説明してる。


自分は全方位的に割り切れない人間だなぁ。スパッ、キリッと行きたいものだけど、
どうしてもそうはならない。割り切れないグズグズ人生を全うするしかないのか。


友達にもらった、小さなiPod shuffleを愛でているけど、
そういえば別の友達に古いiPod classicを貰ったことがあったのを思い出した。
そっちには変な曲がいっぱい入ってた。
なんだかんだと人にものをもらってるな。。。


小さい頃は家中で一番早起きで、暗いうちからじりじりと、早く夜が明けないかな、
朝にならないかな、と待ってた。夜明け前に起きだすと親に怒られたので。
そしてねぼすけの弟が信じられなかった。小学校入るくらいまでそんな子でした。
その後40年以上、わりと眠たい人になり、年をとってまた、
夜明け前に目がさめるようになった。
でも今はもう怒られないので、暗いうちから起き出してコーヒー飲んでも良いし、
猫なでても良いんだなー。今が一番いい。


ざわざわと揺れる川辺の草を上の橋のから見下ろしていた。
風の通り道が見える。太ーい刷毛で強く弱くざーっと均していくように動く。
その草の原全体が一つの生き物のよう。
巨大な猫の背中の毛でドミノ倒しをするように、波のように、
生きているように揺れる。風が強くて、飽きずに眺める。


北海道もまだ暑いとか言うてごめんなさい。関西、やっぱりあづい。。。



人見知り発動で大体はじめの1、2時間くらいはしんどいんだけど、
その後飲みに行くと誰もわたしの人見知りを信じない人になる。。。


人生で3人目の、ロシア語専攻の人に出会う。

8月のつぶやき:前半

2019-10-04 | つぶやき
気合を入れると、きれいな女のフリができるけど、
元々のエネルギーが足りないので、持続はできないのよなー。
フリじゃない、きれいな人には、どうすればなれるんだろう。


過去と対峙することを反日だのプロパガンダだのいう人の頭の中がさっぱりわからない。
ヒトラーの悪行を批判したり虐殺されたユダヤ人を追悼したりすることを
反ドイツプロパガンダとは言わないでしょう?
だから、過去の過ちに対峙し平和を目指しましょうという作品展示のどこがプロパガンダなんだろ。
箸が転んでもプロパガンダだと言い張るような人たちなんだろうけど。

特攻と同じよね。国も家族も守れなくても、たとえ死んでも、
相手にダメージを与えるなら良しとする特攻と、
自分が損しても相手を痛めつけるなら良しとする愚かな経済制裁を行う外交。


帰るとき、ビルから非常階段に出るくぼんだところに男女の高校生が密着していて、
ハッとこちらを振り返るので、なんかあれですよ、お姉さんはおじゃましてしまった感で
そっと小走りに通り過ぎましたよ。青春のばかー。笑


悶絶。
頂き物の、和久傳の山椒風味のドライフルーツとナッツの寄せ菓子が、
なんやこれ!ごっつ美味しいー!
ワインならどっしりしたいい赤やけど、ウィスキーの方が合うかな。
久しぶりに美味さとマリアージュに悶絶。


5時に起きれるかなー。
最近猫が鼻を舐めて起こすのが5:00、5:03、5:12、5:05とかなり正確なので
起こしてくれるはず。。。猫、今朝は4:57に人間を起こす。猫の腹時計、かなり正確。


韓国より四国の方が、お土産買いやすい。韓国のものってもうほとんど日本にあるので、
それ以外を探すのが難しいけど、四国だと四国名産的なやつがいくらでもお土産屋さんで見つかる。


帰ってシャワーして生き返って猫撫でる。
今日すごくピンク色のワンピース着てたんだけど、微妙に似合わない気がする。年取ったな。
着方や髪型を変えれば着れると思うけど、暑さでヨレヨレの顔にはほんまに似合わない。


帰宅。猫。シャワー。さっぱり。ツイッター。むかむかもやもや。寝る。


猫が窓の外を見たいので、カーテンを少し開けてて、それが眩しくて休みの日の朝寝が難しい。


浴衣を中々上手く着られないのはデブだからかとデブのせいにしかけたけど、
映画などで見る昔の人はかなりふくよかな女性もちゃんと着物着てるから、
デブのせいではないのか。


友達の友達という人で、いつも興味深くその写真や美術評論を読ませていただき
勉強させていただいている方がいますが、彼の歴史認識には賛同できかねる。
この頭が切れて聡明な人にしてこの程度の歴史認識しかないとは、
本当に本当に残念だけど、そういうことなのだろう。今の日本。


