東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

我家の裏山、椎茸(しいたけ)栽培用の原木を伐採

2015年02月11日 | 樹木,果樹

 去年は、1月に椎茸用の原木を伐採しました。今年は、遅れて2月になりました。形が悪くて病気にやられているかも知れないコナラの木を伐採しました。根元がやや黒いうえに、幹にあちこち瘤があるので病気だと分かります。今年は、健康な原木を残して病気を持っているような原木を伐採することにしました。

    伐採に使用する道具       倒す方向にロープ        倒す方向に横Vカット
  

 原木の近くにはいろいろな木が生えています。うまく切らないと、倒れるはずの原木が他の木に寄りかかり倒れません。一昨年のことですが、倒れるはずの原木が他の木に寄りかかり倒れませんでした。数日後、ウィンチで引っ張るなどしてなんとか倒しました。その作業は大変でした。その失敗以降、ちゃんと倒すように心がけています。目的の方向の確実に倒すため、今は必ず手動ウインチを使っています。

                倒したい方向に手動ウインチでぐいぐい引っ張る


 私が木を倒す時に使う道具は、チェーンソー,保護メガネ,手動ウインチ,ロープなどです。あと、レンガを使います。ロープにレンガを結び付け、高い枝に向かって投げるのです。原木のなるべく高い位置にロープを結び付けたいからです。ロープを結びつけた後、倒したい方角の根元を横Vカットに切ります。そして、手動ウインチを使ってロープで倒す方向にぐいぐい引っ張るのです。

     倒す側と反対側を切る                  倒した原木、樹齢26年
 

 今回倒した木は、私が16年前に巣箱を取り付けた場所近くです。16年前と言うと、私が大手電機メーカーのコンピュータ部門でバリバリ働いていた頃です。40歳中頃のことです。今後16年前のように、巣箱をたくさん作って木々に取り付けようと思います。そして、小動物が生活しやすい山を作りたいと思っています。
 倒した原木は1ヶ月ほどそのままにして乾燥します。そして、1ヶ月後頃に椎茸菌を接種しようと思っています。倒した木の根元は、ひこばえが生えます。来年の春、ひこばえを1~2本程度に間引きします。すると、また10年後頃に原木として使えます。椎茸作りは10年ごとのリサイクル農業なのです。

           倒した椎茸用の原木、1ヶ月間干した後に椎茸菌を接種


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