little forest 冬/春

夏/秋編に続いてのお話です・・・今回もいち子が作る野菜と料理を中心としたエピソードの積み重ね。親友のキッコとの関係や自分のあり方を見つめ直す話になってますね。

橋本愛と松岡茉優の代表作になるんじゃないかな？それくらい印象深い作品です。特に春編のラスト・・・５年後の話になっていますが・・・ちゃんと話として終わっているのが良かった。ただ単に１年を通じた話だけかと思っていただけにこのラストは素敵です。

さらに、いち子の演じる神楽の美しさ・・・このシーンも特筆ものです。

娚の一生

都会暮らし（不倫）に疲れ、祖母の家で過ごしていたが、祖母の死によって祖母の教え子でもあり・・・の53歳の大学教授と同じ家に暮らすことになったつぐみ。突然の同居に戸惑いながらも、次第に惹かれあってゆく二人。

廣木監督×榮倉×JUJU×TBSって『余命～』と全く同じなんですけどね・・・。作品自体は予想してたほどドロドロしてなくて気軽に観れる佳作です。話の流れも、お祭りを境に変わっていくんですけど、二人の交際が予想外に反対がないのが意外でしたね・・・。

ただ、宣伝の人が作ったであろう宣伝にラストシーンが印刷されてるんですけど、最初のエピソードを観るだけでこれがラストシーンと判ってしまうのですよ・・・これでは作品の興味をいきなり削がれるようなものなのでとっても残念！