老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

3年目に向けて

2017年10月31日 07時31分32秒 | 全般
 昨日は全国的に木枯らし1号が吹いた様で、もうすぐ本格的な冬ですね。

 このブログを始めて、早くも丸2年が経過しました。
昨年10月27日の「2年目に向けて」というブログを懐かしく読み返しました。

 この1年間の大きな変化としては、ツレアイの体調が少し悪くなったので、二人で過ごせる時間を増やしたことでしょうか。この為、園芸ボランティア関係は大きく減らしたものの、このブログを続けることで、世の中のおかしいと思う事にはっきりと意思表示することができました。

 また、週2回のテニスを続けながら、新しいしい出会いや気付きを大切にしたり、更に季節の移ろいをより敏感に感じつつ、ツレアイの調子を見ながら近場のあちこちに出掛ける回数を増やせたことに感謝です。

 私がこのブログを始めたいと思った大きなきっかけである、我が国の政治の在り方や原発関係についての不満は、私が望むような方向に改善されるどころか、かえって悪化の方向に向かっているように感じます。

 私など一国民のささやかな希望等がそう簡単に実現するとは思っていませんが、76年も生きれば何事も継続することの大切さが充分に判っています。
昨年も触れたことの繰り返しになりますが、自分でも否定したくなるような「現状」を作り上げたのは私たち高齢者や現役世代の責任ですし、少しでもより良いと思われる社会を子孫たちに残すためには、“私たち高齢者が、より真剣に「将来」を考える”ことが僅かながらでも社会に生きてきた責任になるのではないかという思いは変わりません。

 “次世代に残す負の遺産を少しでも減らすために!!”を肝に銘じて、ぶれない書き込みを続けて行きたいと思いますので引き続きヨロシクお願い申し上げます。
但し、無理して同じことを繰り返す必要もないと思っていますので、書き込みの回数は少し減るかも知れませんが・・・(まさ)


(追記)今日はいつもと違う時間帯での書き込みになりましたが、実は今から浜松に向かいます。
高校時代に所属していたバレーボール部のOBで、バレーボールではなくテニスの会を年に一度、大阪と東京の中間地点である浜松で開催していますが、台風も無事に通過したようなので、楽しんできます。

茶源郷 和束(わづか)町の茶畑  その② ~色々な風景~

2017年10月30日 19時56分01秒 | 旅行/色々な風景
 和束町は宇治に近く、古くから山城国としても栄えていただけに、色々と興味を引かれる場所があります。
また、集落には昔懐かしい風景等も残っており、至る所に思わずカメラを向けたくなる所があります。

 そんな中から、いくつか紹介します。(まさ)


(安積親王陵墓) 聖武天皇の皇子の陵墓ですが、全国で茶畑になっている陵墓は唯一ここだけとか

陵墓に向かう石畳、両側は茶畑です


(正法寺)石柱 もう少しすれば紅葉が綺麗なようです

同上の仏殿 周囲の紅葉が少し色づいています

同上の可愛らしい石像


(弥勒摩崖仏)川沿いの道を歩きます

摩崖仏。 高さは7mあるようです


(白栖地区)和束川はこのような急な流れもあります

茶畑と民家

丁度摘み取りが終った茶畑。白い袋の中にお茶が入っています。


(山寺地区) 懐かしい火の見櫓

同上。旧街道の燈篭


(原山地区)奥の鷲峰山には金胎寺という修験場があり、円形茶園はこの道中にあります。この石柱を通過すると、後はひたすら急な上り坂です。

同上。ご夫婦でお茶の刈り込み中

同上 茶畑と柿

円形茶園付近から見降ろした集落

茶源郷 和束(わづか)町の茶畑  その①  ~茶畑~ 

2017年10月29日 19時44分09秒 | 旅行/色々な風景
(昨日アップした、大鳴門橋より1日早くに行ったのですが、沢山の写真の整理が遅れたので、アップの順番が変りました)

 京都の宇治茶の主産地である山城地区は、偶に車で通過することはあってもじっくりと見たことがなく、一度茶畑をゆっくりと歩いてみたいと思い色々と調査し、秋の茶花が咲く時期に京都府相楽郡和束町に行きたいと思っていました。
今年こそと思いながらも、長雨や台風でなかなか機会がなかったのですが、丁度ツレアイの予定とも合致した10月27日(金)が晴れそうなので、出かけることにしました。

 朝8時頃に自宅を出て、有料道路は使わずR163で奈良の北部や木津川市などを経て1時間半程で現地到着。
丁度開いた喫茶店で、私にしては珍しく名物の日本茶を頂きながら、お店の人からアドバイスを受けました。

