老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

室内でタラの芽が出ました

2023年02月28日 19時36分13秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)

 2月7日のブログで、「(四万十のみっちゃん・えっちゃんから)四万十で節分の魔除けに使われるらしいタラノキをカットしたものに木の葉を挟んだもの」が届いた旨を書き込みましたが、頂いたのは2本で、内1本は玄関に飾り、残りの1本はべランダでタラノキを育ててみるかという気持で、先ずは根を出さねばと思い、水を入れたコップに立てて台所に置いていました。

 今朝気付くと、この枝からまだ根は出ていませんでしたが、何と新芽、すなわちタラの芽が出て少し大きくなっていました。

 スーパーなどで、天ぷら材料として販売されているものと一緒で、近々天プラにでもするつもりですが、例え一つだけとはいえ、まさか我が家の台所のコップでタラの芽が収穫できるとは想像もしていませんでしたのでビックリです。


 また、室内の観葉植物に灌水をしているときに、ハナキリン(トウダイクサ科)に一輪だけながら可愛らしい花が咲いているのを見つけ、少し浮き浮きした気分に…

 

 今日は昨日以上に温度が上がり風も弱い好天気だったので淀川河川敷に出掛けましたが、その様子は明日にでもアップするとして、取り敢えず自宅でのタラの芽や団地内で見掛けた様子をお知らせします(まさ)


台所に置いているタラノキの切り枝。 上の方に新芽が・・・

タラの芽です

ハナキリンの花


籠に入る順番待ち間にオキザリス(カタバミ科)と遊ぶメジロ

同上

こちらは食事中


団地内の自転車 年2回、無登録自転車の撤去が行われるたびに多くの自転車が撤去され、日本人はこんなにも物を大事にしなくなったのか驚きます。


ツルニチニチソウ(キョウチクトウ科)も早くも開花

同上




近くで見かけた春の気配

2023年02月27日 19時41分31秒 | 散歩中に見かけた風景

 昨日までの寒さが一転し暖かくなったので、久しぶりにカメラを手に近くを散策。

 まだ花はそれほど目に付きませんが、色々な蕾が大きくなってきていて本格的な春の近づきを感じさせてくれます。

 今日見かけた近くの風景です。(まさ)


団地内で見かけた蕾ですが、マンサク科のヒュウガミズキ或いはトサミズキかと思います

同上

同上


こちらはマンサク(マンサク科)の花です

同上

同上


同じく団地内で見かけたボケ(バラ科)の蕾

同上

同上


ユキヤナギ(バラ科)の蕾  間もなく開花でしょう

アセビ(ツツジ科)の蕾


我が家のべランダのシクラメン、やっと蕾が大きくなりました。
昨年も書きましたが、もう十年以上ベランダの同じ鉢にいますので、開花は少し遅いです。

同上


近くの大川で見かけたキンクロハジロ

同上 一目でわかる後ろの毛です

小舟が近づいたので、一斉に遠ざかりました

 


身近な言葉の語源  人間などに関するもの その④ ~「だいじょうぶ」と「にべもない」~

2023年02月26日 19時39分58秒 | 面白い言葉や語源など

 今日も寒かったですね。

 淀川河川敷にテニスには行ったものの、余りにも寒いので私は2時間で切り上げて早退させてもらいました。

 他の方は私より少しだけ若いとは言ううものの極めて元気なので、コートを予約している4時間はたっぷりと愉しまれたものと思います。

 

今日も又、言葉の話題です。


だいじょうぶ:
 漢字表現は「大丈夫」ですが、これは“一人前の立派な男性”を意味する中国語です。

 日本では意味が変わり、“強い、こわれない、間違いない、安心だよ”などの意味になり、女性に対しても使われ、若い女性に対して「大丈夫?」とか「大丈夫!だよ」などという言い方もしますが、これを中国の方が聞かれればビックリされることでしょう。

にべもない:
 “愛想がない、冷ややかな”などの意味で使われる「にべもない」という言葉の語源は少し判りにくいです。
 漢字混じりで書くと、「膠も無い/鰾膠も無い」となりますが、スズキ目ニベ科の魚「ニベ(鰾)」に由来するようなのです。

 ニベの浮き袋は粘り気が強く、接着剤の原料として使用され、「膠(にかわ)」や「にべにかわ」と呼ばれた
粘着力の強さの意味から、「にべ」は他人との親密関係を意味するようになり、「にべもない」は“合うことも寄り添うことも出来ない”という意味のようです

