横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

蜜を吸いにくい花

2013-08-31 06:00:03 | 近所



サルビア・ガラニチカ(シソ科)
サルビアは園芸の花として人気がある。
花の形が青い蛇のようなサルビア・ガラニチカも住宅街のあちこちで見かける。







クマバチが飛んできて花の上に止まった。しかし顔の先に花粉や蜜はない。







クマバチが蜜を吸うとき、よさそうな場所に止まって花弁が開いた先に口吻や顔を入れる。
ところがサルビアの場合は下唇弁が小さいので止まりにくい。







そこでクマバチは花筒の根元に穴をあけて蜜を採る。
花粉を運んでもらうために花が蜜を用意する目的に反しているので「盗る」と言える。

クマバチなどハナバチの仲間はしばしば盗蜜を行う。
花としては萼を長くするなどの進化をして対抗するのだろうか。





2週間にわたり白内障の手術を受けたので眼の保護を考えてコメント欄を閉じさせていただきました。
右眼は回復しましたが左眼は今一といったところです。乱視も影響しているかもしれません。
また手元は見えないので老眼鏡を使うことになりそうです。