味園ユニバース

渋谷すばるってこんなに歌が上手かったんだ・・・。

極力無駄なエピソードを削って、記憶をなくした男と、過去に縛られてる女の話にしたのは正解なのかもしれない。それにしても二階堂ふみの上手いこと・・・大阪弁を違和感がないし、この作品の軸になってるし・・・。渋谷すばるもいい味だしてるし、ラストの笑顔がとってもいい。それと「赤犬」・・・ただのオッサンのバンドじゃないなぁ・・・。最後に味園ユニバースの雰囲気の良さといったらもう・・・。

山下監督の大阪在住経験が活きてるような大阪描写が心地いいし・・・。

悼む人

非業の死を遂げた人を、その死亡場所で悼む青年がいる。その青年を巡る人たちのお話。

う～ん・・・原作を読んでないんで仕方ないんだけど、確かにこれから生きていくための話なんだろうけど・・・主人公の気持ちがよくわからない・・・。

ただ確かなのは、大竹しのぶにあんな演技されちゃあ誰にもかなわないってことだけですな・・・出演者の演技はいいんですけどね。