老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

久しぶりにお月さんを見ました 

2020年07月31日 19時26分45秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)
 今日で7月もお終い、そして近畿でもやっと梅雨明け・・・
おかしな表現ですが、今年は本当に梅雨らしい梅雨でしたね。

 昨夜ベランダの戸締りをしようとすると、何か久しぶりに明るい感じで、見上げると少し西の空の雲の切れ間に半月より少し大きなお月さんが輝いていました。

 本当に久しぶり見るお月さんということで、思わずカメラでパチリ。
昨日は月齢が9.4(お昼の12時)だったので、写真のお月さんは月齢10前後でしょうか。
この月齢位の写真がクレイターなどがはっきりと撮れます。(まさ)



梅雨開け間近

2020年07月30日 18時43分27秒 | 散歩中に見かけた風景
 ようやく梅雨明け間近という感じで、蒸し暑い日が続いていますが、雨の心配のない時間帯を選んで散歩に出かけています。

 ここ2日ほどの間に見かけた花などをお知らせしましょう。

 この時期はアオイ科の植物が元気ですし、団地内では今年も大量発生のクマゼミが昼頃には一休みですが、
アキニレの木が好きなのか、集団で休んでいます。

 また、ベランダではヤナギバルイラソウの鮮やかな紫色の花が目立つようになりました。(まさ)


サンゴジュ(スイカズラ科)の実も色づきました

ヒルガオ

同上 アップ

センニンソウ(キンポウゲ科)も咲き始めました

同上 アップ

同上 アップ

アメリカタカサブロウ(キク科) ここ数年で非常に増えました

ヤノネボンテンカ(アオイ科)もそろそろ開花です

同上 アップ

フヨウ(アオイ科)

ムクゲ(アオイ科)


クマゼミ。 この写真の中だけでも4匹見えます

同上 木の根元でも休んでいます

ヤナギバルイラソウ(キツネノマゴ科)

同上

エッセンシャルワーカーとリモートワーカーの将来は?

2020年07月29日 19時50分02秒 | その他
 更に、この「エッセンシャルワーカ」や「リモートワーカ-」に関して調べている中で、非常に気になった論文がありました。

 「Deloitte」と言うホームページの[エッセンシャルワーカーとリモートワーカーの処遇変化に関する仮説](古澤 哲也/Tetsuya Furusawa デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員)という論文(https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/human-capital/articles/hcm/essential-workers-and-remote-workers.html)で、「エッセンシャルワーカ」や「リモートワーカ-」がコロナ終結後の社会においてどのような位置づけになるかという仮説ですが、非常に示唆に富んでいますので、主なポイントを抜粋してみます。

◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による自粛要請の結果、「決まった時間に職場に行かなければできない仕事」と「そうでない仕事」の2種類があることがはっきりしてしまった。
 
 工業化の進展によって、ホワイトカラーとブルーカラーという区分けができたように、デジタル化とCOVID-19によって、「エッセンシャルワーカー」と「リモートワーカー」というような新しい仕事の区分けが生まれつつある。

 現在は「そうでない仕事」をリモートで実施する場合の、やりにくさや課題に注目が集まっているが、新しい取り組みであるから、人々の興味がそちらに向かうのは自然だろう。

 だが、間もなく「決まった時間に職場に行かなければできない仕事」に就く人に対する処遇や立場の取り扱いが問題になってくるだろう。
つまり、COVID-19がもたらしたワークスタイルの変化が人材マネジメントのあり方に影響を与える可能性が高まるのである

 実は、国土の広い北米やオーストラリア、あるいは距離はそんなに離れていなくとも冬季の移動が難しい北欧諸国では、リモートワークは以前から活発に行われている。
そのようなリモート先進国の事例も踏まえると、日本における人事のニューノーマルでは、以下のような方向に変化するのではないだろうか。以下、エッセンシャルワーカーとリモートワーカーについてそれぞれの仮説を述べていく。


◆エッセンシャルワーカーに関する仮説
 欧米では、医療従事者、警察・消防関係者、公共団体関係者、銀行やスーパーマーケット勤務者というようなライフラインに関係する労働者をエッセンシャルワーカーと呼び始めている。エッセンシャルという単語が示すように、そこには一定のリスペクトが込められている

