東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 のんびり大平山 ウォーキング(2/3)

2019年04月04日 | 歴史探訪他ウォーキング

 大平山頂上に着いた頃、尾根を登ったため暑くて汗ばんでいました。しかし、のんびりと昼食休憩をとっているとだんだん寒くなってきました。30分位座っていると、冷たい風がじわじわと体温を奪います。凍えてきたのか、皆さん早々に立ち上がって下山の支度を始めました。私もザックの支度を整えて頂上を下ることにしました。

  平山の頂上で、昼食休憩をとっていると寒くなってきたため早々に下山開始


 下見の時と同じように、下山は登ってきた尾根と反対側の尾根へと下ることにしました。体が冷えていたため急ぎ足で歩きました。多少の登り降りがありましたが、かまわず私が先頭にってなって進みました。20分位下っていると、軽自動車が通れるような林道に合流しました。

  頂上からの尾根下り   倒れた木をまたぐ      林道に合流
  

 林道に降りた頃になると、少しばかり体がほかほか暖まりました。しばらく進むと、余田方面への分かれ道に来ました。下見ではここから保生地に向かって林道を進みました。しかし、今回は余田方面への分かれ道を選びました。少しばかり下ると、竹林に囲まれた山道に分け入りました。その竹林の山道をさらに下ると、日が当たる下り道に出ました。この道は古道のようです。その昔は人々が歩いていたに違いありません。棚田の跡を横目に見ながらさらに下りました。

     竹林に囲まれた暗い山道      日が当たる暖かい山道
 

 さらに山道を下ると、落葉が積もった舗装道路に出ました。落葉の積もり具合からみると、5年以上は使われていないように思われました。どんどん下っていると、空き家と思われる屋根が見えてきました。余田の坂本地区に着きました。その家の山側に朽ちた祠がみえました。10年以上は放置された祠のようでした。石碑から推測すると、江戸時代後半にはたくさんの人々が参拝したに違いありません。なお、坂本地区は私の祖父の実家があります。私の祖父や曽祖父は、おそらくこの祠に日参したのではないかと思います。

  余田坂本に到着      山際の朽ちた祠       休憩した正連寺
  

 私の祖父の実家の傍の道をどんどん下って安立に向かいました。安立寺に着くと、門の横にある小さな池の前で立ち止まりました。池を目の前に、安立寺が建立される前にあった大池と大蛇の伝承について説明しました。その大池は、安立寺を建立するさいに小さな池になったそうです。大池に住んでいた大蛇はどこかに去っていったとか。その伝承を解説すると隣の正蓮寺に行きました。境内に入るとお寺の方にご挨拶をしました。そして境内で休憩させていただきました。ありがとうございました。

      柳井市大平山を中心とした今回のウォーキングコース

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