 強調語には「にべもしゃしゃりもない」という言葉があります。
「しゃしゃり(或いは「しゃりしゃり」とも)」は粘りけがなくてさらりとしていることで、《粘りけもさっぱりしたところもないの意から》味もそっけもないで、「にべもない」を強調しています。(まさ)




賑やかなベランダの鳥たち 

2023年02月25日 19時58分44秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)

 先日息子と飲んだ時に、旅行にも携帯できる小型のPCを探している旨を言っていたのですが、中古で手頃なものがあったという事で昨日受け取ってきました。
但し、Windows11でOffice2019の新しいもので、私が現在使っている物とは少し勝手が違うので慣れるのに少し時間が掛りそうで、マスターすべく懸命に取り組んでいます。

 というようなことで、今日は夕方にジムのサウナに行った以外は在宅していて、お陰でメジロに来る鳥たちを久しぶりに観察したり撮ることができましたので、その様子をお知らせします。

 珍しくこの2日は神戸での外食続きで仲間と美味しい食事したので、今日は久しぶりに自宅での食事となりました。

 先日の海老芋とイカの煮物を含めた食事でしたが、我が家の冬場の定番の湯豆腐を含めた食事やはり落ち着く感じでした。

 ツレアイとの時もそうでしたが、自分で作った料理が美味しく感じられるのは、貧乏人性だとは思いながらも、この家それ自体が好きなのでしょうね。(まさ)



角型の籠の中で

同上

ベランダの飾りの木枠で

同上

同上

同上で待つメジロと、籠の中で食事中のメジロ

こちらは植木鉢の縁で休憩中

同上


丸籠の内と外で

同上

2羽が同じ籠の中で

丸籠の中で

<ヒヨドリ>

水盤の縁で すっかりおなじみの姿です

同上

こちらもお馴染み 籠の横で恨めしそうにしています

<ウグイス>

最近では久しぶりに見ました


今日の夕食  湯豆腐/残り物の海老芋とイカの煮物/ソーセージ/笹ガレイ/ナノハナお浸し(アミエビ入り)


身近な言葉の語源  人間などに関するもの その③ ~ごまかす/ごまのはえ~/ごますり~

2023年02月24日 22時28分13秒 | 面白い言葉や語源など

 今日も高校の後輩達と神戸で美味しい食事をし、先程機嫌よく帰宅し、オマケのウイスキーを手にしている酔っぱらいのオジンです。

という事で、又言葉の話題です。

 無意識に使っている言葉でも、「その意味は?」と問われると答えられない言葉が沢山ありますが、今回は「ゴマ」に関する言葉です。

ごまかす:
 “他人の不利益になるようなことをしながら、それを気付かれないように取り繕う”を意味し、「誤魔化す」という漢字混じり表現が一般的ですが、どうやらこれは当て字のようです。

 元々は「ごま(胡麻)+菓子」で、中が空で美味しくないお菓子を美味しそうに見せる意が動詞となって「ごまかす」となったようです。


 これとは別に、「ごま(護摩)+カス」という説もあるようです。
神聖な霊場で護摩をたいた灰に似せて、いい加減な灰を売ることが語源ということです。

 この「ごま(護摩)+カス」せつについては、「護摩の灰」という言葉もあります。

 高野聖(こうやひじり)のいでたちで、「弘法大師の護摩の灰」と偽って押し売りをして歩いた者がいたことから、騙して売る者や押し売りをする者を「護摩の灰」と呼ぶようになったようです。

胡麻の蠅:
 
江戸時代、旅人の姿をして、旅客の金品を盗み取った泥棒を言いますが、この言葉は「護摩の灰(ごまのはい)」が「ごまのはえ」と聞き間違えられたことから生じた言葉のようです。

 胡麻にたかるハエがそれとなく近づき、しつこくつきまとうイメージとも合わさり伝承されたもので、「胡麻の蠅」と書いて「ごまのはい」と読むこともあるようです。

ごますり(胡麻摺り):
 どんな社会にでもはびこっているいますが、“へつらって、自分の利益を図ること”或いは“その行為をする人”を言いますが、語源はそのまま「胡麻摺り」で、擂り鉢で胡麻を摺ると油分があるのであちこちにベタベタと付きます。

 これから、あちらの人にベタと付き、こちらに人にもベタと付いてへつらう者を読んだようです。


 いずれにせよ「ごま」という言葉がつくと、「護摩」であれ「胡麻」であり、余り良い意味の言葉はない様です。(まさ)