老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

列車で琵琶湖一周  その② ~その他の鉄道関係~

2018年11月06日 21時35分27秒 | 大周り乗車
 まずSL関係をお知らせしましたが、その他鉄道関係でも多くの写真を撮りましたので、その一部を紹介します。(まさ)


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京都駅の電光掲示

「ワイドビューひだ25号」到着。 この列車は大阪発です

米原~木の本 沿線風景 まだ稲刈りが終わっていない所も結構ありました

同上 小雨が降っており、山間部は低い霧が立ち込めています

木の本駅 ここは賎ケ岳古戦場跡にも近いのです

同上 駅のホームの屋根は年代物です

同上 駅構内「SL北びわこ」が通る時だけは大賑わいです

同駅の待合室で、米原駅で購入したお弁当を食べることにしました

同上 SL弁当の中身です

近江塩津駅 木の本から乗車してきた北陸線の普通列車

湖西線の比叡山坂本に到着

10分ほど歩いて、京阪電車の坂本比叡山口駅に到着

同上 京阪電車入線

京阪電車浜大津駅前の交差点

坂本⇔石山間の電車は2両編成です

京都市の地下鉄と乗り入れの電車は4両編成です。4両編成の電車が市内の交差点を通る姿はここだけでしょう。

列車で琵琶湖一周  その① ~SL北びわこ号~

2018年11月05日 20時02分14秒 | 大周り乗車
 大周り乗車で色んなアドバイスを頂いていた溝口さんからのお誘いで、京都にある旅行会社「萬転」が主催する、琵琶湖を列車で1周する企画の旅行に参加しました。

 この旅行は大周り乗車の要素を取り入れて、京都から湖西線の比叡山坂本までの切符で、最短距離での直行ではなく、米原や近江塩津を経由して大周りで行くと共に、普段は余り乗れない列車にも乗るという企画です。

 今回は京都から米原までは高山行きの特急列車「ワイドビューひだ」、そして米原から木の本までは臨時列車の「SL北びわこ号」が組み込まれていましたが、特にこのSLは今年度は9月9日~11月4日の間に僅か7回運転されるだけで、しかも全席指定席ということで、乗るのが極めて難しい列車です。

 そして、おまけに湖西線の比叡山坂本で降りた後は、京阪の坂本比叡山口から浜大津まで京阪電車を利用して、浜大津の一般道路の交差点を4両編成もの電車が通過する所を見ると共に、一度ゆっくり見てみたいと思っていた坂本で2時間近い自由行動が出来るという魅力タップリのツアーなので、案内を頂くと同時に申し込んで楽しみにしていました。


 昨日は、いつもよりかなり早起きして、8時過ぎに京都駅の集合場所に行くと、20名の参加者は既に殆どが揃っておられ、私同様の年配者が多かったですが、中には若い参加者があったりと多彩な顔ぶれでした。


 定刻の「ワイドビューひだ」に乗車。これは飛騨高山行きのジーゼル車両の特急ですが、乗り心地は極めて快適で、この車内で少し遅い朝食代わりのお握りを頬張りました。

 米原に到着して待望のSLに乗り換えですが、今年最後の運転日とあってかホームだけでなく駅構内に、沢山の乗車する人や撮影の人たちが溢れるような感じで、駅のトイレに行くのも一苦労。

 いつもの旅なら、ここは写真を撮るために奔走する場面ですが、今回のツアーでは木の本駅でタップリと写真撮影の時間が確保されているとのことなので、悠然とホームで待つことができました。


 やがて、懐かしい汽笛と共に「SL北びわこ号」が到着し、懐かしいブルーの客車の4名掛けの座席に座りました。
この座席の座り心地だけでなく、懐かしい煙の匂いも相俟って、昔に引き戻されると共に、恐らくSLに乗る機会はもうないのかもと感傷に浸りました。

 このSLは北陸線の木の本駅までのわずか40分程度ですが、途中沿線の至る所にカメラを構えたり、SLを見に来ている人々がおられ、SL人気の程が良く判りました。

 また、今回客車を牽引したSLはC571で普段は京都の梅小路で展示されています。今回自力走行するのは米原⇒木の本間だけで、梅小路⇒米原と木の本⇒梅小路間は電気機関車に牽引されるとのことです。

 とりあえず、この旅の主目的であるSL関係をアップし、SL以外の乗り物の様子や、坂本の町の様子は別途お知らせします。(まさ)


本日のJR関係の切符類。乗車券は京都⇒比叡山坂本のみで、後は特急とSLの座席指定券です

米原駅での電光掲示。SLは臨時列車です

SLを牽引してきた電気機関車

SL到着 C571です

4号車に乗り込み

車内の様子

沿線の撮影者/見物人

同上

同上

木の本駅到着 客車は懐かしいブルーです

同上 列車の最後尾

SLC571

SL北びわこ号

迎えの電気機関車到着(先程米原駅で見たものです)

