東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

稲わらの裁断,薬価大学生

2008年12月04日 | 稲:その他

 先日購入した稲わらカッターを使って、田んぼに積まれた稲わらを少し裁断しました。初めて使う機械のため、今日は機械調整を中心にした試し裁断です。最初、稲わらカッターを運搬機で畑に運び上げ、続いてそれを動かす発動機を畑に運搬しました。

           運搬機の荷台に稲わらカッターを載せて運搬


 畑に機械を運ぴ終わると稲の裁断長を決めるギアを調整しました。一番短い裁断長は2cmで一番長い裁断長は15cmです。なるべく短く裁断できるようにギア比を変えました。

    二つのギア比で裁断長を決定         調整後、安全カバーで覆う
 

 発動機を動かしてから稲わらカッターのプーリーと平ベルトで繋ぎました。意外と静かにカッターが回り始めました。稲わらカッターのクラッチを入れて、稲わら投入口に稲を入れてみました。
 すると、稲がカットされていることは音で分かりましたが、一向に排出口から稲わらが出てきません。どうも回転が遅いようです。回転を上げるため、発動機のローター径を太くして試して見ることにしました。

     発動機の細いローター         太いローターに急遽変更
 

 今度はちゃんと稲わらが裁断されて、排出するようになりました。いろいろ稲わらの量を変えて入れてみました。すると、発動機の馬力が弱いのか平ベルトがスリップするのか、大量に稲わらを入れると裁断された稲が詰まって排出されません。わら束を半分にして入れると良いようです。今回は稲わらカッターの調整が主でしたが、今後の課題です。試しにモロコシの茎を入れるときれいに排出されました。

          もう少し回転が早く馬力のあるエンジンが最適か


 私が稲わらの裁断に奮闘していると、東京薬価大学ASIATOの1,2年生達が田んぼにやってきました。先月の脱穀の後始末にやって来たとのこと。田んぼに置いてあった竹ざおなどを整理していました。長い竹ざおは大学に持って帰るとのことで、二人一組になって長い竹ざおを持って大学に帰って行きました。

           竹ざおを田んぼから運び出している東京薬価大学生達

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