老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

フジの香りの下でテニス

2019年04月30日 20時41分03秒 | 散歩中に見かけた風景
 今日は久しぶりに隣の旭区にある公園内のテニスコートの予定を組んでいました。
生憎の雨模様との天気予報で心配していたのですが、この予報が見事に外れ、午後から3時間のテニスを楽しめました。

 このテニスコートの直ぐ横の児童公園内に藤棚があるのですが、昨年は殆ど花が咲かずに今年もダメかと余り期待していなかったのですが、何と今年は結構開花していました。

 お陰で、甘い香りがテニスコートにまで漂ってきていて、今日の天気予報が良い方向に外れたこともあり楽しいテニスが楽しめました。

 非常にラッキーな平成最後の日でした。(まさ)


旭公園のフジ

同上

同上

暫くはお骨と同居です 

2019年04月29日 19時33分35秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など
 予てからお伝えしておりますように、我が家のお墓は中国自動車道の山崎ICから1時間ほどかかる宍粟市の山間部にあり、年に2回ほどの墓参しか出来ませんでした。

 一方私の高齢化に伴い車の運転を止めることにしましたが、そうすれば交通の便が無くなり、今後の墓参がまず難しくなりますので、田舎のお墓を仕舞って大阪市内に移すことにしました。

 3月末にお墓の閉眼供養をして貰った後、石材店にお墓の始末をお願いしていましたが、先日に無事に工事が終了しました。

 昨日、その石材店から大阪に行く用件があるので持参しますということで、お骨が届けて頂きました。
私の両親、父親の両親、そして生後直ぐに亡くなったらしい父親の兄の5名分のお骨です。

 この後、改めて大阪の四天王寺に納骨の予定ですが、出来れば6月初旬の母親の命日に合わせて納骨したいと思い、それまでは我が家の仏壇前に居て貰う事にしました。

 今迄も欠かせたことがない仏前のお花を少しだけでも賑やかにして、せめて1ヶ月位は下手な読経でもあげてして大事にお祀りしておきます。(まさ)


花に囲まれたご先祖のお骨

法則について その⑨ “法則”の補足 Part.2 

2019年04月28日 20時48分43秒 | 法則/心理効果・現象など
(昨年の夏から始めたこのコーナーに、久しぶりに一部追加です)

スポーツマンシップの法則
   ・スポーツマンだからと言って、スポーツマンシップを持っているとは限らない。
   ・健全なる肉体に健全なる精神が宿るとは限らない。
    
探し物の法則
   ・探し物は、最後に探すところにある。
 
本の中の探し物の法則
   ・前から探すと、後半で見つかる。
   ・後ろから探すと、前半で見つかる。
   ・右ページにあったはず、と思ってパラパラと探すと見つからず、結局左ページで見つかる。
   ・「確か印を付けたはず」と思って探すと、「印」は付いていない。

思いもよらない事態の法則
・思いもよらない事態は、必ず起こる。
・思いもよらない事態が起こることは予測できるが、その内容を予想することはできない(まさ)


<この項については、M.SHI氏(静岡県沼津市在住)の「科学的逍遥」やWIKIPEDIA、コトバンクなどのいろいろな資料を参考にさせていただきました。>

やはり、原発稼働の資格なし! 

2019年04月27日 19時51分27秒 | 原発関係
(久しぶりの原発絡みの書き込みです)

 先日の、毎日新聞記事を見てビックリ。
何と、原発稼働に伴って義務づけられている『特定重大事故等対処施設』(以下、“特重施設”と言います)に関して、原発を稼働中の電力会社の全てが、設置をまだ行っていないという事です。

◆原発問題には関心を持っているものの、この経過は全く頭に入っていなかったために、急遽“特重施設”について調べてみました。(原子力規制委員会や日本原子力文化財団などの資料を参照しました)

☆福島第一原発事故の教訓を踏まえて、原発施設の安全基準が見直され津波への対策を中心にして、以前の基準が見直され、下記事項について厳格な評価がされることになりました。
  ・津波対策(防潮堤)
  ・火災対策
  ・電源の多重化・分散配置等
  ・炉心損傷の防止(減圧、注水設備・手順)
  ・格納容器の閉込め機能(BWRのフィルタベント等)
  ・緊急時対策所
  ・原子炉から100mの場所へ電源車・注水ポンプ等を保管等

☆これらは自然災害への対策を主としたものですが、原発については、故意による大型航空機の衝突やその他のテロリズムなどを想定して、安全を確保するために“特重施設”として、更に下記のような放射性物質の外部への放出を抑制するための施設設置が義務付けられました。