SL北びわこ号に後から連結

SL北びわこ号は電気機関車に引かれて、後ろ向きで戻ります

大周り乗車 その④  ~2回目乗車で見た風景~

2018年05月16日 19時58分23秒 | 大周り乗車
 昨日のブログで触れたように、2回目の大周り乗車では、今まで利用したことがない加古川線/万葉まほろば線(旧:桜井線)などを利用しましたが、これらの線で目にしたり、前から気になっていた駅名などをお知らせします。

(加古川線)
日本へそ公園駅:

 西脇市は東経135度北緯35度が交差する「日本のへそ」で、この経度と緯度の交点周辺には、「日本へそ公園」が整備されています。JR加古川線の「日本へそ公園駅」はこの公園内にあります。
一度寄って見たいと思っていましたが、今回の大周り乗車では途中下車が出来ないので残念ながら見送りました。

黒田庄・本黒田駅:
 戦国時代に活躍した武将で、豊臣秀吉の天下統一を支えた稀代の軍師として名が知られている黒田官兵衛は、黒田庄町黒田だという説が地元では古くから伝えられており、本黒田駅にはその旨の横幕がありました。

加古川:
 加古川線はその名前通りに加古川に沿って北上していますが、前日の大雨の影響で水嵩が増した大きな河川でした。先日の中央分水界で紹介した高谷川や篠山川が流れ込んでいるのかと思うと、不思議に親しみが持てる川でした。
また、中流の加東市にある闘龍灘という場所は奇岩や鮎釣り等で有名ですが、残念ながら列車からは見えませんでした。 

(福知山線)
下滝駅周辺:

 ・最近、丹波竜化石で有名になり、下滝駅では恐竜の里の横幕もあり、直ぐ南側には丹波竜の里公園もあり、車窓からも恐竜が見えました。
 ・またこの丹波竜の里公園を挟んで、福知山線の左右には篠山川の川代渓谷が展開しますが、ここも前日の大雨のためか水嵩が増して、凄い流れになっていました。

(万葉まほろば線=旧桜井線)
 ここの鉄道利用は初めてでしたが、以前に仕事の関係で車では天理街道を良く通っていて、沿線には気になる名前の駅があり、一度列車で寄って見たいと思っていました。残念ながら写真は撮れませんでしたが、その駅名をお知らせしましょう。

京終(きょうばて)駅:
 難読駅の一つで、この京終を「きょうばて」と読める人は少ないでしょう。
名前は、奈良市(平城京)の南の端に位置していることに由来するようですが、現在も市街地の周縁部です。

帯解(おびとけ)駅:
 安産祈願の帯解寺がすぐ近くにあるのでこの名が付きましたが、その由来を知らないと何かときめくような響きの名前と思うのは男性の性でしょうか。

巻向(まきむく)駅:
 ここは、邪馬台国の候補地としても有名な纒向(まきむく)遺跡に近く、纒向が難読漢字のためか、巻向となったものと思われます。
偶々ですが、14日の夕刊ではこの纒向遺跡で見つかった桃の種が測定結果、卑弥呼の時代に合致したので邪馬台国は大和説が有力になったとの記事が出ていました。
(まさ)


日本へそ公園駅

本黒田駅の横幕

水量の多い加古川の様子 谷川駅近く

下滝駅の横幕

丹波竜の里公園

篠山川 川代渓谷の濁流

大周り乗車 その③  ~2回目に挑戦してきました~

2018年05月15日 20時00分03秒 | 大周り乗車
3月9日に1回目を実行した後は、色々な花のシーズンとなり、花見を優先したため、第2回目の実行が延び延びになっていましたが、ゴールデンウィークが終わった昨日(5月14日)に実行しました。

この度は、大阪駅からJR神戸線で立花駅まで出てここで一度下車して、大阪駅までの切符を買い直し、ここからのスタートとなりました。

経路は、立花 ⇒ 加古川(神戸線/山陽本線。途中芦屋で新快速に乗り換え)⇒ 谷川(加古川線。途中西脇で乗り換え)⇒ 尼崎(福知山線。途中篠山口で乗り換え)⇒ 木津(東西線/学研都市線)⇒  奈良(奈良線)⇒ 高田(万葉まほろば線)⇒ 大阪(和歌山線/大和路線/大阪環状線。途中天王寺で乗り換え)

◆立花駅を8時過ぎに出発し、大阪駅着16:30頃で、延べ300㎞
費用は立花駅⇒大阪駅の切符代金220円でした。

◆テッチャンでもない私にとっては、加古川線/万葉まほろば線と学研都市線の東寝屋川以東は初めての経験でしたが、雨が残るかと思っていた天候も早朝から五月晴れの好天気の中の緑あふれる沿線景色を楽しんできました。

