老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

無事に帰宅しました

2024年06月11日 21時04分10秒 | 旅行/色々な風景

 現地を10日朝にホテルを出て、飛行機をカターニャ⇒ローマ⇒羽田⇒伊丹と乗り次いで14時半ごろに伊丹で、16時頃に無事に帰宅。

 帰宅後、家の中は無事でしたが、先ずは窓を開けて澱んだ空気の入れ替え、次が空っぽになっている冷蔵庫への野菜などの補給品の買い付け、更にベランダの水遣りなど2週間の楽しみのツケは大忙しでした。

 今回もタップリの写真を撮ったので、旅行の報告は遅れるでしょうが、明日からまたボツボツとブログ再開予定ですが、毎度のことながら帰国後の時差回復には段々と時間が掛るようになっていますので・・・(まさ)


シチリア旅行も終局に   (現地 9日23時前)

2024年06月10日 05時42分06秒 | 旅行/色々な風景

 長いと思ったシチリア旅行もついに終盤に・・・

 終盤は火山巡りがメインです。

 6日朝から船でエオリエ諸島を巡り、活火山で有名なストロンボリ島へ。
泊まったホテルからは噴煙は見えるのですが、噴火は見えないので夕食後に船で島の反対側の海上から見物です。

 時々真っ赤な噴火が見えるのですが、シャッタータイミングが難しく、余り克明な写真は撮れませんでした。

 

 7日は朝にストロンボリ島を離れ、船でイタリア本土の長靴の先が目の前に見えるメッシーナに着き、タオルミナに向かいましたが、ホテルのベランダからも壮大なエトナ山が望めます。

 8日は待望のエトナ山登山。標高は富士山とあまり変わらず、裾野も広いです。

 バスで1,900mまで行き、ロープウエイで2,500mまで。そこからは4WDのバスに乗ろかえて2,920mまで。

 そこから少し歩くのですが、流石に寒いので持参の上着を羽織りましたが、やはり無理をせずにゆっくりと3,000m付近までトレッキング。

 考えてみれば、富士山への登山経験もない私には生涯での最高到達点。

 春先に煩った喘息の障害も出ずに、ホッとしました。

 今日はタオルミナ市内を回って、今回の全工程無事に終了。例によって天気にも恵まれ、楽しいツアーでした。

 いよいよ明日から、ローマ経由で長時間かけての帰国です。(まさ)



ストロンボリ火山 ホテル側からは噴煙が見えます
同上、 夜に船上から


エトナ山遠景

同上 山頂近く
同上 火口跡

同上


夕方の三日月とエトナ山

ホテルからのタオルミナの夜景


ニュー・シネマ・パラダイスの世界へ   (現地 5日23時頃)

2024年06月06日 06時08分32秒 | 旅行/色々な風景

 今日は、私にとってはこのツアーの最大の目的とでもいえる大好きな映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のロケ現場でした。

 ロケ地は、パレルモから1時間半ほど南部の山中にあるパラッツォ・アドリアーノという小さな町。

 先ずはこじんまりとした博物館に入り、映画のシーンや当時の撮影模様などを見ましたが、パンフレットにも使われていた自転車も置かれていました。

 その後、撮影現場になった、町の中心のウンベルト広場に・・・

 映画の中で舞台となった映画館は炎上してしまうのですが、この映画館だけが撮影時に建てられたセットで、主要な場面はすべてこの町にあったものがそのまま使用されたとの由でした。

 因みに、映画館内部の撮影は同じくこの村にあり使われていなかった教会内部が使用されたようです。

 この映画では、大きな壁に映画を映し、それを水上から見る場面もあるので、てっきり水辺でのロケかと思っていたので、このような山中とは思いもしなかったので、その旨を話すと、今回の現地ガイドさんが非常に映画好きな人で、後で行く海辺の町チェファルーで、そのシーンを撮った場所があるので案内しますとのことで、ゆっくりとみることもできました。

 またこのガイドさんが、モリコーネの音楽映画の録音したものを持参してきてバスの中で流してくれたり、正に思いもよらぬ「ニュー・シネマ・パラダイス」にどっぷり浸かった期待以上に充実した至福の1日でした。

 今日はミラッツオという港町泊まりで、」明日は早朝からエオリエ諸島に出かけます。(まさ)

パラッツォ・アドリアーノはこのような山中にあります

ニュー・シネマ・パラダイス博物館
パンフレット

自転車


ウンベルト広場 (昨日迄別に映画の撮影があったようで、石畳の広場は砂で覆われていましたが、今日から撤去が始まっていました)

同上 左手の空間部に映画館のセットが建てられたようです

この坂道の中ほどにある教会内で、映画館内部の撮影が行われたようです。


チェファルーの町  昼食をとり、左側に見える大聖堂にも行きました。

海沿いにある倉庫のような建物。左の大きな壁が「ニュー・シネマ・パラダイス」の中で、屋外映画が放映された壁です

同上


州都パレルモなど   (現地 4日22時頃)

2024年06月05日 05時11分06秒 | 旅行/色々な風景

 昨日(6月3日)エリチェを出発し、シチリア島の北西部のセジェスタという所に立ち寄りギリシャ時代の遺跡を見た後、ついに州都パレルモに到着。

 先ずは郊外にある、モンレアーレという町でモザイクの有名な大聖堂と、回廊を見てからパレルモのホテル泊、

 今日(6月4日)はパレルモ市内を見学。

 この町はイタリアで5番目に人口の多い町ですが、フェニキア/イスラム/ノルマンと変化に富んだ経過を経て19世紀にイタリアに統合された歴史があり、文化遺産も多くて回るのに忙しかったです。

 先ほど夕食を終えてホテルに戻ったところで、今からシャワーを浴びて就寝です。

 「もう」というか「まだ」というか、今日でこの旅の半ばを過ぎましたが、明日は6時起床で東の方に向かって出発です。(まさ)


セジェスタでのギリシャの神殿遺跡

同上 ギリシャ劇場跡です


モンレアーレの大聖堂

同上 聖堂内はモザイク画で有名なのですが、現在一部修復中でした


パレルモ  有名なオペラ劇場「マッシモ劇場」

同上内部 2Fロイヤルボックス席(27隻)の内の最前列中央(座席番号3)が映画「ゴッドファーザー 3」で有名な席ですが、座らせていただきました。


パレルモの市場 魚介類も新鮮でした。奥には」大きなマグロも見えます


古代に迷い込んでいます (現地 6月2日18時30分頃)

2024年06月03日 01時49分37秒 | 旅行/色々な風景

 今日は日程に少し余裕あり、先程ホテルに着いて夕食までの自由時間です。

 昨6月1日はセリヌンテという町でギリシャ時代の遺跡を見物したのち、シチリアの西端にあるエリチェという町について大聖堂やノルマン城というお城を見学しましたが、このエリチェという町が素晴らしいのです。

 海に近いが標高700mという高台にある18世紀にできた石畳の美しい町なので、シチリア島内からの観光客も多いのですが、宿泊施設が少なくて殆どの客は日帰りとなり、夕方から早朝にかけては本当に人影もなくなります。

 今回はここに連泊ということで、ほとんど人影のない夜や早朝の町を正に独り占めという感じで楽しみました。(まさ)

セリヌンテのギリシャ神殿遺跡

同上

同上 遺跡の近くで放牧中の羊も


エリチェの大聖堂

ノルマン城


エリチェの町の石畳

同上 アップ
同上の夜の雰囲気

中にはこのような何とか通れるような狭い路地もあります


今日、フェニキア時代に作られた塩田を見に行った時に、運よくフラミンゴも見えました