カレー食べてた店の男の子がとてもかわいい。
写真されるんですか?と言われて少し写真の話をする。
写真好きな人多いな〜


>だから、ヘイトは上から下にやるものだってば。下から上はただの批判だってば。
ほんまそれ。政権へのヘイトとか自国ヘイトとか、よくわからん言葉をよく見るからなー


原爆のことは語り継いでいかなければならないと思うし、
それに反対する人はいなさそうなのに、
慰安婦のことを語り継ごうとすると、いつまでそんなこと言ってるんだとか
もっとひどく被害者を冒涜するようなことを言われる。
被害者の子孫と加害者の子孫がそれぞれ被害も加害もきちんと語り継ぎながら、
仲良く暮らせればいいと思うのですが何十年も経ってもそんなに難しいことですかねぇ。


戦争ってあったっけ?という若い人たちって、実在するんだ。。。


自己満足と書けば済むだろうところをわざわざマスターベーションと書くタイプの攻撃性が嫌い


猫のお誕生日が来るなぁ。もうすぐ1歳だけど、私から見るとまだ女子中学生の感じ。
8月半ば頃と言われて、それじゃあとパンダの子と同じ誕生日にしたので、一緒に1歳になる。
パンダほど祝ってもらえないだろうけど、多分パンダもうちの猫も気にしない。


あなたの吐息。ではなく、境界の曖昧な誰かの呼気が封じられている透明な留め石。


「原子爆弾が投下されたことに対して遺憾には思っておりますが、
こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒であるが、
やむを得ないことと私は思っております」と、天皇裕仁 。
戦争だから我が国民が原爆落とされて大勢死んでもやむをえない、という考えだと、
特攻みたいなありえない作戦やるのも納得いくわ…昭和天皇。
国体(つまり自分ですね)を守るためなら国民が死んでも仕方ないと考えるこの人のために
死んで行ったたくさんの人たちが、本当に哀れだ。


芸能人や政治家の結婚になんの興味もないけど、それが政権や権力の近くどころか
その真ん中で行われたのがNHKで放映されて、
国民的お祝い事みたいに扱われるのはそりゃ気持ち悪いことでござるよ。


その一方でトニ・モリソンがなくなって、行きている人間の世界から
途方もなく大きな良心がひとつ消えてしまった。作品は残ってるけど。



意地悪なものの言い方をしたくないのに、呆れる嘘つきや差別主義者には、ついしてしまう。
やだなー。


猫の手の折り曲げ方は、いつもなんか不思議。


長く住んでたマレーシアでも、日本でいう1階はG階(グランドフロア)だったので、
日本に戻った後デパートで「地階なんとか売り場」と言われると1階のことかと思ってしまう。
いつもどっちだっけ?と迷うので、地下なら地下階と言ってほしい・・・


猫はあまりに日常になりすぎて、猫のことを考えてもテンションが上がらないけど、
温泉のことを考えると気分が良くなる。
美味しいものはもちろんいつでもご機嫌の元ですけど。


良い話をリツイートするのは、なんの躊躇もなく心安らかなものだなー


意地悪な人になりたくないよー


帰宅後、浴衣を20秒で脱いで半裸で、凍らせたスイカを焼酎とソーダで割って、
機嫌よくすずんでます。人にもらった焼酎の味が濃くて、
でも凍らせたスイカはどんな焼酎にも合うなぁと思いながら飲んで、
溶けかけのスイカをかじり、幸せ。
飲みすぎてないというのは、ほんまに素晴らしいなー。


うちの猫はまだ一度もシャーって怒ったことがないなー


猫ほど寝た。


ねこち、掃除機はあまり好きじゃなくて、怯えるほどじゃないんだけど離れたとこから見てる。
終わると、クゥ〜ンと鳴いて、嫌な気分を訴えるので、
抱っこしてなでなでして終わったよーと伝えてやる。


15年以上で5000もエントリーがある自分のブログを掘るのは案外楽しい。
映画の感想も、よくまめに書いてきたなぁと思う。自分が楽しんでるだけですが、
なんでも忘れてしまう前に書いとこう。


さて、浴衣着ようかね。


夫が仕事やゴルフで忙しくて嫁のわたしと子どもだけで帰省することもよくあったけど、
若い友だちが、夫は夫の実家、自分は自分の実家に帰るよ、と言われて
え?夫なしで夫の家に?と驚いたら、え?なにか変?と言われて、
うわー、そんな楽な世界もあるのかとびっくりしたのは10年以上前。
若い人はいいなーと心底思ったな。
わたしの周りの世界は、そんな風に変わるのにもう30年はかかりそうなので、
その世界自体から逃げましたけどね。

正月もつらかったなー。除夜の鐘くらいまで座る暇もない。
数日早く来て家事を手伝わなかったことをネチネチ言われる。
やっと台所を片付けてお風呂に入っても、朝は一番に起きないといけない。

はー。やめてよかった。



クロちゃん、この人間はすごくダメだけど、もうすぐ無事に帰るからねー。


あづい。帰宅はじゃまじゃカヴァ。
(はじゃまじゃは韓国語で〜してすぐにみたいな意味ですが、
この、〜するやいなや感が韓国語でしか言いあらわせない語感なのよね。笑)
カレー作るぞー。
はじゃまじゃカヴァじゃ。はじゃまじゃカヴァじゃ。語感が楽しいな。
はじゃまじゃカヴァじゃ!