◆最初の乗り換え場所である加古川駅には、山陽線から加古川線に乗り換えに際して構内に改札口があって少し緊張しましたが、駅員さんに上記の切符を示して“大周り乗車をさせていただいています。スミマセン”というと気持良く“どうぞ”と通して頂き、用意していた行程表などを提示の必要もありませんでした。

◆加古川線から福知山線への乗り換えの谷側駅近くは、5月1日にフジ見物の後に立ち寄った分水界や丹波竜の里公園にも近く、色々な景色を楽しみましたが、これに付いては別途写真を掲載します。

とりあえず、今回の大周り乗車の大まかな様子を写真紹介します。(まさ)


今回は立花駅からスタート

本日の切符

加古川駅の構内にある乗り換え改札口

加古川線列車(西脇行き)

谷川駅 横の田んぼは田植えが終わったばかりで、蛙の声がのどかでした

谷川駅 篠山口駅行き列車到着。左に見えるのは加古川線の列車

篠山口駅 福知山線列車(大阪行き)

木津駅

同上。 ここのホームはまだ木造の屋根のままです

同上 奈良線「みやこ路快速」到着

奈良駅 万葉まほろば線列車(和歌山行き)

高田駅

同上 難波行き列車

大周り乗車 その②  ~北から南まで~

2018年03月10日 19時25分04秒 | 大周り乗車
 昨日第1回目の大周り乗車に挑みました。
少し寒くて風も強く、おまけに降雨確率も高く旅行には余り適さない天候だったのですが、来週は色々と予定が立て込んでいるし、どうせ大周り乗車では駅から出てブラツキも出来ないので、少々天気が悪くても一緒という事で強行しました。

 地下鉄を利用して新大阪に出て、新大阪⇒大阪駅間の160円の切符購入
新大阪駅構内で、食べ物や飲み物などを確保した上で、8時前の新快速に乗り、その後次のようなコースで回り、19時過ぎに大阪駅に無事帰着しました。

 新大阪→近江塩津→草津→柘植→加茂→王寺→高田→和歌山→大阪
合計8つの電車/ディーゼルカーを乗り継ぎ、総距離470km余り、所要時間野聞約11時間(内、実乗車は8.5時間程)でした。


 初めての挑戦の様子などをお知らせします。

◆途中、強風の為に湖西線の近江今津付近では徐行があったり(私らが通過後には、一部運行停止もあったようです)、乗り継ぎ時間が僅か2分という駅もありましたが、何とか予定通り乗り継ぎが出来ました。
また、平日の日中利用でしたので、新大阪から高槻までを除き、全行程ゆっくりと座席確保できたのはラッキーでした。
更に、乗り換えごとにトイレ利用を心がけましたが、殆どの列車にはトイレが付いており、安心感がありました。

◆印象や、注意した点
・とに角、冷たい強風の一日で、しかも殆どが各駅停車だったので、停車毎に冷たい風が吹き込んで足元が冷えるので、出来るだけ吹き込む風の影響を受けない場所の確保を心がけました。
(この点、普段の電車ではお目にかかれない、ドアーを開・閉のボタンで操作できる装置の有難さを実感しました)

・風邪も引かずに済みましたが、長時間にわたり同じ姿勢なので、エコノミークラス症候群を恐れ、出来るだけ立ち上がって、足腰を伸ばすことを心がけました。

・駅の近くを散策したりは出来ないので、車窓からの景色を楽しむだけでしたが、この時期は湖西線からはまだ雪を被った山が望めましたし、特に和歌山線では沿線の梅の花が非常に綺麗でした。

・主要な駅には売店があり、乗り継ぎ自家の余裕があれば色々な買い物可能。

◆無事に第1回目を終了しました。
・今回は初挑戦と会って、いつもの貧乏性が出てきて、大阪近郊の一番北から南までを網羅した欲張りなコース設定になりました。
初めての経験でしたが、要領がわかったので、今後はもう少し余裕を持ったコースで、気候の良い時期に続けてみたいと思います。

・途中での検札などに備えて、色々な資料を携帯していましたが、途中検札もなく全くトラブルはありませんでした。(まさ)


この切符から始まりました

新大阪駅構内の賑やかな駅マルシェ。ここでお弁当をゲット

敦賀行き新快速(近江今津からは各停)

近江塩津駅。 本当に風が強くて寒い駅でした。

同駅構内で見掛けたICOCA用の自動改札機(この駅は、改札口に一人だけ駅員がいました)

姫路行き新快速(米原迄は各停)

車内で見掛けたドアーの開閉ボタン

草津駅

草津線の電車

車内でのお弁当。新大阪で購入しましたが、「目刺し弁当」なるものは初めてでした

柘植駅

関西線のディーゼルカー(一両編成ですがトイレ付き)

加茂駅

大和路快速

王寺駅

高田行きの電車は、結構新型の車両でした

高田駅

和歌山線電車

和歌山駅。ここまでくれば後は一電車だけです。

紀州路快速(熊取までは各停)