2週間ほど前に見た芦ノ湖西岸のアケボノソウに実ができはじめていた。
熟すとどのような種子を飛ばすのだろう。
センブリ(リンドウ科)
アケボノソウの仲間のセンブリも咲いていた。
アケボノソウよりだいぶ背が低い。
花の模様などもアケボノソウよりおとなしい感じだ。
蜜腺もアケボノソウは花冠の先にあったがセンブリは根元のほうにある。
花冠は四裂しているものと五裂しているものがあるが、四裂のほうが多かった。
少し拡大して見ると、花冠の一裂片に2つづつある蜜腺の周りから白い毛が生えている。
アケボノソウが蜜腺に近づきやすくいのに、センブリのほうは虫に苦労させているような気がする。
どんな意味を持っているのだろう。
ツルリンドウ(リンドウ科)
同じリンドウ科でも蔓性のツルリンドウは今年伸びた細い竹にうまく巻きついて、
いくつも実らせるのに成功したようだ。
花冠の奥から頭を少し覗かせた赤い実。
葉の色が変わっているのも渋い。
さらに大きくなって顔が出てきた。
最後には花冠が落ちてしまう。