老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

「癒しの園芸の会」の活動に参加

2015年10月31日 21時04分29秒 | 園芸福祉・植物とのつながり
 私が所属している「癒しの園芸の会」は園芸福祉の普及と実践を目指すボランティア団体で、本拠地を堺市にある大阪府営大泉緑地に置いています。
1997年に津田桂子さんを中心に設立され、現在18年目を迎えています。

 園芸福祉とは、植物の持つ癒し効果と園芸作業の持つ多様性を生かして、健常者だけでなく障がいがある人も高齢者も子供も、参加者皆が心身の癒しを感じると共にお互いが助け合える社会を目指すものです。

 園芸をされる方はどなたも植物から貰える癒し効果をご存知でしょうが、これを自分やごく親しい仲間だけの楽しみにせず、色々な人達と一緒に作業することで、お互いが支え合いながら、植物の持つ癒し効果をより深く感じたいと考えています。
私たちの会の合い言葉は、「心に花を咲かせましょう」「花とみどりでつながろう」です。

 癒しの園芸の会では、大阪府のご理解も得て、公園管理者である(一般財団法人)大阪府公園協会と提携して、大泉緑地で「癒しの園芸講座」を15年にわたり運営したり、あちこちで出前講座を開催したりしていますが、何より大きな特徴は、大泉緑地内にある実習花壇「はないずみの庭」と圃場でしょう。
これらの実習場を活用して、植物と種から育てて最後まで利用するというシステムを追及すると共に、講座修了生を核とするスタッフが週2回集まって、色々な園芸活動をしながら相互支援を実践していることでしょう。

(「癒しの園芸の会」の内容や日頃の活動状況は、右欄のリンク先の会のホームページやブログをご参照下さい)

 毎週水・土曜日が定例の活動日になっていますので、今日は約10名の仲間と共に作業を楽しんできましたので、今日の花壇の様子などを紹介します。(まさ)


実習花壇「はないずみの庭」
まだまだマリーゴルドなどが元気ですが、そろそろ秋花壇も終わりに近づきました


アメジストセージ(シソ科)は最近の冷え込みで色が深みを増しました


ポリゴナム(ヒメツルソバ、タデ科)もピンクの絨毯の様で、今が見頃です


白いオキザリス(カタバミ科)が段々と目立ち始めました


圃場の育苗棚では、10月に播種した色々な種子が順調に生育しています


畑では、トウガラシが色付き、植え付けたハボタンは虫害を防ぐために覆っています 

ベランダの模様替えと、水槽の模様替え

2015年10月30日 21時17分09秒 | 自宅の様子(ベランダ/室内園芸)
 そろそろ、冬の気配が漂い始めたので、ツレアイはベランダの模様替えに取り掛かりました。
先日、購入しておいたガーデンシクラメンを小鉢に植えて、ベランダに吊ったり、窓側に配置しました。
我が家のベランダの様子は今後色々と紹介していきますが、毎年冬から春にかけてはシクラメン/ラベンダーなどが主役になります。


購入したガーデンシクラメン


東側窓の柵に取り付けられたシクラメンの小鉢
下の段の鉢植えのシクラメンは前年から年越したものです


ツレアイ手作りのワイヤーで飾られた小鉢です


ベランダに吊るされたシクラメンの小鉢
(逆光で少し見にくいですが、この鉢が入っている籠もツレアイの手作りです)


台所のベランダでは年越しした少し大きなシクラメンが開花を始めました


最近は一応造園家である私をさしおいて、我が家の園芸はツレアイが管理するようにになり、私の出番がないので、私は専ら玄関に置いている水槽の管理で、アクアリューム担当です。
水槽といっても、ごくありふれたグッピーが数十匹いるだけですが、今日は久しぶりに水草も入れ替えたりして、何時もと少し違った雰囲気になり、魚も少し落ち着かないようです。(まさ)

