暮らし向きを表現する言葉として、「左うちわで暮らす」とか「左前になる」という言葉がありますが、この「左」という言葉が気になって少し調べてみました。
左うちわ:
“安楽な暮らし”を意味しますが、この「左うちわ」については、大事な右手は遊んでいて使われていないことを意味し、つまり主人以外が働き、主人は遊んで安楽に暮らしていける状況を指すようです。
左前:
経済状況が悪いことを指しますが、これは着物の右の衽(おくみ)を左の衽の上に重ねて着ることで、死者に経帷子(きょうかたびら)を着せる際の習慣であることから、『逆で悪い』という意味になります。
つまり、二つの言葉の「左」は全く関係なかったのですが、通常では使わない使い方をするということでは異常な状態を指しているといえるでしょう。(まさ)
これで今年も無事に終わりましたが、来年は皆様にとっても良い年でありますように・・・
私も、少しでも新しい環境に慣れて、健康で過ごせることに注意します。(まさ)