 先ずは喫茶店の直ぐ近くにある安積親王陵墓や正法寺などを見てから、好天気なのでTシャツ姿で近場の白栖地区の茶畑を巡りました。

 その後、絶景ポイントと言われている山寺地区を車で回ってから、遅くなった昼食を名物の茶そばで満たした後、最終目的地である有名な原山の円形茶園に向かいました。

 ここは車では行けず、府道に車を置いて急な坂道を30分以上かけて登ります。
事前に立ち寄って聞いた観光案内所でも、はっきりとした地図はないとのことで、少し不安でしたがストックを手にゆっくりと登って行きました。
途中で、方向が合っているのかと迷う事もありましたが、幸いにも出会った住民の方が丁寧に教えて下さり、無事に辿りつけました。
噂通りの絶景でしたが、時刻的に陽が陰り少し写真が撮りにくかったのが残念でした。


・本当に見事な茶畑ばかりで、和束町の人たちとお茶の結びつきが良く判りました。
白栖/山寺地区では、それこそ“耕して山に到る”というのが実感できました。また原山の円形茶園は上から見下ろす形になるので、逆に“耕して谷に到る”やなあと感じました。

・現在今年最後の茶摘み作業が行われている所もありますが、殆どは茶摘みを終っています。
畑に林立する扇風機は高さ6m位で、発芽期に新芽の凍結を防ぐためにこの高さにある暖かい空気を下方に吹き出すようです。

・好天に恵まれ、Tシャツ姿で丁度良かったですが、目に入る緑の茶葉と肌で感じる風は心地良く、贅沢なトレイルをさせていただきました。

 先ずは、茶畑の様子などを紹介し、それ以外の様子は追ってお知らせします。(まさ)
 

チャはツバキ科の植物なので、この時期に開花します

着いた時には、まだ葉に露が残っていました


白栖地区の茶畑 綺麗なグラデュエーション(色が濃い所は、今日刈り取られた所です)

同上 一面の茶畑

同上 山へ山へ登ります

山寺地区の茶畑

原山地区の茶畑

円形茶園

同上

同上

安積親王陵墓から見た和束町の風景。山間部は茶畑ばかりです。

原山地区からみた風景。本当に可能な限り茶畑になっています。

台風接近前の大鳴門橋 

2017年10月28日 20時25分19秒 | 旅行/色々な風景
 今日は義父が入所している介護施設の行事があり淡路まで出かけましたが、用件はツレアイに任せ、私はまだ小雨程度の天候の中を、大鳴門橋まで足を伸ばしてみました。

 このような天候にも拘わらず観光客は結構多く、また大潮の時期ではないのですが、時間の関係か潮の流れも早い様に思われ、多くの観光客と共に橋の下まで降りて行って、下からの橋の様子や潮の流れを見物しました。
天候の影響もあり、一部モノクロ写真のようなものもありますが紹介します。(まさ)



「道の駅うずしお」からみた大鳴門橋。向こうに見えるのは四国の鳴門です。

橋の下の方に降りて行きます。沢山の観光客です。

ついに、橋の真下に着きました。 下から見上げる橋は大きい!

淡路島側の橋脚の基礎部分。圧倒されるような大きさです

橋の下を通る、観潮船の日本丸

潮の流れは物凄く早そうです

橋脚の合間から見える潮の流れ

橋の下から見上げる本四架橋の淡路側部分

橋の下部分でよく見かけるアゼトウナ(キク科)

道の駅前に置かれている、ハロウィーンに合わせた大きなカボチャとタマネギ

このタマネギには顔が描かれています。淡路ならではのハロウィーン風景です

原発についての素朴な疑問

2017年10月27日 19時26分18秒 | 原発関係
 私はこのブログで、反原発の意見を述べていますが、このように原発についての書き込みをする際にいつも疑問に思う事があります。

 それは、原爆の被災国である日本で、何故に危険性を伴う原発の稼働がいとも容易に認められたのかと言う事です。
原発と言う高度技術を開発・運用するには、それこそ私たち凡人にはとても及ばない頭脳の持ち主が検討したでしょうし、またそれを管理して最終決定する政府の責任者が、下記の様なことを考慮に入れていなかったとはとても考えられないのです。

◆万一過酷事故が発生した場合の影響の大きさや、事故対策の方法。
◆使用済み核燃料の安全な処分方法。
◆上記にも関連するでしょうが、原発運転に伴って発生するプルトニュームの処理方法。

 科学者や事業担当者としては、これらの対策を立てた上で採算性をも含めた管理をするのが当然だと思うのですが、これらのことは充分に検討されたのでしょうか。
それとも先ずは原発推進が最優先事項でこれらの事項は無視されたのでしょうか?

 何れにせよ現存する原発は、崩れ落ちそうな崖の上に立ったトイレのないマンションということになり、福島第1原発の事故による大きな被害を経験した国としては、命の尊さと次世代への負の遺産を残さないための早急な対応が必要でしょう。

 ここら辺の事情に関しては、今更掘り起こすのは意味がないかも知れませんが、やはり国民として当然に知っておくべきだと思いますが、私の様な原発知識や原発行政の門外漢の素人には全く判りません。
これらに関する資料がありましたら、ご一報いただけたら有難いのですが…(まさ)