東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

藍畑の草刈り。ごめんなさいキジさん

2024年06月09日 | 草刈り,整地

 数日前に藍の苗を畑に植え替えました。その藍畑の草むしりをしたり、周辺の草刈りをしました。草刈りをしていると、突然キジが飛び出ました。模様から雌のキジです。周囲の草むらを見渡すと、何と巣がありました。そして、その巣の中には薄灰色の可愛い卵が五個あるではありまんせんか。私もびっくりしましたが、キジはもっと驚いたはずです。ごめんなさいねキジさん。

     藍の畑周辺を草刈りしていると、草むらからキジが飛び出る


 キジが飛び出る一時間以上前から草むしりしたり、草刈機で草を刈り取っていました。その間、キジは卵を抱きかかえて気がかりだったことでしょう。私が草刈りしながらだんだん近づいて来たので、我慢しきれなくて飛び出たようです。

  刈り払われた草むら   今年も収穫見込み干柿   草むらの中のキジの卵
  

 心配しているのは、草刈りして周辺の見通しが良くなったことです。天敵のタヌキ,カラス,イタチ,そしてトビなどが襲わないか心配です。これから一ヶ月位の間、巣に近寄らないようにします。藍の草取りや施肥は来月以降にします。キジの親鳥は戻って来るでしょうか。ちゃんとヒナが生まれて育つか心配でなりません。
 この年齢になるとよく感じます。生き物の子供を見かけたりすると、あるいは名も知らぬ子供を見たりすると、何故かいとおしく感じます。子育てをしている時は、いとおしさや可愛さなどを感じるゆとりが無いまま時が過ぎ去ってしまいました。今、自然の豊かさや命の大切さや不思議さに感じ入ることが多くなりました。

  キジの巣を知らずに綺麗に草刈り     道端の草むらも綺麗に刈り取り
 


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