市民の森を歩いていると杉の木にたくさん穴があいていた。
アオゲラあたりが虫を探したのだろうか。
別の木には1cmぐらいの貝がついていた。
カタツムリなどの仲間でキセルガイというのがいるらしい。
林の中の湿った所にはいろんなキノコが生えている。
出会った人がダイコクシメジが採れたと話していたが、素人は手を出さない方が安全だ。
こんな妙なキノコを採る人もいないだろう。直径15cmぐらいはあるが名前も分からない。
明るい所へ出てくるとオトコエシが咲いていた。
オトコエシには イチモンジセセリやハチが集まっている。
中にヒゲが長くて胴も長いのがいた。
金色の毛も目立ち、キンケハラナガツチバチと呼ばれるハチのようだ。
ハチとはちがう姿のも来ていた。
一見ガガンボみたいだけれど、ずっと小さい。
ハギのほうへ飛び移ったのをよく見ると眼の形がアブだ。
お腹の独特な形からハラボソツリアブだと思われる。
オトコエシはこのように実る。
もう少ししてピンクに色づくときれいだろう。