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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

写真の大きさって

2016-11-10 | 写真
先日、ここ数年出してきた、写真のグループ展があって、
毎年一人1枚くらい出すのですが、今年は出さなかった。
大きさがね、大きかったんですよ。全員A1サイズ。大きいの苦手なので。笑

テーマのないグループ展って、個展の集まり的なものになるかな。
二人展とかだと、予めの意図があってもなくても、
響き合ったり不協和音出したり、お互いに何らかの効果が起こると思うけど、
大勢でのグループ展はバラバラの小さい個展の集まりみたいなもののように思う。
壁の面積だけあてがわれて、好きにしていいなら、
その中で流れを作ったり遊んだり考えられるけど、
ひとり一枚ずつだと、自分はどうしていいかわからなくて、難しい。
大きな写真一枚で何かを表現するようなタイプの写真撮れないし。
絵も写真も内容に合ったサイズがあるしなぁ。

日本画やってたときも卒制で100号描いたあとは、
ずっと描き続けても大きくて50号までだなと思ってた。
自分はこじんまりしたものが好きだから。
でもごくたまに、なにか大きくてすごいものを見たときに、
これ200号くらいで描けたらいいなぁと思うことはあるのです。
とはいえ、画力不足だし、体力もないので、やっぱり描けないと思うけど。
絵も、10号くらいのサイズの連作で表現する方が好きだったと思うし、
絵を描いてたときから連作を組んで構成するのが好きだったのね。
文章書くときでも、やはり流れは気にするし意図的に構成するので
写真でもそういう方がラクだなぁ、わたしは。

さて、その写真展ですが
これが、展示を実際に見てみると、かなり見やすくて、疲れなくてよかったです。
サイズが揃って、きれいに並ぶとストレスなく、1枚1枚の写真を見ていける。
工夫を凝らした、様々な大きさや並べ方の展示でいいものもあるけど
テーマのない雑多なグループ写真展では、こういう風にそろってるのが
きれいでいいなと思いました。
来年は、大きく伸ばすことを怖がらずに、出せる写真があったら出そうかなぁ。