大林監督の「なごり雪」に続く、大分シリーズというか伊勢正三シリーズというかの第2作目。
風の『22才の別れ』と大分と彼岸花を足したら、こんな素晴らしい作品が出来ました(大林ファンなので、点数は甘めですが・・・)。
冒頭の「60年代症候群」の説明を聞いてたら、なるほどと思って・・・それからは主人公に気持ちが同調してしまって・・・(筧さんほど、2枚目でも格好良くもないですが・・・)。
全編に流れる『22才の別れ』をアレンジした音楽が大林作品らしくて・・・テンポがよくて、おとぎ話に近い話もスッキリとしたものになっています。
ラストは別れなんですけど、見ていて変に気分がいい。これは「なごり雪」も早く見ないといかんなぁ・・・。