東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

茨城県 袋田の滝周辺ウォーキング(2/4)

2017年02月11日 | 歴史探訪他ウォーキング



 水戸より寒いのでしょう、袋田の梅は硬いつぼみのままでした。袋田の滝へ向かう道のあちこちを歩いていると、たくさんの石碑や神社仏閣祠などがあることに気が付きます。多いのは歌碑です。やはり滝にまつわる歌が多く読まれています。平安時代の西行もこの滝に来たようです。西行が詠んだ歌を刻んだ石板もありました。

  まだ硬い梅のつぼみ    小道に置かれた歌碑    四度瀧不動尊
  

 もう少しゆっくり周りを見たかったのですが、家内の電話にせかされ袋田の滝に着きました。この付近は奥久慈自然休養林とのこと。今は木々の葉が落ちていますが、夏は緑でいっぱいなのでしょう。そして、晩秋の紅葉は絶景のようです。袋田の滝はそれぞれの四季の美しさがあるとのことで、今は冬なので、残りの春、夏、そして秋にも来て見たいものです。

 奥久慈自然休養林の碑    胎内を模した滝入口   恋人の聖地モニュメント
  

 袋田の滝を見るためにトンネルを通ります。トンネル入口前で観覧券300円を払いました。千円札を出して、おつりとして500円玉を一つに100円玉二枚を受け取りコートのポケットに入れました。トンネルに入ってすぐ祠のようなものがありました。説明を読むと、このトンネルは母なる大地の胎内を模しているとのこと。トンネルを通ると脇道に恋人の聖地と書かれたモニュメントがありました。町おこしの一つなのでしょう。あまりカップルの姿はありませんでした。

              袋田の滝を後ろに、私と家内


 恋人の聖地モニュメントを過ぎて視界が広がると、そこに広大な袋田の滝がありました。真冬のためほとんど凍結しており、流れる水はわずかでした。ですが、日本三大滝の意味がよく分かります。広大な岸壁を流れ落ちています。梅雨時は、水しぶきや轟音がすごいそうです。夏にまた来てみたいものです。

  たくさんの観光客      滝を見下ろす展望台    展望台からの滝
  

 滝をもっとよく見るため、エレベータで展望台に上りました。その時までコートを着ていたのですが、暑くなったためコートを脱ぎました。その脱いでたたんだ瞬間、チャリンと音がしたのです。まさかと思ったら、後のまつりでした。ポケットには二枚の100円玉しか残っていませんでした。アレー!500円玉が展望台の床の隙間から下へ落下してしまったのです。家内達は大笑いでした。神様がポケットからお賽銭を抜き取ったのだとか。

          JR袋田駅から袋田の滝まで歩いたコース

コメント
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