老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

春たけなわの藤田邸跡公園 

2022年04月30日 20時06分16秒 | 散歩中に見かけた風景

 今朝は少し冷え込むような感じでしたが、明日はまた雨模様とのことで、朝食後に家の掃除を済ませてから4月最後の日の様子を見たいと思っていつもの藤田邸跡公園に足を延ばしました。

 連休という事もあるのか、美術館は多くの人が来られていましたが、今日は美術館はパスして公園だけ。

 流石にここは人も余り多くなく、ノンビリと散歩できましたが、前回来た時からはスッカリ花の様子も変わっていたので、まるで初めての場所の様にあちこちカメラを向けていました。(まさ)


芝生広場はクローバーに覆われていました

宝塔とクローバー。 赤いのはツツジです

逆方向から 青モミジと宝塔


タニウツギ(スイカズラ科)

同上

マツの雌花

マツの雄花 白い結晶はマツヤニです

シャリンバイ(バラ科)の花にハチ

ウツギ(=ウノハナ、ユキノシタ科)

同上


マユミ(ニシキギ科)

同上

ニシキギの花 同じ科なのでマユミとはよく似ています


ヤブジラミ(セリ科)

同上

同上 果実です


クローバーが好きなアオスジアゲハ






春、さらに深まる

2022年04月29日 19時28分49秒 | 散歩中に見かけた風景

 ここ数日は段々と暑さを感じるようになり、ソロソロ衣替えの準備をせねばという感じでしたが、今日は朝から雨で一転しての肌寒い日となり、衣替えはやめて押入れの整理に掛かりました。

 最近の団地内や河川敷など近場の花の様子をお知らせします。(まさ)


クロバナロウバイ(ロウバイ科) やっと花弁が開き始めました。変わった色ですが愛想のない花です。

ニセアカシア(=ハリエンジュ、 マメ科)もいつの間のか開花していました。

同上

センダン(センダン科)蕾の色も少し濃くなりました。間もなく可愛い花が開花でしょう

毛馬大洗堰は大工事中

同上 どうやら大阪万博に向けてここにも閘門を作り、京都から淀川経由の船が行き来できるようになるようです

アメリカフウロ(フウロソウ科)

同上  特徴的な果実の形です

アカバナユウゲショウ(アカバナ科)

同上

シロバナマンテマ(ナデシコ科)

同上  先の方は少しピンクの色です

同上

ヘラオオバコ(オオバコ科)も見頃です

ノバラとナヨクサフジ

ノバラ 小さなハチが来ています

ネギ坊主ならぬニラ坊主

徐々に開花

モモイロヒルザキツキミソウ(アカバナ科)

アカツメグサも一面に広がっています
同上

四つ葉のクローバーが2つ並んでました。
摘んで帰って押し花にしてツレアイにプレゼントしましょう。

いつもの間にか、いつものアオサギが近くに来ていました


尾崎豊のこと

2022年04月28日 19時21分52秒 | その他

 先日から、今はなき尾崎豊のことがやたらマスコミに取り上げられていると思ったら、4月25日は彼の30回忌だったのでした。
もう30年もたったのですね・・・

 私とは20歳以上も若くて重なることはなくて、最初は彼のことは全く知らなかったのです。

 私が彼に興味を持ったのは、彼が26歳で急死した直後の1992年の4月30日に執り行われた葬儀・追悼式には、雨の中もかかわらず4万人もの若い人が親しい人を亡くしたように涙を流しながら本当に悲痛な面持ちで参列されている様子をTVで見てからです。

 その当時私は、離婚した前妻との間の子供たちも漸く社会人となったり、父も死去したりして、精神的にも一区切りがつき、後は収入に拘らずにツレアイとの二人だけの生活を考えて、好きなことを仕事にしようと考えていた時期でしたし、やっと自分の車が持てて好きな音楽が聴ける環境もできた時でした。

 そして、ある時私より少し若いと思われる女性が「娘に勧められて、初めて彼の歌を聞いたが、娘の気持ちが判り、思わず涙が出てきた」と書かれた投稿記事を目にして、“よっしゃ、一度聞いてみよう”と思ったことでした。

 ということで、車を運転しながら良く聞いたのが彼の曲で、特にその中でもお気に入りは、I love you/Oh my little girl/僕が僕であるために/シェリー/Forget-me-notなどだったでしょうか…

 普段は余り音楽に興味を示さなかったツレアイも、彼のCDをかけると黙って聞き入っていることが多かったです。

 彼は高校生の時にプロデビューし、出発点は「自由・反支配」などをテーマにした歌で、校内暴力や偏差値教育・受験戦争のひずみが露呈していた時代世相と相まって一部の若者の間で社会現象ともいえるような象徴的な存在となったのでしょうが、その後は「愛・罪」といったものを主題にした歌を多く作っていたように思えます。

