十勝岳の中腹に白金温泉がある。
白金温泉ホテルの近くのブルーリバー橋の下には美瑛川が流れている。
美瑛川は十勝岳を源流とし旭川で石狩川に合流する。
火山成分の影響で水面が青く見えるので、
このあたりはブルーリバーと呼ばれている。
ブルーリバー橋からすぐ上流を見ると滝があり、一部凍っている。
ここは白髭の滝と呼ばれ伏流水が沁みだしているらしい。
滝なのかツララなのかよく分からないが見事なものだ。
すぐ右手で上のほうから落下している滝も凍結している。
ホテルの傍を支流が流れてきて滝となっているのだ。
ブルーリバー橋を渡ると、この286段の階段がある。
十勝岳が噴火した場合に白金地区の人たちが避難するためのものだ。
息を切らせて階段を上りきると十勝岳火山砂防情報センターがある。
観測機器の集中管理をしたり噴火した場合の最前線対策本部となる。
観測記録の展示やゲームそして3D映画の上映などで、
楽しみながら火山の学習ができる施設にもなっている。