小型の耕耘機(管理機とも言う)の多い故障の一つに、リコイルスターターの始動ロープ切れがあります。ここ4年ほど始動ロープが切れることが無かったのですが、1週間ほど前に切れてしまいました。切れてしまうと、リコイルスターターを使ってエンジンをかけることができません。
始動ロープを納めておくリコイルスターター
このような時は、別の方法でエンジンをかけることができます。リコイルスターターを外します。エンジン直結の回転始動部の窪みに、新しいロープを引っ掛けて巻き付けます。そして、ロープを引っ張り解きながら始動します。昔の耕耘機はこのような方式でした。いつのまにか、リコイルスタート方式やセル方式ばかりになりました。
切れた始動ロープ リコイルスターターの分解 新しいロープを挿入
さて、リコイルスターターは耕耘機のメーカーによって構造が異なります。私が使っている耕耘機は、父親譲りのものやいただいたものです。そのためメーカーも、今回直すクボタ,ホンダ,イセキ,ロビン,農協(クボタのOEMか)などがあります。そのため、壊れるたびに思い出して修理しています。忘れてしまって思い出せない場合、構造を元に知恵を絞ります。
ロープを引っ張らないと ロープを引っ張ると
始動するための突起が出ない 始動のための突起が出る
リコイルスターターに始動ロープを納めて修理が終わると、耕耘機に取り付けました。そして、燃料コックをひねってガソリンを出し、チョークを入れて、始動ロープを引っ張りました。すると、いつものように耕耘機のエンジンがかかりました。そして、快調に畑を耕耘してくれました。この耕耘機、これからも活躍してくれるでしょう。
エンジン直結部の窪み リコイルスターター取り付け 快調に畑を耕耘
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