 今日は先日録画していた彼のコンサートのビデオを見ましたが、全く違和感を覚えませんでしたね。

 80のおじんが「15の夜」を聞いて納得しているなんて、ある意味ではうすら寒い光景かも知れませんが、彼の歌からは何となく“目をそらさずに、真っ直ぐに生きる、ひたむきさ”を感じるからでしょうか。

 要するに、受けを狙ってすり寄るような歌詞ではなく、少なくとも私には血の通った本音というか、本心のように感じられ、安心して自分と重ねられる部分もあり、己が経験したことが思い起こされ、涙が滲んでくることもあるのです。

 彼の歌を聞くたびに若かりし頃や苦境にあった時のことを思い出させてくれるとともに、私も若い時と同じに少しでも前を向いて生きることが大切だと感じています。

 年老いた私を励ましてくれるかのような彼の曲に、改めて感謝するとともに、彼のご冥福をお祈りします。(まさ)





福島の聖天さんへ

2022年04月27日 19時37分29秒 | 旅行/色々な風景

 花野を楽しんだ後は、U氏と一緒に今年一番の暑さの中を少し離れた福島の聖天さんまでぶらり歩き。

 ここは正式名は、福島聖天了徳院という真言宗東寺派の寺院ですが、大阪の人には「聖天さん」だけで通じます。

 かってはここが海岸だったらしく、浦江の地名だったので古くは浦江聖天と呼ばれていたようですが、江戸時代中期からの北の新地の発展と共に”聖天さん”として親しまれてきました。

 このこの寺院のある福島区は、かっては野田フジの産地として有名で、福島区のあちこちにフジを名所とした場所があります。

 この寺院にも立派なフジ棚があり、かってはフジの時期には賑わったようですが、最近は木が少し勢いを失くしたのか花がかって程の見応えはありませんが、一応咲いている野田フジを楽しみました。


 その後、最近は占いの町として有名な聖天通り商店街を少し歩いてJR福島駅に出ましたが、商店街の中で鉢植えのヒトツバダコ(別名:ナンジャモンジャノキ、モクセイ科)などが目につきました。

 ここから大阪駅まで出て、U氏とはお別れですが、私より一回り以上も高齢なのに、歩くのもしっかりしておられるだけでなく、カメラや携帯など新しい分野にもお詳しくて、今後このような生き方が出来ればと見習いたいことが沢山ありました。

 Uさん、コロナが収まればまたご一緒に歩きましょうね・・・(まさ)


聖天さん

狛犬とフジ棚

同上

野田フジ
同上

境内の水掛不動明王

商店街で見かけたヒトツバダコ

同上

これも商店街で見かけました。 
イヌホオズキ(ナス科)の様に見えますが、ひょっとしてミカンの仲間?


再度、梅田の花野へ

2022年04月26日 19時38分08秒 | 旅行/色々な風景

 昨日は、ブログ友達のU氏と梅田で待ち合わせて、二人がそれぞれお気に入りで個別に何度も足を運んでいる花野に一緒に行くことにしました。

 ブログ友達との一緒の行動は初めてですが、以前に淀川の河川敷を少しだけ案内したり、時々メールで連絡を取り合っているので、まんざら知らない中でもなくそれ程の緊張もありませんでした。

 梅田の待合場所に決めたヨドバシカメラで上手く会えて花野に着き、先ずは食事と思い地下の滝見小路のレストランに入ったのですが、そこで思わぬハプニング。 何と私の携帯がないのです!!

 数年前に京都でタクシーの中で紛失して出てこなかったという苦い経験があるだけに、一瞬顔色が変わったのが自分でも判りました。

 U氏の携帯を借りて、心当たりのヨドバシカメラに問い合わせると、落とし物として届いているという事で安心し、その後はU氏と共同行動が取れました。

先ずは一緒に花野を回って、植物の名前を確認しながらお互いに好きなアングルでパチリ。


 その後、まだ少し時間の余裕があったので、ここから少し離れていますがフジが見られるだろうという事で、福島聖天 了徳院(地元では「聖天さん」と呼ばれて親しまれています)まで歩くことにしました。

 とりあえず、今日は花野並びに聖天さんへの途中で見かけた花などを紹介します。(まさ)


ナナカマド(バラ科だったのですね)の花

同上

ハイノキ(ハイノキ科)の花も何とか咲いていました

ヒメウツギ(ユキノシタ科)

チョウジソウ(キョウチクトウ科)

ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)

同上

カキドオシ(シソ科)もありました

スミレ 細かい品種までは不明です

途中で見かけたタツナミソウ(シソ科)
同上 何か鬼の顔が並んでいるように見えるのですが・・・

同上 裏側から見た所