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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

息子の旅8:ギリシャとトルコ

2016-11-01 | こども
ワルシャワ、ミュンヘンやローマのあとギリシャ、そしてトルコと行った息子、
アテネの坂道を歩いている時にデジャビュがあって、
これは母(わたし)の育った宝塚の家のあたりとまるでそっくりじゃないか〜!と
びっくり驚いたらしい。

確かに、宝塚の何もない、ぼんやりした住宅地の雰囲気に似てます。笑
わたしの育った家(今は弟家族が住んでる)に雰囲気そっくりで、
ギリシャに宝塚があったとは!笑

うちから見える宝塚の丘にそっくりすぎる・・・。


最後はイスタンブールから帰国したのですが
イスタンブールでは息子がいるあいだにテロが起こり、はらはらしました。
でも本人は、トルコが気に入って、帰国後もトルコまた行きたいと言っています。

昔読んだ、五木寛之の小説に出てきて印象深かったボスフォラス海峡の写真です。

小説「四季 奈津子」は1980年に東陽一監督で映画化されてそれも映画館で見ました。
烏丸せつこと阿木燿子がとても印象的だった。
今調べたら、田村隆一が詩人役で出てたのね。もう一度見たいなぁ。
この中でエセーニンというロシアの詩人の詩がでてくるのです。
ボスホラスには行ったことがない
ボスホラスのことは 君 きいてくれるな
でも ぼくは海をみたんだ 君の目に
碧の火の燃える海なのだ

エセーニンはロシアのランボーと呼ばれただけあって、
お酒に溺れなんども恋に落ち5回くらい結婚して、30歳で死んでいます。
言葉の通じない18歳上のイザベラ・ダンカンや、トルストイの孫とも結婚してた。

トルコの宿では、何ヶ月も旅をしている人たちと仲良くなったらしく、
彼らの長い長い旅を、いいなぁとちょっと羨ましそうだったけど、
二ヶ月くらい旅をしてた息子もそろそろ疲れて
一旦帰国したくもなってたんじゃないかな、と推測。推測ですが。笑

アメリカに行く時に成田からの便が何かの事情でアップグレードされて
ビジネスクラスで楽々行った息子ですが、
イスタンブールからの帰りも、テロがあった影響で随分予約が乱れて、
なんとまたアップグレード。関空までビジネスで快適に帰ってきたらしい。
運いいな〜。じゃんけんにも勝てないわたしに似なくてよかった。

ワルシャワやミュンヘンの写真も送って!と何度か言ったんだけど
返事なしのまま、息子は日本に帰ってきちゃった。笑