東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

最後の防鳥網を回収,繕い(3)

2010年12月02日 | 稲:その他



 先日の防鳥網回収に続いて、田んぼに残っていた防鳥網2張りを回収することができました。これで全ての防鳥網を回収できたことになります。とても細い糸で編まれているため、所々傷んでいて切れているところもありました。

                    残った防鳥網1張りを繕っているMさん


 防鳥網はとても広いため、回収するときのことを考えながら張らなければなりません。特に、四隅のうち南北の部分の辺は一つにまとめなければなりません。南北の辺をちゃんとまとめておかないと、来年田んぼに張るときにとても困ります。

    まとめられた防鳥網の南の辺             南北の辺を両側に引っ張る
 

 南北それぞれの辺をまとめると、今度は網を畳んでいきます。まず、南北の両端を引っ張った後、それを、二つに折り返します。それを二回繰り返して防鳥網を小さくたたみます。

                    南北の辺を二つに折り返した防鳥網


 この防鳥網の回収はとても根気のいる作業です。よく漁港で漁師が魚網を広く干しながら繕っている姿を良く見ますが、そのように農作業の合間に根気良く作業しなければなりません。とにかく、今年は全ての防鳥網を回収繕いました。ここの田んぼでは、防鳥網にかける時間は相当なものです。それだけ、スズメなどの害鳥に悩める稲作りです。

             綺麗にたたみ終わった防鳥網、お疲れさまでした。

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