・非常用の注水設備や電源、フィルター付きベント設備のほか、中央制御室が使用不能になった場合に備えた第2制御室など

・またこれらの施設は、原子炉から100mの場所に電源、注水ポンプ、これらの緊急時制御室を常設化することも要求されています。

◆これらの特重施設は、当初の設置期限は2018年7月だったが、再稼働に必要な審査に時間がかかることから、工事計画の認可から5年間猶予する制度に変更されていました。
 
 今回問題になったのは福島第1原発の事故以降に再稼動中或いは認可を受けた九電/四電/関電の6原発の12基について、これらの“特重施設”が設置されておらず、設置期限が守れそうもなく、1年以上遅れるということです。

 しかも、最も早く来年3月には設置期限が来る川内原発1号機も含めて、電力各社が原子力規制委員会にこの旨を申し出たのは、今年の4月17日ということで、規制委員会は24日の定例会議で、この期限延長の要請を受け入れないことにしたようです。

◆規制委員会の判断は当然で、規則通りなら各原発は工事計画の認可から5年間経過した時点で運転を中止して、特重施設の完成後に改めて運転申請をし直すということになるでしょう。


 電力会社としては、「高度で大規模な工事が必要となり、見通しが甘かった」というような理由を付けている様ですが、未だに“原発は主要電源”との方針を変えていない政府の政治的なバックアップを期待している電力会社の姿勢は明らかで、現に関電などは臆面もなく政治的な配慮を求める発言をしているようです。

 よもや、規制委員会が国民の安全を守るために自ら設置した基準を、政治圧力によって覆しはしないとは思いますが、差し迫ってから“やはり工事が間に合いませんので、期間を延長して欲しい”などとの要求を厚かましくも申し入れる電力会社には、福島第1原発の事故を目の当たりにしながらも、 当事者としてより一層の周知が必要とされる“原発の危険性”などを全く教訓として身につけていないようで、原発稼働の資格等ないと言えるでしょう。(まさ)

難波宮跡と大阪歴史博物館

2019年04月26日 19時34分38秒 | 旅行/色々な風景
 空堀商店街の中のお好み焼き屋で、昼食を終えた後、上町筋から北上しいつも前を通ってはいるもののまだ立寄ったことのない難波宮跡に寄りました。

 しかし、だだっ広い土地と案内板があるだけで、建物などは残っておらず、期待が外れ、すぐ近くのNHKの横にある大阪歴史博物館に回りました。

 この建物は10F建ての立派な建築で、敷地内には難波の宮当時の大きな茅葺きの倉庫なども再現されていて、「難波宮跡公園」の表示があり、先程立寄った難波宮跡もこの公園に含まれているようです。


 博物館は7~10Fが常設展示場となっており、10Fまでエレベーターで上がり、そこから順番にエスカレーターに降りるような仕組みになっています。

 内部は、期待以上に充実した展示で奈良時代から近代に至る大阪の歩みが良く判り、破損した土器の復元体験などもあり、楽しく見て回れました。

 特に圧巻だったのは10Fから見下ろす大阪城や難波宮跡で、このような角度から眺める大阪城は初めての経験で、とても強烈でした。

 また、係り員の方に難波宮跡の味気なさの理由を聞いたところでは、
“難波宮は前期と後期に分かれているが、遺構としては同じ場所に上下に重なっておりこれらを区別して展示するのは極めて難しく、また中央大通りが真中を平面のままで通っており、その部分の発掘が出来ずに南半分だけが発掘されている段階で、全体像も掴みにくい”というような説明がありました。

 大阪も、IR事業などで博打に頼るのではなく、このような歴史遺跡をもっと大事に保管して行かねば文化都市という所からは益々遠のいて行くでしょう。(まさ)


難波宮跡の石碑

公園内にある案内板

難波宮跡公園の石碑(大阪歴史博物館前)

大阪歴史博物館前に復元された、奈良時代の大型倉庫

同上の内部

<大阪歴史博物館内>

10Fから見下ろす難波宮跡

同上からの大阪城

特に天守閣は、すぐ後ろにあるビジネスパークの高層ビル群に囲まれて箱庭の様でした

10Fの後期難波宮の大極殿を模した展示

9Fにある、かっての石山本願寺の模型

(その他の館内展示)

土器の復元体験

江戸時代の橋の様子

「解体新書」

昭和初期の街並み

初期の地下鉄

昭和初期の公衆電話

昭和初期の魚屋