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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

日本語の二人称

2016-11-18 | Weblog
日本語は二人称が不自由。
名前を呼べばいいのだけど、
英語を話してても名前でなくyouを使う場面は多いし、日本語でもそうで、
なのにyouにあたる自然で使いやすい日本語がないので、
肩書きを呼ぶのは重宝することが多いのよね。
せんせーというのは発音しやすい音でもある。
肩書きを呼ばれるのが好きじゃないという意見を時々見かけるけど、
肩書きで人を呼ぶのって、それ、肩書きでも名前の代わりでもなく
単に二人称のyouの代わりなんだと思う。
日本語はそこがめんどくさいとこだよなぁ。
二人称。
youみたいな誰にでもつける二人称があればラクなのに。

英語を習い始めた中学生の頃、年配の外国人先生にyouを使うのが、
なんだか失礼なような気がしたのを思い出した。
日本語しか知らなかったから、そんな風に感じたんだろうな。
英語に慣れた後では、日本語の二人称の不便さの方が、めんどくさい。

日本語では、一人称にしても、特にストレスなく「わたし」「俺」など、
その場その場で適当な一人称を使ってる人が多いと思うけど、
トランスジェンダーの人にとっては一人称の選び方も
いちいちひっかかって、もやもやするところがあったりするようだし、
英語の「I」と「you」は、そこんとこフラットでいいなぁと思う。