デジタル化が進み、様々な仕事がリモートで可能になっても尚、どうしても物理的に対応しなくてはならないことは残り、それは社会活動をしていく上で不可欠だ。それを担う職業の労働市場におけるステータスは、需給バランスを踏まえれば、今後、上がっていくことは間違いない。では、今よりも厚遇されるようになるであろうエッセンシャルワーカーの処遇はどのようになるだろうか。

 ロックダウン時の英国では、その時も出勤しなければならない職務に就く人(スーパーマーケットや銀行など)には、特別ボーナスが支給された。感染リスクがあり、身体的な負荷や家族の負担も大きいというのがその理由だった。

 これがリモートワーカーとの対比の中で、有事だけのものではなく、平時から支給されるようになる可能性が高い。現在でも、高温手当、危険手当といったものはあるが、そのバーがぐっと下がり、出勤すること自体が付加的な負荷である、という見方が出てくるだろう。


 物理的に拘束される仕事は、広い意味での社会インフラに関わる仕事に多い(それが「エッセンシャル」と言われる理由である)。インフラであるとすると、そこに必要なのは、一定のサービス品質であって必要以上の付加価値は期待されにくくなるだろう。

 このような業務は、同一労働・同一賃金の考え方と相性良く、中長期的には社会レベルでの適用が加速する可能性が高い。

 米国では同一労働・同一賃金を担保するためにO-NETという国が定めた職務定義がある。さらにフランスでは、それに国が賃金水準まで定めている。エッセンシャルな職務については、日本版O-NETが整備され、賃金水準のガイドラインが策定される必要性もでてくるだろう。


◆リモートワーカーに関する仮説
 現在の裁量労働制には、一定の制限が設けられているが、その基準が緩やかになることが予測される。自由な働き方が従業員にとってのリモートワークのメリットであるので、個人の裁量(自由さ)を促進するようになるのは合理的だろう。

 そうすると、報酬制度は年俸制に近いものになり、報酬の対価が明確に定められる必要性が高まる。欧米のように個人単位で雇用契約が結ばれ、個々人の報酬の対価が契約として定められるようになるかもしれない。


 以上、所謂新しい日常を考えて行く上で、日本でもエッセンシャル・ワークの重要さを見直し、これらに従事するエッセンシャルワーカーへのリスペクトと評価と待遇を高める様な舵取りが必要なことが良く理解出来ました。(まさ)


エッセンシャルワーク或いはエッセンシャルワーカーについて 

2020年07月28日 19時45分12秒 | その他
 昨日のこのブログで「テレワーク」なり「リモートワーク」の拡大を肯定する旨の意見を述べましたが、先日も触れたように同時に考慮すべきはこれらの「テレワーク」なり「リモートワーク」に馴染まない職場があるという事です。

 私は知らなかったのですが、これらの仕事は人間が社会的な生活上で必要不可欠な仕事としてエッセンシャルワークと呼ばれていて、これに従事する人をエッセンシャルワーカーと呼ぶようです。

 [日本の人事部]というホームページに拠れば、この業種は医療従事者、公共交通機関の職員、スーパーやドラッグストアの店員、配達員などが挙げられますが、私的にはもっと広げて、
1)直接的なケアや教育に関わる分野: 医療・介護・保育・教育関係者
2)生活維持のための分野: 食料品や生活必需品の販売・電気/ガス/水道・清掃・警備・保安・消防・銀行
3)物理的に物を運ぶ分野: 交通・郵便・運輸(含宅配)
4)社会的な娯楽・教養分野: 芸術/音楽活動・スポーツ・飲食
5)集団作業が欠かせない分野: 鉱工業・農業・製造・建築・土木
などを考慮すべきだと思っています。

 4)と5)を除けば、社会的インフラに関わる分野で、今回の新型コロナ感染症問題に対する我が国の対応では一番問題になった分野です。(まさ)

「テレワーク」と「リモートワーク」

2020年07月27日 19時37分54秒 | その他
 先日「テレワーク」に関してこの言葉が判りにくい旨を書き込みましたが、知人から「リモートワーク」という表現もあるよとの指摘もあり、「テレワーク」と違いがあるのかなど少し調べて見ました。 

