東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

羊の毛を、脱脂して洗浄するも、大失敗

2017年02月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年の春にいただいた羊の毛が、倉庫に余っていました。そろそろ紡ぐ羊毛が無くなってきたため、毛を脱脂した洗浄することにしました。古い羊の毛だったためか、汚れが目立っていました。そのため、熱めのお湯にやや濃い石鹸を溶かして洗浄することにしました。毛を石鹸水に入れると、汚れが石鹸水に溶けたのでしょう水が汚れてきました。

  少し汚れた羊の毛      汚れが溶けた石鹸水    洗濯機で脱水
  

 1度目の洗浄が終わると、羊の毛は汚れがだいぶ落ちていました。羊の毛は、通常2~3回洗浄します。そこで、もう2回洗浄することにしました。同じように温かい水で石鹸水を作って、先ほどの羊の毛を入れました。そして、汚れが落ちた頃を見計らって脱水しました。だいぶ綺麗になりました。

           2回の洗浄でだいぶ汚れが落ちた羊の毛


 そして、最後に3回目の洗浄をしました。ここで大失敗をしてしまいました。洗浄後、脱水しようと洗濯機の「脱水」ボタンを押しました。ところが、1時間後洗濯機に戻ってみると、羊の毛がフェルト状態になっているではありませんか。「脱水」ボタンでではなく「通常」ボタンを押してしまったようなのです。あーあ、やってしまった。フェルト状態になった羊の毛を、温かいお湯に入れてほぐしました。しかし、ふかふかした状態に戻せません。時間をかけてほぐすしかありません。やれやれ。

 からまってフェルト状態の羊の毛      温かいお湯でほぐすもダメ
 

コメント
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