東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いgeneral製真空管ラジオ6S-16の修理(3)

2011年05月31日 | 古ラジオ修理工房

 前回は、修理と言うよりも単にラジオ筐体内の埃やゴミを掃除しただけでした。今回は修理の第一歩としてラジオの照明を修理しました。ラジオの照明には、チューニングダイヤルを照らす照明と、ラジオモードかアンプモードかのどちらであるかを示す照明の二種類があります。

              故障しているチューニングダイヤル照明用の6.3Vランプ


 最初、チューニングダイヤルを照らす照明を修理しました。6.3Vの豆ランプのうち、フィラメントが切れたランプ2本と正常なランプ1本(ガラスがくすんでいる)の計3本を交換しました。そして、ランプが挿入されてなかったソケットに新たにランプ1本を挿入しました。計4本のランプが点灯するようにしました。

  フィラメントが切れたランプの取り出し        新しいランプを挿入
 

 そして、チューニングダイヤルを照らしていたランプ(ガラスがくすんでいる)1本を、ラジオ受信時に「Radio」と照らすはずのランプ(フィラメント切れ)と交換しました。これで、すべてのランプが点灯するようにしました。

           取り替えたランプが正常に光っていることの確認


 ランプを全て交換,追加後にシャーシをラジオの筐体内に収めました。そして、100Vの電源を入れてみました。すると、これまで暗かったチューニングダイヤルグ表示部が綺麗に照明されるようになりました。さらに、これまで光らなかった「Radio」表示が光るようになりました。

        橙色に光るチューニングダイヤル表示部と、緑に光る「Radio」表示

コメント
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