東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今は田植えシーズン、東京都里山保全地域散策

2011年06月20日 | 稲:田植え,草取り

 6月中旬は田植えのシーズンです。あちこちの田んぼで田植えの真っ最中。近くの田んぼを散策してみました。この田んぼ付近は東京都「八王子堀之内里山保全地域」です。10年以上前からこの貴重な里山が残るようにいろいろな方が地道に運動を展開した結果、よほどことがない限り未来永劫里山として残ることになりそうです。

        小川の上流から下流に向かって、順次水をかけ流している田んぼ


 年に一度、この里山に関わる団体が集まって山の下刈りをします。私もその下刈りに参加したことがあります。刈った笹などの下草を田んぼに集めて燃やしたりしました。里山保全の活動は地元の団体やボランティアが協力しないと出来ません。

       田植えしたばかりの田んぼ            田植え中の方々
 

 ここの田んぼでは、保育園,小学校,中学生高校生大学生地域の方々などの稲作,自然活動、そして泥んこ運動会などに生かされています。私も毎年、小学生の田植え稲刈り,そして食育ボーイスカウト活動などに活用させてもらっています。私自身も仕事をしながらストレス解消に役立っています。

        森や林から流れ出る自然の湧き水を利用した昔ながらの稲作


 7月上旬に、この田んぼの一つで小学校の田植え体験をします。先日先生を招いて下見をしましたが、今年も子供たちの笑顔が見れるのかと思うと嬉しくなります。稲作は一年を通じてなかなかしんどい作業なのですが、私の生活リズムに合っています。田舎(山口県)に帰ってからも稲作を続けたいと思っています。

                   東京都の棚田(3段ほどの極小棚田)

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