横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

湿地の花

2011-04-21 07:49:53 | 近所



自然教育園の池ではさまざまな湿生・水生植物がみられる。
今はアゼスゲ、カサスゲやミツガシワが咲いていた。





アゼスゲ(カヤツリグサ科)
アゼスゲはもともと田んぼの畦でよく見られたそうだ。
黄色い雄しべが目立つ雄小穂と白い雌小穂からなっている。





カサスゲ(カヤツリグサ科)
カサスゲのしっかりした葉は菅笠を作るのに使われたという。






ミツガシワ(ミツガシワ科)
ミツガシワは三つ柏。その3小葉の一つ一つがカシワの葉に似ている。





白い花弁にちじれた白髪がついているような花が面白い。




5本の雄しべ。黄色い葯は落ちてしまったようだ。
雌しべは雄しべより短いタイプと長いタイプがあるが、ここでは短花柱ばかりであった。