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玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『西園寺公と政局Ⅴ』(その1)

2025-08-22 19:58:40 | 近現代史

どうも私の地頭(じあたま)が悪い所為か、一度読んだだけでは書いてあることを理解できていないことが多い。

近現代史においては、木戸幸一の『木戸日記』と原田熊雄の『西園寺公と政局』は必須の史料である。しかし、原田の本は、内容は解りやすいのだが、年月日が明確でないために、ただの報告や噂として見過ごしてしまうことがある。

原田の日記は別冊も含めてほとんど揃えてあるのだが、実は五巻だけ買ってなかった。

アマゾンにも、「日本の古本屋」でも品薄で値段が高かった為である。たぶん二・二六事件の頃を扱っていたので人気があっただろう。

春ごろに「日本の古本屋」で500円の本を見つけて、やっと買い求めて読んでいるのだが、色々違った見方ができて面白かった。

残念なことに、原田は木戸からの事件勃発の報告を受けて、身の危険を考えて、2月26日以降3月2日までジッと身を潜めていたようである。従って、この本の二・二六事件の現場情報は殆どが木戸から得たモノであった。

昭和天皇は最初から「暴徒」と決めつけていた。多少は反論した本庄繁侍従武官の意見も全く取り合わなかったそうである。最初から、この二・二六事件は「単に暴徒の叛乱という国家の扱い」を運命づけられていたのかもしれない。(次回に続く)

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近頃、正義がない

2025-08-22 10:19:38 | ブツブツ

どこかで「正義」とやらは売ってないモノだろうか。アマゾンやメルカリに売っていないだろう。

新聞にも、当然TVにも正義はない。新聞は未だに石破辞任を誤報と認めないし、TVはずっとJ事務所を使い続けた。

検察・警察は告発を受理しても一向に動かない。キハラ事件を事件性が無いと偉い人が言った儘である。裁判所はハナから違憲立法審査権を放棄しているばかりか、市民の側に立つ判決は少ない。税務署は裏金を見ない振りする。

本来は正義が行われる場所が怪しくなれば、社会や国家の信用がなくなるのは当然である。正義や公正を求められる機関や組織は、噓でもオモテ面でもいいから正義面をして欲しい。

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同じ過ちが好き

2025-08-20 14:50:30 | つぶやき

同じ過ちを何度もやる。未だにアベノマスクの値段も業者決定理由は明かされない。学術会議の落選理由も言わない。国葬決定の内閣法制局見解の情報公開が出ない。アベ・スガ・キシダの時代である。

兵庫県知事の選挙違反は立件されない。森友関係の公文書改竄資料はやっと一部公開されたようだが、…。石破は今試されている。

人は偉くなると現行犯でもない限り、法で罰せられない地位を得るのだろうか。

誕生祝の軍事パレードを行ったトランプのアメリカを笑えない。

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陰謀論というレッテル

2025-08-19 17:23:11 | ぼやき

近頃よく言われるのは「陰謀論」である。単に、明確な根拠ない論考といえば良いのだが、妙にうがって怪しく云われるのが多い。

先日、ネットで元日航の機長だった方が「あれはボーイング社の修理ミスです。その修繕をよく確認しなかった日航の整備部門に責任がある」と言っていた。その元機長の云う言葉には一定の説得力があった。

また「米軍は御巣鷹山の現場にヘリコプターで行って助けましょうかと云ったが、当時の中曽根総理が断った」と、「その理由はわからない。中曽根が墓場まで持って行った」とも云った。

今となって、中曽根の葬儀は安倍国葬よりも自衛隊が前面に出て軍国調の感じがしたのが気に懸かる、…。

 

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甘い囁き

2025-08-18 19:28:35 | 挨拶

このブログが終わると聞いた時に、少し慌てて戸惑ったのですが、日が経つにつれて「いまオマエが逝っても、フッと惚けても、全部、始末してくれる」という囁きが聞こえてきました。

最初はその囁きがほんの冗談だったものが、今では甘い囁きになっています。

一旦は、ネットの片隅から居なくなり、又は弾き出される安堵感が増しています。段々、新規投稿のアクセスがし辛くなっているようなので、先にお知らせしておきます。

次にネット空間に戻るか、そのまま現実界で朽ちるかは決めていません。戻る時には、「玄冬~」を名乗るつもりです、…。

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