今日の散歩 (ハ)コースです

2015年10月30日 20時47分19秒 | 散歩中に見かけた風景
 今日も好天に恵まれ、朝の散歩へ。
今日の私のコースは私の(ハ)コース。即ち自宅から大川に出て、大川の左岸沿いに上流に向い、毛馬橋をくぐり、現在の淀川まで行き、そこから毛馬の閘門の上を通り、淀川の左岸を下流に、JR鉄橋/新御堂筋の近くまで行き引き返すコースでした。
秋の深まった淀川を満喫しましたので、途中の風景をお知らせします。
但し、毛馬の閘門については、説明が長くなると思いますので、項を改めます。(まさ)


城北運河と大川の境目にある水門。城北運河の上は、阪神高速守口線の高架です


この水門の北側には、大阪市水道局の城北押水場があります


大川を少し遡ると、毛馬の閘門/水門があります


新淀川の堤防に出ると、与謝野蕪村の「春風や 堤長くして 家遠く」の句碑があります。
(与謝野蕪村は、ここ旧毛馬村の出生の由です)


毛馬閘門の上を淀川の下流に向って、歩きます


新淀川にある淀川大堰


川沿いに淀川河川公園を通り、ススキとセイガカアワダチソウに囲まれた小道を更に下流に


ススキが丁度見頃です


JR東海道線鉄橋のたもとには、たくさんのテッチャンがカメラを構えています


ここは丁度伊丹空港に着陸する飛行機の航空路の真下です

大阪での散歩

2015年10月29日 19時58分05秒 | 散歩中に見かけた風景
 別項で触れた様に、最近の体型崩れを少しでもカバーすべく、私のルーティンに新たに「散歩」が増えました。

 我が家は大阪駅から直線で4km弱という、極めて都心部に近い所で、しかも一般的なガサツイ/サワガシイという大阪のイメージからすると、“散歩するとこなんかあるん?”という疑問が湧くでしょうが、アニハカランヤ、大阪は皆さんが想像される以上に快適で自然環境にも恵まれているのです。

 我が家は、大阪市都島区友淵町にある集合住宅。ここから一般的な散歩コースは、私の家から、すぐ近くの城東運河に出て
(A)運河沿いに大川(旧淀川)に出て、そこから
 ①大川の左岸沿いにいわゆる桜の宮公園を通り、飛翔橋/都島橋/源八橋/桜宮橋(元の銀橋)をくぐって、川崎橋まで行きますが、左岸はここで行き止まりなので
 (イ)川崎橋の手前で、左折し大阪城に入り、城内を色々なコースで歩いて、川崎橋まで戻って、同じ道を引き返す。
 (ロ)川崎橋を渡り、今度は大川の右岸を、更に下流に天満橋/天神橋をくぐり、難波橋まで行って、ここから源八橋までは川の右岸を戻り、現八橋で川の左岸に戻って引き返す。
 ②大川の左岸沿いに上流に向い、毛馬橋をくぐり、現在の淀川まで行く、そこから
(ハ)毛馬の閘門の上を通り、淀川の左岸を下流に、JR鉄橋/新御堂筋の近くまで行き引き返す
(ニ)淀川の左岸を上流に向かって、堤防の上を城北公園まで行って引き返す

(B)城北運河に沿って旭区や城東区、更に鶴見緑地の方面に向う
という、自然豊かな実に多くの散歩コースが選べます。
更に特筆すべきことは、車道を渡るのは、(A)ではいずれも自宅から城東運河に向う途中にある横断歩道だけで、(B)でも鶴見緑地まで行く場合に限り、途中で2ヶ所ほど信号がありますが、何れのコースも完全に人間が重視された道で、車を気にすることがありません。

これだけ恵まれた、散歩道があるだけに、どのコースも実に沢山の人がジョッギングや思い思いの散歩をされていることは、大阪にとっての大きな財産でしょう。
(※ 川の右岸/左岸は、川の上流から下流方向を見て、右/左側で決まります)

