老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

京街道を行く⑧  第4回  枚方(出口町)~御殿山 (後半)

2019年11月04日 21時10分09秒 | 旅行/色々な風景
 光善寺を後にして、枚方大橋南詰を北に渡ると枚方宿西見附の標識があり、ここから枚方宿が始まります。
 
 丁度2年前に、天満橋から船で大川から毛馬閘門を経て淀川に入り枚方まで遡るツアーに参加しましたが、枚方の船着き場がすぐこの近くだったので、この枚方宿は2回目となります。

 歴史街道という名になり整備された旧街道を少し歩くと鍵屋資料館がありますが、淀川舟運で栄えた当時の船宿を生かした資料館です。
前回に内部を見学したことがあるので、今回は時間の都合もあり外から主屋を眺めるだけにしました。

 その後、整備された旧枚方宿内を歩きましたが、折から枚方パーク名物の菊人形が開催中ということもあるのか、旧街道沿いの民家の前にも綺麗なの鉢が飾られていました。

 今回は、前回寄っていなかった万年寺山という小高い丘に登って見ました。かって秀吉が建てた御茶屋御殿があったと言われる景色のよい場所で、現在は展望台となっています。
またここには神社もありますが、旧街道からの道の両側には寺院や旧家がある心和む場所でした。

 その後は旧枚方宿の碑や常夜燈を見たり、古い道標などを探しながら北に向って歩き、鵲(カササギ)橋からは旧街道を御殿山に向って歩きました。

 旧枚方宿は見所が多かったので、少し写真の数が多くなりますが、紹介します。(まさ)


歴史街道の標識。ここはかっての西見附があった場所のようです。

鍵屋

鍵屋の案内板

鍵屋の主屋。この直ぐ裏側が船着き場だったようです。

街道沿いの家の前には菊の鉢植えが並んでいます

このような古い家屋も残っています

浄念寺

道標

万年寺山への道沿いにある古民家

何処にも菊が飾ってあります

万年寺山にある御茶屋御殿跡の展望台

展望台から淀川を見る。勝手はもっと手前に川があったようです。

万年寺山にある意賀美神社境内の石塔。下の方に「萬年寺」の文字が見えます。

万年寺山を降りると京阪の踏切を亘って旧街道に戻ります


枚方宿の石碑

この公園前にある道標

常夜塔

京阪駅前にある枚方宿の案内板

宗左の辻の道標

街道沿いの旧民家

京街道の名残です。この正面に天野川があり、そこに枚方宿の東見附があったようです

鵲(カササギ)橋

磯島地区の京街道跡