シェイクスピアの『真夏の夜の夢』を、舞台を沖縄の小島に変えた作品。
中江監督の『ナビィの恋』や『ホテルハイビスカス』を見てないんで・・・おそらくこの辺の作品の流れで見ると面白さも増すんだろうけど・・・。
全編沖縄弁なもんで、字幕も付いてたけどセリフがわかりにくいのが良さでもあり欠点でもあり・・・話の流れが、言葉で止まってしまうのはちょっと残念。
ネタ的には面白いんだけどね・・・。
1974年・・・若者がまだちゃんとした青春を送っていた時代に高校1年の主人公が経験するいろんなこと・・・でもほとんどが女の子関係なんだけどね＾＾
みうらじゅんが自身をモデルにしてかいた小説を田口トモロウが監督した作品。なんかいいね・・・こういう時代がちゃんとあったことが。私にはこんな青春の思い出がないだけに、羨ましくもなる・・・。主演の子を含めて、当時の雰囲気を醸し出していたと思うけど・・・ちょっと苦労してたかな？
学園祭で終わらないことで、より面白い作品になったと思うし、この子たちの2年後くらいも見てみたいもんです。
竹中直人監督が、思いっきり自分の作りたいホラーとコメディを悪のりして作った感じ・・・。
ただ、ホラーって感じもしないし、コメディって感じでもない・・・なんかとらえどころのない作品でした。演じてる人たちが真面目にやってるだけに、監督の悪ふざけが過ぎるのがなんかいただけない。
仮想社会が暴走を始めたとき、立ち向かったのは1人の少年と、大家族の親戚たちだった。
アニメ自体、『時をかける少女』以来かもしれん・・・制作陣が同じこの作品。面白かったですよ。日本の原風景とネット社会という懸け離れた２つが見事にマッチしてるし、高校野球・食事・花札なんていうアイテムは予想外で脚本の良さと声優の良さが後半の盛り上がりに繋がったと思います。
こういう作品が、世界でどう評価されるか？とは思いますが、細田監督にはこういう作品をもっと作って欲しいと思います。
