老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

白馬五竜高山植物園と黒部ダム その③ ~白馬五竜高山植物園 その2~

2022年09月30日 19時01分06秒 | 旅行/色々な風景

雨に濡れながら写真を撮りまくった白馬五竜高山植物園の続編です。(まさ)


アケボノソウ(リンドウ科)

同上

エンビセンノウ(ナデシコ科)
同上


プリムラ・カピタータ(サクラソウ科)

同上

マツムシソウ(マツムシソウ科)

同上


シラタマノキ(ツツジ科)

同上

オミナエシとノコンギク

オミナエシ(オミナエシ科)

ノコンギク(キク科)

ワレモコウ(バラ科)


オオバセンキュウ(セリ科)

ウツボグサ(シソ科)

キレンゲショウマ(アジサイ科) これも終わりかけです


クガイソウ(ゴマノハグサ科) カライトソウかアニスヒソップかも知れません

同上

アサギリソウ(キク科)




白馬五竜高山植物園と黒部ダム その② ~白馬五竜高山植物園 その1~

2022年09月29日 19時38分06秒 | 旅行/色々な風景

 ゴンドラで標高標高差約800mを一気に上り、1,515mのアルプス平駅に到着。途中から雲か霧かに包まれて雨脚が激しくなり、下界も見えなくなりました。

 駅構内で上下共にレインコートに着替えて外に出ると、すぐ前が高山植物園になっています。

 雨と霧で視界も十分確保できない状態でしたが、時々風で霧が流されて視界が開けるのを頼りに、カメラを少しでも濡らさないように、傘もさしながら、植物園内部をあっちこっちにブラブラ。

 回りは一面の高山植物、興奮しながらカメラを構えてあちこちにウロウロしていると、自由時間の1時間半アッと言う間に経過しました。

 そんな中で撮影した高山植物たちを紹介します。
但し、高山植物については馴染みが薄く、また雨中での撮影だったので詳細が撮れていないものもあり、名前の同定についてはあやふやな点もありますので、間違いに気付かれたらお知らせ下さい。(まさ)

ゴンドラ。 まだ下界が見えていました

やがて霧の中。 大粒の雨が降ってきました

霧が益々濃くなりました


アルプス平駅からは更に上にある展望台までリフトがあるのですが、雨で諦めました。


サラシナショウマ(キンポウゲ科)

同上


エゾリンドウ(リンドウ科)

オヤマリンドウ(リンドウ科)

アサマフウロ(フウロソウ科)

ビッチュウフウロ(フウロソウ科)もありました

コマクサ(ケマンソウ科) もう花期の終わりです

同上

ヒマラヤトラノオ(タデ科)

コオニユリ(ユリ科) 雨に濡れて綺麗です

同上

ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)

同上


白馬五竜高山植物園と黒部ダム その① ~白馬五竜高山植物園へ~

2022年09月28日 19時10分15秒 | 旅行/色々な風景

 先日、帰路で遭遇した静岡での豪雨による影響を先に記載しましたが、写真の整理も徐々に進んでいますので、このツアーの様子を記していきます。


 この地域については、60年以上も前の学生時代にスキーで北陸線の糸魚川経由で長野県北安曇郡の小谷(おたり)近くに行った記憶はあるのですが、それ以南は私にとっては全くの空白地帯だったので今回の黒部ダムを含めたツアーは非常に楽しみにしていました。

 朝7時過ぎに新大阪に集合。

 新幹線で名古屋まで行き、そこから中央線の特急で塩尻まで出て、観光バスに乗り換えて初日は「白馬五竜高山植物園」を回ってから、小谷村の栂池で泊まり、翌日は黒部ダムを堪能した後に、松本から名古屋経由で列車で帰阪というコースでした。

 先ずは、初日の目的地「白馬五竜高山植物園」までの様子です。(まさ)

新幹線に乗り込むや、早速朝食の駅弁。「兵庫五国酒肴弁当」とビールで豪華な朝食。これが列車旅行の一番の楽しみです。

名古屋で、中央線の特急「しなの」に乗り換え。 外は雨になっています。
塩尻から安曇野市を経由しますが、途中は清流を利用したワサビ畑が多かったです

同上 白いシートのものも多いです

稲刈りの終わった田の畔にはヒガンバナ

雨が上がり、五竜岳らしいものが見えてきました

<高山植物園へのゴンドラ乗り場とおみ駅(標高818m)付近>

エスカルガーデン

アサマフウロ(フウロソウ科)の群生

ハナトラノオ(シソ科)の赤花

同上

同上 白花

白花フジアザミ(キク科)

同上

ニッコウキスゲ(ユリ科) 雨に濡れています

ニッコウキスゲ 又は ノカンゾウ(?)

