東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

オートミールがようやく出穂

2011年05月23日 | 麦,穀類,雑穀

 一昨年の秋に種をまいて育て去年の同じ頃に出穂して収穫する予定だったオートミール。去年の初夏に他の麦と間違えられて、実が熟していないうちに刈り取られてしまいました。この麦は、普通の小麦などと比べて熟す期間が遅いのです。今年は間違って刈られてしまわないように注意しようと思います。この麦は燕麦の裸種で、殻が実と分かれているので脱穀しやすい燕麦です。

                      出穂したオートミール、燕麦の裸種


 今出穂しているオートミールは、去年間違って刈り取られたわずかなこぼれ種から芽生えたものです。去年の晩秋にサニーレタスと混植しました。一般的に麦類は移植しない作物です。このため、混植のために植え替えたオートミール苗がちゃんと育つか当初心配でした。しかし、期待どおり育って出穂してくれました。

         オートミールの穂群            穂を構成する一つ一つの実
 

 このオートミール、どんな収穫方法なのかまったく分かりません。小麦のように棒で叩いて脱穀して風を通して殻を取ってみようと思っています。さらに、どんな食べ方があるのか分かりません。お粥のしたり、クッキーにしたりするようです。実を収穫できたら実際に調理してみようかと思っています。どんな味なのか少し楽しみです。

                空に向かって伸び上がるオートミールの穂

コメント
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