sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

壮大な数

2019-10-08 | Weblog
>「360年を12000回繰り返したものを千回繰り返すという
>途方も無い時間を表した漢字があり、それを一万の千倍するという
>更に途方も無い時間を表した熟語がありますが、冷房の効いた部屋から出るのを
>拒否するような『めんどくさい』という意味にしか使われていません。
>『億劫』がそれです」

>「この億劫、もともとは『百千万億劫』なのですが面倒なので百千万を省略されてしまうという
>二重の意味で人間のものぐささを表す語になっています」

というつぶやきを見た。

確認で語源をググってみた。
「億劫」は元々仏教用語で、「非常に長い時間」を表していました。
「劫」はサンスクリット語「kalpa」の音写で、古代インドで最長の時間の単位を示します。
”一劫”の長さは、100年に一度天女が高い岩山に舞い降りてきて羽衣で頂上を撫でて、その摩擦によって岩山が消滅する時間、簡単に言うと「無限に近い時間」を表します。
この”一劫”の一億倍が「億劫」で、考えらないほど長い時間を指しています。
このことから、「億劫」は、「考えられないほどの時間がかかってしまい、容易でない」という意味から「時間がかかるので、面倒に感じる」という意味になりました。

へー!
億劫って、壮大な言葉だなー。
わたしももっと壮大に怠けよう。
わたしの好きな言葉リストの、「迂闊」の横に置くべき言葉となった!