東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾 勉強机の椅子専用ざぶとん作り

2020年02月14日 | 子供の育成関連

 前回は調理で、ホットケーキ作りでした。今回は手芸で、勉強机の椅子専用のざぶとんを作りました。あらかじめ子供には、腰かけ部分のサイズを測っておいてもらいました。中に入れるクッションは、田布施農工高校でいただいた羊の毛です。その毛を洗浄した羊毛をふわふわにして入れました。座り心地の良さそうな素敵なざぶとんが出来上がりました。

       中にふわふわの羊毛を入れた素敵なざぶとん


  ざぶとんを作る前に、自分の気に入った色や柄の布を選んでもらいました。子供が選んだのはアヒル模様の明るい布でした。次に、腰かける部分をかたどった紙をチャコを使って布に写し取りました。チャコペーパーとルレットを使って写し取ってもかまいません。紙の1cm外側を縫い目とし、さらにその1cm外側をハサミで切り取りました。

どの柄の布がいいかな   チャコで写し取る    ハサミで切り取る
  

 布を切り取ると、手回しミシンを使って縫いました。使ったミシンは砲弾型ボビンを使った骨董手回しミシンです。万が一故障した時に備えて、もう1台手回しミシンを待機させておきました。しかし杞憂でした。折り返し縫いをして糸がほどけないようにしました。紐を付けた部分は、2度縫いをして補強しておきました。

   手回しミシンでどんどん縫う     ざぶとんを裏返して確認
 

 縫い終わると、布を裏返しにしてざぶとんの形を確認しました。そして、もう一度裏返しにしました。次に、ざぶとんのクッションにする羊毛をカーダーを使ってふわふわにしました。そして、裏返しにしたざぶとんの上に敷き詰めました。続いて、ふわふわの羊毛を巻き込むようにしながらざぶとんを裏返しにしました。最後に、羊毛が外に漏れないようにざぶとんの横に空けた穴をふさぎます。しかし時間が過ぎていたので、家で縫ってもらうことにしました。次回の成器塾に、完成したざぶとんを持って来てくれると思います。

  羊毛をふわふわに    敷き詰めた羊毛    羊毛と一緒に裏返し
  

コメント
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