夏の仕事終わり、明るいうちにスーパーで安かったマグロ漬けてワイン開けて、
スパイス調合してカレー作る。お盆休みないけど、楽しいぞ。
そして家で飲んだら物なくしたり終電乗り遅れたりしないのが素晴らしいよね。


わたしのような恋人がいたら楽しいだろうと思うのですが、
先日も飲んでたバーのシングルのマスターにそう言ったのだけど、
後ずさりされただけだった。何があかんのやろ。


いる場所が間違っていたのだと、後からわかったことは多い。
なんで誰とも仲良くなれないのかとか、なんでいつも居心地悪いのかとか、
なんでいつも一人だけポツンとしてるのだろうかとか。
数年後に別の場所で嘘のように息ができて楽しく人と付き合えて、気づく。
あー間違った場所にいたんだなー。と。

子供の頃から中高大とそう言う感じが続いて、自分が悪いと思ってたけど違った。
合わない場所にいただけだったのね。
大人になって初めて、全然違う息のできる場所もあるんだ!と知って驚いたなー。

だからなんとなく居心地が悪く寂しい思いをすることがあっても、
経験上、こういう時は自分に問題があるわけではなく(や、問題はあるけどさ)
自分のいる場所が間違っているということが多いので、未知の場所に出向いて見る。
旅とか。笑


弟はバリバリのオタクなのですが、コミケの話などしてて
世の中って思ってたよりオタクが多いなーと驚いてたら、
姉ちゃんも広義では十分オタクやでと言われ狼狽する。
わたしオタク度は低いと思う、ヤンキー度よりは少しあるけど、というと、
GRみたいなカメラ買うのはオタクやと言われ反論できず。
アニメ見ないし!と言ってもそれはそれだけのことでと言われる。
切手とか集めてるのもオタクやろと言われ反論できず。
あと社交ダンスとかするのもオタクやろ。
あと映画ばかり見に行ってるのもオタクやろ。趣味は植物図鑑というのもオタクや。
うう。でも酒ばかり飲んでいるのはオタク扱いされなかった。

「図書室」

2019-10-03 | 本とか
この写真も岸さんということで、
「断片的なものの社会学」の時の写真家の写真と似てるけど、良いね。

読み始めた時は、こまごまと感想がわいてきて中々進まなかった。
岸さんの小説はいいと思うけど今まで少し自分から遠かったのが、
これはなんだか近すぎてイラっとするのよねえ(褒めてる)。
自分は主人公には全然似てなくて、
自分にはなかった少女時代とその後のやはり自分にはなかった人生の、
なかったのに、あったかもしれない人生が妙に近く感じられて。
自分には自分の人生みたいなのが最近までずっと欠けてたから、
羨ましくてイラっとするのかなぁ。
たとえばわたしは50を過ぎて初めておそるおそる猫を飼ったけど、
小さい時からわやわやと猫がいたこの少女が遠くて近くて、イラっと。
梅田で紀伊国屋かジュンク堂によって本を買って、と考えながら
ゆっくりひとりコーヒーを飲む大人の主人公も、
わたしが何十年もかかってやっと数年前に手に入れたものを
当たり前のように持ってるので、羨ましくてイラッとするのか?
集中できない時の本が、大好きな本でさえ、カラフルな映画のような世界ではなく
白い紙に黒い虫のようなギザギザの文字があるだけの何かになるところも。
それから小学生の主人公が、同級生の男子を「何ていうか、全体としてみんなバカだった」
というところはわかりすぎて笑った。
そういうディテールにいちいち立ち止まりながら読みました。
前作の「ビニール傘」はいまひとつだったのだけど
(ああいう孤独なんだけど自由な男の視点がどうにも私には遠いのです・・・)
これは立ち止まりながらもぐんぐん読んでしまって
最後の10ページくらいはなんか泣きながら読みました。

主人公の女性はわたしと同じくらいの年だけど、結局、彼女の今も子供時代も、
自分と似たところも共通点も特に共感できるところもないのに、
自分が自分でなかったら自分はこうだったかもしれないという不思議なリアリティというか
身近さを感じたのでした。「ビニール傘」と違ってとても近い。
うまく言えないけど、岸さんは11歳の女の子だった時があるのだろうか、
あるのかもなとも思った。
少女の一人称小説を読むと、自分の少女時代が不幸すぎて
小説の中の少女が幸せでも不幸でもなにか微妙にイラっとするところがいつもあるのに
「図書室」にはなくて、この大阪弁の子ども二人の会話を延々と永遠に聴いていたい
読んでいたい気持ちがしたのでした。
そして、静かに泣きながら読み終わった時に、
すぐそばで動かずこっちを丸い目でじっと見ているうちの猫が
すごく大事な気持ちになりました。そういう小説。猫もいろいろ出てくる。

