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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

屋上という場所

2016-11-12 | Weblog
友達が事務所の引越しをして、そこには自由に使える屋上があって、
誰か来たらビール飲んだりしている。
楽しそうというか、その友達にとって、いいとこに引っ越したねぇと思う。
構われたくなさそうオーラを出してるけど、さびしがりやからな。
こういう場を作るのって、案外難しいものなのよ。

お家をなんらかの形で開いちゃう「住み開き」的なやりかたもあるけど、
そういうコミュニティを意図的に作る気は全くないような人のほうが多いだろうし、
そういう人にとってこういう屋上をたまたま持つのは、
中々運のいいことなのではないかと思う。

そもそも屋上というものには、けっこうなポテンシャルを感じるしね。
中にある外みたいな、中庭のようだけどもっと広く開けてる感じのする場所。

複数の友達や知り合いと運営している船場のサロン・ドゥ・螺という場は、
ビル自体が素敵な大正建築で、螺の部屋もものすごく独特で素敵なんだけど、
屋上テラスがとても気に入って好きなのです。
芝は人工だけど、植物や木がたくさん置いてあって、
春や秋の日にベンチで長い間ぼんやりしたいような場所。
お酒もタバコも禁止の場所だけど、そうでなければごく少人数で、
静かな親密なビアガーデンをやりたくなるような、街の中の小さい屋上。

そういえば、少し前に行った大阪の、一軒家レストラン屋上のビアガーデンは、
大きなテーブルが一つだけの定員8人だったかの小さいスペースで、
これも街の中だったけど気持ち良かった。屋上って魅力あるよな。

ベランダも同様な理由で好きなんだけど、うちは大きな道路に面してて
駅も近いし、とても落ち着けない場所で、それだけは今の家で残念なところ。

自分はアウトドアは苦手で興味もないくせに、テラスや屋上やベランダは、
なんかすごく好きで、真夏と真冬以外はそういう場所で飲みたがる癖がある。
いつでも室内に戻れるというのが、安心させるのかなぁ。