東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 お地蔵様,石碑,神社仏閣などの歴史探訪 小行司編1(1/2)

2014年05月10日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日、大波野の古墳や遺跡を巡るミニウォーキングをしました。その時、ため池をはさんで神社の反対側にあると聞いた祠に今回行ってみました。その祠、絶壁のような階段を上がった場所にありました。祠の後に瓦製のミニ屋根の残骸がありました。もともとは瓦製だった立派なミニ根が何らかの原因で壊れたのでしょう、セメントで作り直した屋根の祠でした。碑文がなにも無いので、いつ建立されたのかなど分かりません。草が生えていないので、地域の人が定期的に除草しているようでした。不思議な祠でした。

       見上げるような急階段             いつ頃建立?不思議な祠
 

 大段地区の言い伝えでは、ため池の両側にある神社とこの祠で、山の向こうからやって来る邪気などの悪しき霊などから大波野を守ってきたそうです。病や災害のような自然災害の理由が分からない時代、このような狭い峠や山境から邪気がやって来ると思われていたのでしょう。
 さて、祠に行く急階段頂上から南側を見ると、ため池をよく見渡すことができます。ため池ができる前、どんな風景が広がっていたのかと想像しました。

             大波野上段地区の北奥にある、祠から見下ろしたため池


 続いて、またまた小行司に行きました。何回目の小行司でしょうか。行く途中の教円寺の東隣りに多賀神社への登り口がありました。そして、その登り口に新しいお地蔵さまがありました。お地蔵様は昔からあり、屋根や柱が新しく作り変えられたようです。その昔、大波野や塩田方面からここを登って多賀神社に参拝したのでしょう。

  教円寺脇の多賀神社へ向かう登り口            手作り展望台そばの丸い大岩
 

 次に、多賀神社に行く車道の途中に、見晴らしの良い場所があります。そこには、小行司の方が作った手作り展望台があります。すぐそばに、不思議な丸い大岩が三つ無造作に転がっています。18日のウォーキング時、見晴らしの良いこの展望台で昼食休憩すると良いかも知れません。

         多賀神社から少し離れた、車道沿いの見晴らしの良い手作り展望台


 多賀神社からの展望も良いのですが、周りを木々が覆っています。このため、広く見渡すことができません。この展望台の方が、もう少し見晴らしが良いです。大波野,田布施,平生湾,馬島佐合島などが良く見えます。そして直下に、しろかき中なのでしょう、水を溜めた生野の田んぼが少し光っていました。

          多賀神社から300m位西にある手作り展望台から南を見下ろして


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