もう一編収められている、岸さんの自伝的小説?は、
もっと冷めた目で読んでしまったかもしれない。
古き良き日々、グッドオールドデイズを抱えている男の話が、
その時代にも辛いばかりだった女としては、お気楽だなぁと思えて。
ごく個人的なノスタルジーにもやもやするのはどうかと思うし、
岸さんのような人生も体験もわたしには全くできないのですが、
バブル時代を懐かしむノスタルジーって、そこで苦しんでた者には釈然としないのよね。
大体、男の持つ「古き良き時代」ノスタルジーってもやもやすることが多い。
そのノスタルジーや孤独がどんなに甘く切実であっても、なんだかなぁと思う。
お気楽だった者の特権だよな、生ぬるいな、というか・・・
いや、わたしの方がよっぽど生ぬるいのにえらそうですみません。ファンなんですけどね。

東洋陶磁美術館:フィンランド陶芸

2019-10-02 | 芸術、とか
「フィンランド陶器とマリメッコ・スピリッツ」展ですね。

日本人、マリメッコ好きよね。大体、音がかわいいのよね。マリメッコ。
わたしはなんでも、パ行の音が入るとかわいい感じになると思っているのだけど
マリメッコのかわいさの原因は、まずは「ッコ」というところだと思う。
追いかけっこ、見せ合いっこ、わけっこ。「っこ」はなんか優しくてかわいいのよ。
それにマリというちょっとフェミニンな柔らかい音がついて、そりゃ無敵のかわいさ。
フィンランド語ではマリちゃんのドレス??やっぱりかわいいやん。笑

昔息子に教わった、東京カランコロンという人たちの「マリメッコとにらめっこ」

この出だしのなんとも言えない脱力した音とサビのところが頭に残って
マリメッコと聞くと無意識にこのサビを口ずさんでしまう。笑

東洋陶磁美術館については何度か書いてるので省略。
陶器についてもよくわからないので省略で、写真だけアップします。
去年くらいから写真撮影オーケーになったので、スマホやカメラで
写真撮ってる人も多いですがよっぽど混んでないとあまり気になりません。
スマホより音のしない小さいコンデジカメラで撮ってきました。
まずはフィンランドの陶芸。











フィンランドの?猫。うちの猫もこんな顔のときある。

陶板の作品。ポエジー。ヨーロッパの童話の世界。



それからマリメッコお姉さん?







デザイナーのノート。こういうの見るの好き。



マリメッコ茶室




そしてアジアの常設展示たち。何年もかけて何度もあってるので馴染みの仲良しさん、のつもり。








月記:2019年9月

2019-10-01 | 月記
8月に負けず劣らず忙しかった9月。暑かったのによく出歩いたなぁ。
自分としても今までの自分とは少し違う動き方だったと思う。
こんな自分は2年前でも想像できてなかったくらいの、活発さ。
大体の予定は一人で静かに行ってるんだけどね。

・トニ・モリスン「青い目が欲しい」の読書会を京都で
・お芝居「チェーホフも鳥の名前」伊丹のアイホールで
・難波高島屋で「山口蓬春展」
・年に2度の神戸ジャズは、アラン・ブロードベント(グラミー2度のピアニスト)
・池田ではなうた食堂のパイナップルケーキまみれイベント
・三重県のセンサートギャラリーへ日帰りドライブ。
・大きな植物図鑑買う。すごく良い!
・毎夏恒例「ボローニャ世界絵本原画展」
・仁川のブックカフェ「ドアー」初めて行く
・大阪のおいしい鉄板焼き屋さんに食事会
・伊丹で「ウィスキーと鳴く虫」イベント
・東洋陶磁美術館でフィンランド陶芸とマリメッコ展
・ギャラリー風で、中西學・菅原一剛の2人展
・京都のモンターグブックストアで岸本佐知子トーク
・ショーン・タン展。京都美術館「えき」にて
・池田のギャラリー卉奏(キソウ)
・池田の小さい本屋「まがり書房」
・友達のカフェで別の友達の写真展「Poland 」
・ギャラリーソラリスで熊谷聖司の写真のスライドショー
・神戸アートマルシェ

映画館で観た映画「ライオンキング」「ブラインドスポッティング」
「カーマイン・ストリート・ギター」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
「火口のふたり」「帰れないふたり」「工作」「存在のない子供たち」
「プライベートウォー」

DVDや配信などで観た映画「ああ爆弾」「青いパパイヤの香り」