アゲラタム(キク科) 白花

同上

ゴマナ(キク科)
カラミンサ(シソ科)




アルツハイマーのことをもっと知りたい

2022年09月27日 20時48分07秒 | ツレアイのこと

(昨日、淡路に居るツレアイの妹から淡路名物のタコせんべいなど沢山のお菓子類が届いたので、今日はツレアイの入所施設まで届けました。面会できないので、スタッフの方に託けるだけで、何か歯がゆい思いでした。)

  所で、9月21日は「世界アルツハイマーデー」だったということで、ツレアイとのことを色々と思い出したりしていました。

 ツレアイが約束を忘れたり、同じものを良く買うようになっているのに気づいて、見守りや注意をしていたが、どうにもおかしいと思って医者に連れて行ったのが約6年前。

 検査の結果、アルツハイマーだと判定されましたが、当時の私は高齢者施設での園芸ボランティア活動を通じて、認知症の方と接する機会も比較的多かったのですが、残念ながら“アルツハイマーは、精々進行や症状を抑えるだけの対応しかできず、何れ自分のことも配偶者のことも判らなくなってしまう不治の病”という程度の知識しかなく、ツレアイの発症を聞き、ある意味では絶望感に捕らわれたこともあります。

 確かに物忘れが進行し、家事なども一人で任すことは少し難しくなったものの、身体機能や体力的にはそれ程の問題があるわけではなく、私もボランティア活動を止めてできるだけ一緒に過ごすようにして家事を担当するとともに、毎日の買い物や散歩、そして西国33カ所回りやあちこちへの旅行にも連れ出して、生活に変化をつけるようにしていて、2年ほど前からは週に3/4回デイケアのお世話になりながら、二人で仲良く生活をしていました。

 しかし、1年近く前に、ツレイアが抜歯手術を受けた直後に下痢症状を併発し、私としては歯医者から言われていた「口に細菌が入らないように!!」という注意が優先され、下痢の後始末が判りにくいツレアイにシャワーでの洗浄を大声で強要するという一種のDV行為を起こしたために、近隣の人の通報で警察が駆けつけて、DV事件が世間を騒がせていることもあり、ツレアイは強制的に保護される事態になりました。

 私の引き起こした件には弁解の余地もなく、逆にその場を収めてツレアイと同じ生活を続けていれば、更に酷い事態になっていたのではとゾッとすることもります。

 

 これを機に、私もいくらツレアイのことを考えているつもりでも、自分一人での対応限界を認識せざるを得ませんでした。そして幸か不幸か強制的な保護だったので、区役所が動いてツレアイの入所施設を見つけてくれましたので、介助制度のお世話になることに踏み切れました。

 暫くして、当初入所していたグループホームから現在お世話になっている特養に転所もでき、コロナ騒ぎで面会制限のある中でも、何とか落ち着いた生活が出来ています。

 そんな中で、現在は月1回の面会と、週1回程度の差し入れ持参時にスタッフの方から様子を聞いたり、少し変化があった時のメール/電話連絡などでツレアイの状況はある程度把握できるようになっています。

 

 そして、何となく感じていたのが、“確かに表面上は認知症が進んでいるように見えるが、そうじゃないのではないのか”という気持ちでした。

 食べたものを忘れるとか、気力がない様に見えるということは症状として目につくのですが、大切なものとか大事な思い出は忘れていないような気がしていたのです。

 

 そんな時に、先日の毎日新聞夕刊で、若年性認知症の方のことが取り上げられていて、その方が『記憶はチャンとあるが、引き出しにくいだけ』と語られている記事を目にして、ハッとしました。

 確かにこれが事実なのでしょう。
“記憶に残っているのに、それを整理してチャント口にできない、こんなもどかしくて苦しい思いを、毎日経験しているのでしょう。

 コロナが収まって面会ができるようになれば、昔の想い出が詰まったアルバムなどを持って行ってやり、二人で過ごしたかけがいのない時間の記憶が消えないように手助けしてやりたいですね。


 昨夜この記事を書きながら聞いていたのが、以前録画しておいたオフコースのコンサートの録画。

 その中で、小田和正が汗ビッショリになり、時々声を詰まらせながら絞り出すように歌っていた『言葉にできない』が、胸に沁みました。

 今まではこの歌は恋する気持ちを唄った歌だとばかり思っていたのですが、アルツハイマーの方もこのようなもどかしい気持ちでいるのでないかと思うようになってきました。


 今日、ツレアイの施設からの帰路、団地内の思いがけない場所でツルボ(ユリ科)を見つけました。

 もう花期の終りかけで少し色褪せてはいましたが、まさか大阪の団地内で見かけるとは思っていませんでした。 何か良いことあるかな??(まさ)


ツルボ

同上






キツネノマゴの花

2022年09月26日 19時05分23秒 | 園芸福祉・植物とのつながり

 昨日テニスからの帰路に、淀川の河川敷でキツネノマゴ(キツネノマゴ科)の花を見かけました。

 小さいが非常に可愛らしい花なのですが、帰宅後に写真を整理していると、このキツネノマゴの花がアカンサスモリスの花に似ていることに気付きました。

 植物の大きさだけでなく、花の大きさも全く違うのに、何故か花の形が似ているのです。

 詳しい構造は判りかねますが、正面から見ると、私には何か昆虫みたいなものが中で踏ん張っているように見えるのです。

 改めて調べて見るとアカンサスモリスもやはりキツネノマゴ科の植物でした。なるほど‥‥

 尚、コエビソウもキツネノマゴの仲間なので一度ゆっくり見てみたいと思っています。更にキツネノヒマゴという植物もある様なので、これも見てみたいです。(まさ)


キツネノマゴ

同上

同上 アップ


アカンサスモリスの花