今日は、(イ)コースの散歩をしてきましたので、途中の景色を紹介します。(まさ)

「桜の宮公園」というだけに、桜が多いですが、丁度紅葉が始まりました


川面に掛かる桜の紅葉は、何とも言えない風情があります


桜より一足早く、ケヤキの紅葉が見頃です


引き潮時には、大川べりで亀が甲羅干し

引き続き、今日の散歩途中で目にした、大川界隈の乗り物などの紹介です。

3年ほど前から流行の水陸両用バス(大阪ではダックスツアーと呼ばれています)


OBP(大阪ビジネスパーク)の高層ビルを背景にした、水上バス


一見外輪船風の水上バス


大阪城内の内堀では、観光船仕立ての金張りの30石舟


帝国ホテルを背景にした砂利運搬船


大川のゴミを回収する清掃舟


私のルーティン(Routein)

2015年10月29日 19時31分58秒 | 全般
“ルーティン”という言葉は、先般のラグビーワールドカップでの日本の思いもかけない善戦と、そのチームを引っ張った五郎丸選手のキック動作で一躍有名になりましたね。

 そもそもルーティン(又はルーチン)というのは、ラグビーの専用言語ではなく、「きまりきった手続きや手順。また、日常の仕事。日課」等を意味する言葉です。
どのような職場にも、各種の報告書作成などというルーティン・ワークと呼ばれる報告や記録などの日常業務や仕事があり、サラリーマン/ウーマンは毎日/毎月ルーティンに煩わされていることと思います。

 いわゆる定年を迎え、仕事の束縛から解放されると共に、今までのルーティン・ワークからは解放されるのですが、そこは全くの自由人になり切れない日本人の性??
自発的ながらも、健康のためとか何かと理由を付けて、やはり少しでも規則正しい生活を心がける人が多いようです。

 例にもれず、私の場合も仕事(サラリーマン生活しか経験のない我が家では、「仕事」とは定期的にきちんとした生活の柱となる収入のあるものを言い、如何に肉体的/精神苦痛を伴う労働で得た収入でも、不定期的でしかも生活の柱となりにくいものは、単なる趣味に伴う臨時収入としか扱われません)を離れてから随分と経過しましたが、それなりに環境に応じたルーティンが出来上がりました。

 現在の私が外出するルーティンは、
・ボランティアの園芸活動:週2回
・テニス:週2回
・スポーツジム:週6回(内、本当にジムで汗を流すのは週2~3回ですが、その日も含めて週の内6日はお風呂代わりに、サウナなどを活用)
・スーパー銭湯:週1回(スポーツジムがお休みの、毎主水曜日)
・マッサージ:週2回(右肘の変形性関節症にも拘わらずテニス継続のため)
・その他、不定期的な園芸ボランティア活動や、友人とのお付き合い(飲み会)など
という具合に、結構毎日が忙しく、丸一日中在宅ということはまずありません。
これも、何とか健康を維持しているからこそできることで、健康な体に育ててくれた両親、毎日の食事に気を配り私の好き勝手なルーティンを認めてくれているツレアイ、更に健康の源であるボランティア活動やテニスの仲間たちのお陰と、感謝! 感謝! です。

しかし、年齢相応の代謝率の衰えの為か、ここ数カ月回りから「デブってきた」「ブトった」などと言われるようになり、新たに「散歩」という外でのルーティンを加えました。
2週間ほど前から、週2回程ですが、自宅近辺を散歩するようにしました。

 また、今年春までは夕食後はほぼ毎日TVを見ながらもPCでのボランティア関係の事務処理に追われていたのが、やっと解放されましたので、自分の時間が持てるようにもなり、このブログを開始しました。
今後の新しい在宅ルーティンとしても、読書とTV鑑賞に加えてこのブログが大きな比重を占めるようになるでしょう。(まさ)