 「WORKERS STYLE」というホームページ(https://teleworkers.style/knowhow/55)に判り易く解説されていましたので、ここから抜粋させて頂くと、 

◆テレワーク:telework
・「tele = 離れた所」と「work = 働く」の二つの言葉を組み合わせた造語ですので、「離れたところで働く」という意味になります。

・「テレワーク」という言葉の生まれた背景は、1970年代まで遡ります
当時、アメリカ・ロサンゼルスでは自動車による大気汚染が大きな問題となっており、二度に渡る石油危機も起こったことから、これらの問題解消を目的として、自宅にいながら仕事をするスタイルとして導入されたと言われています。

・日本では、1984年に日本電気(NEC)により吉祥寺にサテライトオフィスが作られ、これが日本で初めて「テレワーク」が導入されたと事例とされています。
当時、日本電気(NEC)の本社は東京都 港区六本木にありましたが、結婚や出産を機に女性が退職してしまうことが多く、この状況に歯止めをかけるために郊外にサテライトオフィスを設けました。
1984年というのは、まさに日本においてインターネットが始まった年です

・その後、21世紀に入ると女性の雇用機会のためだけでなく、将来的に日本が少子高齢化になることが危惧され、多くの人が働くことができるよう、在宅でも仕事のできるテレワークが広がっていきました。
このように、「テレワーク」とは「出社の負担を減らすことが目的の働き方」と言えるでしょう


◆リモートワーク:remotework
・「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」の二つが合わさってできた造語です。「遠くで働く」となることから、言葉の意味は「テレワーク」とほとんど同じと言えます。
また、この言葉が使われるようになってから日も浅く、語源や定義も明確になっていません

・「リモートワーク」の特徴を強いて挙げるとすると、「チームで働くという意味合いが強い」ということでしょうか。
「リモートワーク」とは、ITエンジニアやWebデザイナーなどのスキルを持った人が、ITツールやインターネットを使ってオフィス以外の場所で仕事をする働き方を指す場合が多く、このような業界の仕事は、一つのシステムを作り上げるためにさまざまなスキルが必要となります。 

 そこで、それぞれ専門のスキルを持った人たちがチームを組んでプロジェクトを作り、仕事を進めていきます。
しかし、チームメンバーが同じ場所にいる必要はなく、他のメンバーとコミュニケーションを取る際にもチャットツールやSNSなどで連絡を取り合うことが可能で、離れた場所にいても仕事を進めることができるのです。
 このように、一人が複数のプロジェクトに所属をする働き方では、さまざまな人とチームを組む可能性があり、場所、時間、雇用形態の制約を受けにくい働き方が実現できます。


◆テレワーク/リモートワークでは、オンライン会議ツールや社内SNSツールを中心に、社内のコミュニケーションをオンライン上で円滑に行うためのITツールが活用されています。
ZOOMやGoogleMeetなど多くのオンライン会議サービスがありますが、業務内容、費用、セキュリティ、既存のシステムとの親和性など要素をもとに検討が必要になります。

 社内のコミュニケーションだけではなく、社外の人とのアポイントもオンライン化が進み、オンラインセミナーやオンライン面接もトレンドになってきました

「テレワーク」・「リモートワーク」を取り入れることで、場所、時間、雇用形態の制約を受けない働き方ができるようになりました。
                             
 それと同時に、育児や介護を抱える人材や海外人材といった今まで場所、時間、雇用形態の制約のために採用ができなかった人材を企業は自社にむかえ入れることが可能になりました。
また、出社が義務付けられていることにより時短で働かざるを得なかった人材も、出社とテレワーク・リモートワークを組み合わせることで、フルタイムで働くこともできるようになりました。 

 さらに、1社だけで働くのではなく、副業・複業を行い、2社以上で働くことも可能になり、1社では経験することができなかったスキル・実績を得ることができるなど、キャリアプランの選択肢の幅も広がりました。


 以上、新型コロナウィルス感染症を機に新しい働き方が急速に拡大する動きを見せていますが、これが可能な分野では今迄活用できていなかった人材も、有効に活用できるシステムであり、人口減少の折からも是非とも取り入れて行くべきではないでしょうか。(まさ)