原爆が落とされた広島で、原爆投下から13年後に死んだ皆美と、現代に生きる皆美の姪、七波。この2人を通して、広島の出来事を綴った物語。
とりあえず物語が素晴らしい。特に前半の皆美の話がとってもいい・・・。皆美の最後の言葉は涙なしでは見られませんでした。ここの部分だけでも、アメリカを始めとした世界で上映してくれたらと強く思いました・・・。
戦争を題材にすると、国を守るだとか、空襲後の悲惨な話とかが多い中、こういう普通の人々の話をもっともっと取り扱うべきじゃないかと思います。(『父と暮らせば』なんかはいい例です。)
8月6日を前にしてこの映画を見れて良かった。(しかし、佐々部監督の作品にはハズレが少ない!)