横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

人参と赤い実

2010-10-02 06:09:18 | 近所

ツルニンジン(キキョウ科)
先日伊吹山で見たツルニンジンが芦ノ湖西岸歩道でも笹薮から顔を出していた。






蕾はこんな形だったのだ。まだしばらく咲きそうだ。






同じキキョウ科のツリガネニンジンと同様に根が朝鮮人参みたいだからの命名。

お馴染みの野菜であるセリ科のニンジンと朝鮮人参は同じ仲間?
朝鮮人参はオタネニンジンとも呼ばれるウコギ科トチバニンジン属の植物だそうだ。
もともとこちらの仲間が人参であって野菜のニンジンは後発なのだ。






トチバニンジン(ウコギ科)
トチバニンジンは日本原産で、その根が和人参として薬用になるという。







花は目立たないらしいが、ウコギ科にしては珍しい真っ赤な実が目を惹いた。
花序の全部が実るわけではないようだ。






ミヤマシキミ(ミカン科)
真っ赤な実といえばミヤマシキミも林道の何ケ所かで見られた。







最初は緑色で次第に赤くなるようだ。
毒性が強く鹿は葉も食べない。